5月10日 中東山 一人
昨年11月、「紅葉のブナに新雪」の絶好のタイミングに恵まれた最初の中東山。
今度は新緑のブナ林を見たいと連休に再訪を考えていたが、千本山・野根山へのアッシー君を努め実現せず。
今回は女房が所用で同行できないと言うので久しぶりに一人で出かける。
可能ならば中東山から石立ピストンも考え5時前に出発。

自宅から130q2時間15分で峰越林道1035mヘリポートへ。
登山口へ着くと先客が一台。渓流釣り・中東山どちらだろうか?
林道歩きの途中対岸に滝が見え出すが先日の雨の為か水量が多い。
やがて、ジルサワ谷を左岸へ渡渉する。といっても飛び石伝いに3歩。
渡渉地点で1235m、頂上まであと450mのみ。
森林管理署により、良く整備されたジグザグ路で高度を稼ぐ。
ブナの新緑を眺めながら途中で朝食タイム。
歩き始めると白い花を付けた木があちこちに点在。
シロヤシオだろうか?でも遠いので判らない。帰りに確認しよう。
ミツバツツジもまだ花を付け点在している。
1500m手前で下山してくる方とすれ違い、挨拶を交わす。
道は水平に斜面を巻く形で平坦地(鹿の運動場?)へ入り、主稜線は直ぐである。
ここも新緑が鮮やかで
ある。
稜線へ上がり小ピークを二つ超して無人の頂上着。
が、前回と同様に南東に石立山、北東にジロウギュ・新九郎山、北西に天狗塚が見えている筈だが今日もガスで真っ白でお預け。
「またの機会にしろ」と山の神が言っているらしい。
視界が効かないので石立へのピストンは次の機会に残し、無人の頂上でコーヒーを沸かし大休止。
空身で高の瀬の石立分岐まで稜線散歩にすることに急遽変更。
時折薄日が差すが、高の瀬側からガスが上がり始める。

分岐まで引き返し、ザックを置きカメラ一つで散策開始。
稜線の両脇にはミツバツツジが満開。
根元をすっぽり剥がされ裸になった樅の木も点在し、足下には新しい動物の足跡。
ヌタ場が現れここにも足跡が。遠くで鹿が鳴いている。
やがて、笹が綺麗に刈り取られ開けた尾根を下り、1594峰へ登り返す。
ここからは樅の木の林を急登。所々で動物の足跡も滑っている。
登り切り、笹の間を上がれば三嶺〜次郎笈への主稜線の分岐点。
蛇が一匹待っていてくれていた。
分岐から50分。まだ時間があるので高の瀬へでも上がろうかと主稜線を東へ歩く。
直ぐに新しい、三嶺へ9q・剣山へ8q、石立へ6.2q・中東山へ2.2qとの大きな標識。
この辺りは何回歩いても嫌な主稜線。
遠くに見える赤テープ目掛けて何条にも笹が倒れている。
恐らく、皆が適当に歩くのでそうなるのだろう。

5分ほど歩くと雨が降り出す。
半袖で、カッパも用意していないので笹が濡れるとビッショリ濡れるので高の瀬頂上は諦め引き返す。
帰途はガスも濃くなり、脇のミツバツツジのピンクがうっすらと幽玄の世界である。
分岐まで下り、ザックを拾い下山開始。
途中まで下り、ブッシュに入り込み白い花を確認しに。
シロヤシオであった。 
沢まで戻り、枝沢の周辺でヤマシャクヤク探し。
直ぐに見つかったが、ほとんどが堅い蕾。
でも、大きく開いた物よりこれから開こうとする方が好みである。
林道終点の広場まで戻り、昼食タイム。
アルコールは諦め、のんびり新緑を眺めながら暖かい昼食。
念願の新緑・シロヤシオ・ヤマシャクヤクに逢えた一人歩きでした。