12月28日 我拝師山・筆の山 一人
善通寺五岳山の一つ我拝師山。
以前十云年麓の吉原に住んでいたが、休日なしの母子家庭状態であったため一度も近寄ってもいなかった。数年前に出釈迦寺から禅定経由で一度だけ歩いたこと
があるが。
今回は、同じ五岳山の一つ筆の山とのコル「大坂峠」から歩いてみることに。とは云いながら、事実は家におれば邪魔になるので、たまには自宅の窓から見える
我拝師山・大麻山・天霧山へでも行けばと珍しく「おむすび」を持たされ家から追い払われただけ。
懐かしい昔の住まいの脇を通り抜け、ミカン畑の間を上がれば大坂峠。昔はこんな道路あったのかなぁ?
犬を積んだ車が一台駐車中。右手へ上がれば我拝師山、左手は筆の山、正面には大麻山が見えている。
最初は、我拝師山へ上がることにして歩き出すと、直ぐに「禅定へ上がるのですか?」との声。みればカモの毛をむしっている方が登山道脇に。正月用のカモを
銃でゲットしたとのこと。
ここからは、両手両足をフルに使っての凄い急坂。よくこんな急斜面に路をつけているなぁと思えるような急坂の連続。でも、適当に木があり、足下もしっかり
しているので案外早く高度が稼げる。しばらく上がり、振り向くと筆の山山頂が同じ高さに見えている。右手には天霧山の右手に塩飽諸島が春霞?の中に浮かん
でいる。

【高見島】
少し傾斜が緩やかになり、灌木の中を進めば明るい広場が。ここが山頂である。三角点の上には小さな櫓が。以前来たときは鬱蒼とした
灌木帯の中にあった記憶があるが、周りが綺麗に刈り取られている。

【山頂広場】

【三角点】
ここまで、峠から35分。シャツ一枚でも汗ばむ陽気である。少し進み禅定方面を覗くと、白い車道が延びている。中山方面は次の機会
に残し広場へ引き返し、昼食タイム。鳥の囀りが聞こえるなか、太陽を浴びながらむすびに囓り付く。
のんびり過ごし、同じ路を引き返し次の筆の山を目指す。下りは、本当に木から木へと飛び移る感覚で下り、適当な手掛かりがなければ下の方にある木目掛けて
転がり落ちる雰囲気。あっという間に大坂峠へ戻る。
次は筆の山への登り。こちらは足場も補強され、よく手入れされた足に優しい周遊路風。直ぐに北側の木が刈り取られている展望台へ到着。黒戸山・祖谷山・天
霧山が西日を浴びながらそびえている。

【天霧連山】
少し進むと、左へ朝比奈方面への分岐があり、ここを真っ直ぐ進み尾根へ上がる。左手へ直角に折れ、刈り払われた路を上がると直ぐに
山頂。振り返れば、いつもと違う形の大麻山。

【大麻山】
赤白の頂上ポールが立ち、脇にはコンクリートの土台が残っている。善通寺市街の向こうには飯野山が三角形の姿を見せている。

【讃岐富士】
我拝師山の向こうに太陽が隠れ、先ほど歩いた急斜面は黒い山肌に吸収されている。ブラブラと峠へ下り、久しぶりに出釈迦寺方面へ車
で上がってみる。曼陀羅寺裏には昔散歩で来た頃には無かった接待所と書かれた茶店風の建物が出来ていた。左へ折れ出釈迦寺へ。セルフ式の有料駐車場が。時
代の流れかなぁ?
正面には我拝師山。

【我拝師山】
先ほど見えていた車道を上がってみようと進むと新しいコンクリート製の車道が延びている。途中まで上がるとチェーンで塞がれ、関係
者以外車での立入禁止との看板。団体のお遍路さん向けの車道かな?
往復3時間半の、のんびり歩いた日曜の昼下がりでした。
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