2006年
 
12月 30・31日  三嶺忘年山行  一人




今年も過ぎ去ろうとしている中で、締めくくりの山歩きで三嶺一泊山行へ。

29日ノルマになっている我が家の数少ない窓ガラスふきを終わらせ、30・31日と「山へ行く?」と言えば「自分の部屋は自分でするなら・・・」とのお許 しが。



30日登りだけなのでと8時30分ゆっくり出発。

R439では前を走っていた本州ナンバーがアイスバーンの上で突然90度方向転換も。

案山子も雪の中で寒そう。

今年2回目の名頃登山口駐車場には先行者3台が積雪数pの上に駐車中。

余分な物を省いた18sのザックを担げばやはり重い。
K2登頂者「小松由佳さん」はこの重さでは 担いで山中を走っているとのこと。

先行者の足跡を追い積雪10pほどの登山口へ。

振り返れば塔の丸が白い山頂を見せている。



鹿の鳴き声を聞きながら、トレースを追う。

ダケモミの丘を過ぎ、樹林帯の中で昼食休憩。

時折聞こえる鳥の鳴き声だけの静けさ。

タヌキのかんざしも雪化粧。






樹林帯を抜け始めると背後にはタロウ・ジロウ。

斜面のトラバースに入り始めると過去に数度お逢いしている「Toru’S  MOUNTAIN ALBUMのF氏」が下山してこられる。

伺えば朝ラッセルで相当苦労したとのこと。
こちらは「ラッセル泥棒」

お礼を言い別れる。















小屋へ荷物を置き山頂へ。
白一色の思いもかけない三嶺からのプレゼントを満喫。
見慣れた風景だが、一年の締めくくりとして雲一つ無い最高の状態。
風もなく気温−6℃でも寒さを感じない。


雪紋の向こうに山頂。
まるで春山風情。

小屋へ引き返すと、同宿者はKUWVの現役2名を含み 計5名。
現役の若い方は一所懸命天気図を付けている。
○十年前の自分を思い出し、懐かしい気持ち。
頃合いを見て外へ出れば、タロウ・ジロウが夕陽に紅く染まっている。




小屋へ戻り 再びコーヒーをすすりながら時間潰し。
することもないので、早めの一人忘年会の準備。
準備といえども10分も掛からない「熱々のおでん」+「3合の熱燗」+{いなり寿司」の定番冬山ディナーコース。
コッフェルで5分も熱すれば熱々の大根・こんにゃく・・・幸せタイム。



ランタンの光の中でチビチビやっても 19時前にはお酒が売り切れ!
ここでは追加オーダーは無理な話。
まだ体内から暖まっていないが 飲み干してしまったので仕方なく諦める。

19時半頃には皆シュラフの中へ入ったので仕方なく就寝タイム。
23時30分頃目覚め、外へ出ると月の光で山頂までクッキリ。

悶々と過ごした長かった夜も明け6時過ぎシュラフから出れば、室温−3℃。
ペットボトルにはうっすらとと氷が張っている程度。

外へ出れば日の出前の紅く染まった空の中にタロウ・ジロウ。
−7℃+風の中で若者と喋りながら一緒に日の出待ち。
やがて 雲海の向こうに今年最後の日の出。
モルゲン ロートの始まり。





頂上へ向かえば、朝の暖かい紅い光に雪面も紅く輝いている。

雲海から顔を出している山系全部が明るく 優しく話しかけてくれている。





















小屋へ引き返し、遅い朝食を取り、名残惜しいが 今年も1年間 いろんな思い出を与えてくれた三嶺から下山開始。





途中で思いがけず 「高知の与力さん」と出会う。
お互い「来年も山で逢いましょう」と別れ 登山口へ戻る。

帰途の途中 26日復活オープンした「さまちの湯」で一年の汗を流し、TELを入れると 「残しているよ!」との冷たい声。

素晴らしい好天に恵まれた 今年最後の「自然との触れ合い」の山歩きでした。



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