1月15日  北西尾根経由三嶺  一人



今回の降雨及び春先のような気温なので アプローチも楽になるだろうし、山も雪が少しは溶け・固まり 歩きやすくなっているだろうと、大晦日に歩いた  北 西尾根経由三嶺 山頂ピストンの計画で出発。

天気予報では 昼頃から晴れマークだったが、朝外へ出ると満月が輝いている。
祖谷トンネル上り下りは気温も高く凍結なし。
R439へ入っても路面の雪はほとんど消え去ている。

落合辺りからは 川霧が濃く立ちこめヘッドライトの光が筋となっている。
菅生で祖谷川を渡って初めて路面に薄く残っている程度。
休業中のいやしの温泉郷の脇を抜け、ふるさと林道へ。
こちらも路面には少し残っている程度だが、上へ上がるに連れて日光が当たるため完全に路面が出ている。

北西尾根取り付き近くの駐車スペースへ車を停める。
周りは 前回とは様変わりで山肌には所々地面が覗いている。
気温マイナス3℃。
満月が祖谷の集落の向こうで光り、好天を約束してくれている。



念のためアイゼンをザックに放り込み、スノーシューをザックに縛り付ける。
仕事路へ取り付き、消えかかった「趣 深山さんの先週の足跡」を追う。

所々で雪に潜ったりしながら、境界杭が覗き始めている人工林を進む。

人工林の出口で、帰りを考え赤テープを付ける。
ここからは自然林で少し雪も深くなり、ギッコンバッタンを繰り返しながら標高を稼ぐ。
潜るのなら全て潜れば予想しているのに、雪面を2・3歩進めラッキーと思うと次はズボッー。
精神的・体力的に良くないが、帰りの目印の足跡を残すためスノーシューはお預け。

この斜面の数カ所に帰りの為のかわいい赤テープを付ける。




1580m付近で作業道からの尾根をあわせ やがてケルン地点へ。
雪が溶けケルンが顔を出している。


ここからは尾根路を進むため、帰りも間違う可能性は少ないのでスノーシューを着用。
所々で浮き上がっている先日のスノーシュー跡を追う木漏れ日ハイキング。
木々の根元には春先のような穴が。





いつもの場所へ出ると、西熊の斜面にはすっかり雪がなくなり笹が出ている。









歩いている尾根も1806m峰手前では笹が顔を出している。

日光が当たり、汗がポタポタ落ちる陽気で、半袖に腕まくりをする。
締まった雪面を上がると、モデルが一人でお出迎え。






動物達の交差点上の雪も大幅に減っている。


縦走路へ上がる斜面は 前回のコメツツジの雪団子状態が獣道が見えるほどに様変わり。

1806mピークで写真を撮っただけで、三嶺へ。

祖谷の集落

矢筈方面







縦走路へ出ると、三嶺へ向かってのスノーシュー跡が伸びている。
山頂には二名の人影が。
希望のコルからはアイゼンの足跡も追加。

頂上へ上がると突然「讃岐富士さん」と呼びかけられる。
声の主は牛の背から歩かれていた「趣 深山さん
もう一人はフスベヨリ谷を上がって来られた高知の方で 拙サイトも覗いていてくれているとのことでお礼のあいさつ。






程なくさおりが原からカヤハゲ経由で1名と 4人それぞれ異なるルートから頂上へ集結。
4度近い気温で寒くなく、雪の消えた360度の展望を楽しむ。


山頂より ヒュッテ・タロウ&ジロウ方面


西熊・天狗塚方面

北西尾根から作業道へ下る「趣深山さん」と途中まで色々話を聞かせて頂きながら同行させてもらい、1580m付近で東西に別れる。

このあと 朝付けたテープを見落とし、当然足跡も見つからないので、地図と磁石を睨みながら樹林帯へと下る。

が、この尾根だと狙いを定めた人工林の尾根には足跡がなく、もう一本右へトラバースするがここにもない。
磁石で方向を確認しながら もう一本樹林帯の中をトラバースするが×。

徐々に高度も下がり、仕事路があったので 尾根は違うがこれを追う。
林道が見えだした頃 突然目の前に 真っ白な動物が2m先ほどまで飛び出してきて心臓が止まる思い。
直ぐに尻尾を振りながら駆け去り しばらくしてまた戻ってきた。
良く見れば 首輪をした犬。

林道へ降りて解ったのだが 猪猟のための猟犬だった。



予定より30分程トラバースで時間をロスしたが、取り付きから500m程左の林道へ無事降り立つ。
朝付けた赤テープは結局回収できなかったので、次の機会に回収することに。

乾いた林道を歩き車まで戻る途中では、林道脇に ミツマタ がふくらみ始めていた。
春はもうそこまで



車で少し下がると、先ほどの犬のご主人がおられ、しばらく話し込む。



すっかり雪がなくなり 乾いた林道を菅生まで下り、かずら橋経由 さまちの湯を目指す。

かずら橋脇の工事は着々と進み、祖谷川をまたぐ橋は出来上がっていた。



好天に恵まれ、適度?の雪遊びが楽しめた「自然との触れ合い」の 一日でした。


積 雪の比較

上段;1月15日

下段;12月31日


上段;1月15日

下段;12月31日


【三嶺北西尾根 に は、一般的な登山道はありません。
 歩かれる場合には、十分に注意願います。】



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