4月29日  三嶺〜牛の背  一人



今月4回目の天狗方面へ。
「趣深山」 に紹介されている西山林道から主稜線へ 上がるルートの内3・ 4月で 三嶺北西尾根・西熊東尾根・天狗峠ルート・栗園ルートと歩き、下りに亀尻峠 を歩いているので、北面に残るは 西熊西尾根コース。

薄明るくなり始めた4時55分出発。
往きはR32大歩危経由。

村営駐車場でトイレ停車、見下ろせばかずら橋周辺の大規模な土木工事(自然破壊活動?)がピッチをあげている。



今日は、東祖谷中学から入り少し上がって落合集落が見える場所で一枚。民家周辺の緑が随分増えている。



自宅より97.5qの砂防堰堤のいつもの場所に7時到着。
身支度をし、ふるさと林道への1時間のウォーミングアップの林道歩き。
林道脇の桜はまだ残っている。
鳥が囀り、時々林道左右から鋭い鹿の鳴き声が聞こえてくる。



作業道へ入り少し上がると上の伐採跡を「シュッー シュッー」と警戒音?を立てながらカモシカが横切って行く。
たまにはサービスで立ち止まってポーズを取ってくれたらいいのに。

人工林の終わりで朝食タイム。
ここから尾根まで標高差約500m。2時間の「自然との触れ合い」の始まり。
いつものように動物達の通勤・通学路を選びながら上がって行く。
このコースは思いの外笹が深く背丈ほどの深い部分がしばらく続く。
獣道は外せば大変と慎重に進むが、やはり倒木等に騙される。

徐々に笹も低く薄くなり歩きやすくなると、歩いたところが路状態。
途中で一度水分補給でザックを下ろす。

やがて左手樹林越しに三嶺北西尾根が見え始める。



途中にはテントも張れそうな平坦地。でも獣道が縦横に走っている。
三嶺方面もクッキリ。



見上げると、先週には見えなかった飛行機雲。
上空の温度により見えたり見えなかったりするのだろうか?



再度樹林帯へ入り、抜けると最後の笹原。
獣道を探しながら上がって行くと立派な獣道を発見と思えば、これが縦走路。左手へ少し上がると西熊山頂へ11時到着。

休憩しながらこれからの予定を考える。
ここから天狗・牛の背経由で車まで4時間みれば充分お釣りが来る。
三嶺ピストンで2時間。
そうすればのんびり歩いても最悪17時には車まで帰れる計算。
で、三嶺へピストンに急遽計画変更。



途中の登山道脇にはショウジョウバカマがひっそりと隠れている。
鞍部へ下る途中で早くも3名の方とすれ違い。
崩壊現場を覗き込むが、安定してきたのか落石の音は聞こえない。



少し歩くと5名とすれ違い。

やがて頂上に大勢の人がいるのが見え始める。



「止めようか?」でもここまで来ているので「用事を済ませたい」と頂上へ。10名の方達が思い思いに休憩中。
例によってモニュメントに手を合わせ飴玉を。



人が多いので5分でUターン。
これから向かう牛の背が遠く望遠できる。



少し下ると前方から二人連れ。
突然「讃岐富士さん」と声を掛けられる。
上から見下ろす形なのか、痴呆性が進んで忘れ去ったのか思い出せない。「失礼ですが、どなたでしょうか?」
鬼手仏心です」 やっと思い出す。

真っ黒なサングラスをしていても、こんな明るいところではやはり見えづらいと言い訳。
同行されていた黄色いテントさんで活躍されている「ブルーツリーさん」とも 初対面の挨拶をするが、「以前逢っています」との言葉。
やはり、記憶回路がプッツンし始めているようである。

「紫雲さ んも入られている情報も頂き別れ西熊へ引き返す。
10分予定オーバーだが無事到着。

西熊から35分で綱附分岐へ到着したが、天狗の地蔵は今回はパス。
足が少し危険信号を出し始めていたので、笹の上に横たわり小休止。
考えれば、朝の菓子パンのみ。エネルギー切れ?



天狗へ上がり、むすび1個を頬張りながら、南尾根を見ているとブッシュよりカモシカが顔を覗かす。
もう煩い人間がいなくなったので良かろうと出てきたのだろうか。
カメラを引き寄せる音が聞こえたのか、直ぐにブッシュへ引き込み音を起てながら下っていった。

残り2時間で砂防堰堤まで下れるので少しのんびり過ごす。
天狗の池へ下ると やはり水は無くなっていた。



牛の背へ向かう途中で今日24人目の方とすれ違う。
お亀で一泊なので牛の背まで歩いてきたとのこと。

別れて振り返ると歩いてきた稜線が一望に。



下りに掛かると樹林帯入り口の獣道が西日でクッキリと浮かび上がっている。



下りの途中でも姿は見えなかったが動物が走り抜けていった。
今回は亀尻峠はパスし人工林へ入る。
このコースは やはり記憶回路が消滅し掛けているのかなかなか覚えられない。
時々右往左往しながら下ってゆく。
やはり、目をつぶっていても歩けるようになるのは回数を重ねて足に覚えさすしか方法はなさそう。

何とか砂防堰堤へ下り、河原で顔を洗うと生き返る思い。
筋肉を十分に伸ばし念入りにストレッチを行いクールダウン。

帰途はかずら橋辺りが混んでいるだろうと小島峠へ。
が、途中の国道で四国外ナンバーの車との離合に苦労する。
無理矢理突っ込んできて「バックしろ」の様子。
仕方なく数度のバックで国道を別れ小島峠へ上がる。

林道小島峠には自転車が立木に結わえられていた。
黒笠からの人のものだろうか?
(後に判明しましたが、寒峰−矢筈山−黒笠山−小島峠と歩かれていた「趣深山さん」のものでした)

途中岩戸温泉で汗を流しR438にて20:45無事帰宅する。
天候にも恵まれた初夏と思える稜線での「自然との触れ合い」で した。

出合った花




参考コースタイム

自宅04:55−07:00砂防堰堤07:10−作業道08:10−
09:10 1350m地点09:30−1680m地点10:35−11:00西熊山11:10
−12:10三嶺12:15−13:10西熊山13:20−綱附分岐13:55−
14:20天狗塚14:40−牛の背15:15−16:35砂防堰堤16:55−20:45自宅

【西熊山・西尾根ルートには、一般的な登山道 はありません。
獣道ルートなので標識・テープ類はありません。
歩かれる場合には、十分に注意願います。】





戻る