第一章 旅立ちの朝
1/8 午前6時頃札幌を出発。車一台に男八人と大工道具、
そして滞在に使うの荷物を満載してフェリーの港のある小樽へと向かった。
鳥取出張を言い渡されたのは去年の末。北海道は冬仕事がないので、出張は仕方のない事。
でも、行き先が鳥取であるとは予想もしていなかったし、滞在期間が四ヶ月というのも・・・長い気がする。
正直、あまり乗り気じゃなかった。観光ならまだしも、出張だからねぇ〜〜〜。
小樽について30分程待った後、午前10時搭乗。
動き出したフェリーの中で離れゆく北海道の大地を眺め一言
「さらば北海道!!四ヶ月後、必ず帰ってくるからね〜〜。(涙)」
俺が帰ってくるときにゃ積もっていた雪も解けて、暖かくなってるんだろうな〜〜。
は!!さっぽろ雪祭り見れないじゃん!!去年も別の出張で見れなかったけど・・・致し方なし!!
冬の日本海というと荒波で有名らしい。
売店に船酔い防止の薬が売られていたが、「俺は酔わん!!」などと
根拠ナシの意味不明な過信のため、薬葉買わなかった。京都の舞鶴港まで32時間の耐久レース。
果たしてこの暇な時間と荒波に耐えられるのだろうか!!
・・・結局、耐えられなかった。
一時間もしたら気分が悪くなり、結局薬を購入して服用し二等客室にて横になる。
窓を見ると陽が昇ったり沈んだりしていて、空と海が交互に見える。嗚呼・・・なんて不思議な光景。。。
船底からは恐怖心をあおるような音が聞こえてくる。なんだかなぁ〜。
船の中にあるレストランにて食事をするが、船酔いのせいで食欲が出ない。
隣を見るとトラックの運転手と思われる人たちが豪勢に酒盛りをしていた。なんか、たくましき光景。
船員もそうだけど、船酔いってやっぱし慣れるのかなぁ〜?
1/9 横になったまま動けない。動くと気持ちが悪くなる。
揺れがありとあらゆる方向から襲ってきて、不屈のファイターを目指していた僕も完敗であった。
午後6時、動けないまま京都・舞鶴港へと入港。薬のおかげでだいぶ楽になっていたので、
船から下りた瞬間、船酔いから開放された。32時間はやはり長かった・・・。
京都から、男八人ギュウギュウ詰めのまま鳥取へ!!約四時間で到着。
どんな宿舎なのかといろいろ想像していたが、実際は普通の民家だった。
ここで・・・はじまるのか・・・・。

宿舎 手作り郵便受け

僕の寝床
1/10 鳥取にきた初日にいきなり仕事だった。現場の土が砂っぽかったのが印象的だったなぁ〜〜。
旅行記