43号
小さいから楽しいホテルの経営』
                                平成16年8月20日
                                   vol 043
                                 金曜日発行

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[小さいから楽しい。古いから味がある
         大きいホテルに負けるな!]
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     身だしなみについて2
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◆支配人は決められた「服務規程」をただ通達するだけでなく、
その内容をを良く説かなければなりません。

◆その中でも「身だしなみ」に関しては、ホテルスタッフ一人一
によく自覚させてください。
若いスタッフはおしゃれに関心があります。すぐにタレントの真似
をしたくなります。

◆『清潔で安全』を根本サービスとするホテルにとって、「不快な
もの」でなく、「快適に感じるもの」の提供するのは当り前のこと。
それは「身だしなみ」にも言えることです。

◆「お客様から不快と思われないためにどうあるべきか」という点
でホテルスタッフに自分達で考えさせると良いと思います。

◆若いお客様からも、年配のお客様からも評価される「身だしな
み」でなければなりません。
『一部のお客様が嫌だと思われるのであれば、それをしてはいけな
い。』と言うことを理解させます。
ですから、どちらかと言うと保守的な傾向になると思います。

◆そして、決められた「服務規定」は守らせなければなりません。
茶髪はダメだと規定されているのに、支配人が「この位はいいか」
と1度許してしまうと、アッという間に守られなくなります。
それは髪の色ばかりでなく、他の身だしなみも崩れ、勤務態度も遅
刻がちになったりします。(私の支配人時代の経験です)

◆支配人が「皆に好かれたい」との思いが強いと、違反してもその
まま見逃してしまうことがよくあります。
ホテルのスタッフを大事に思う気持ちと甘やかすことは違います。
その人のことを思っているからこそ、厳しく指導すべきです。

◆制服は洗濯されて清潔であること。プレスするべきモノはプレス
をすること。
洗濯してあっても、プレスもせず洗いざらしのシワクチャのワイシ
ャツ等もダメです。

◆また、決められた「服務規程」が守られているか、支配人や上司
がその都度チェックすることは必要ですが、それとは別に定期的に
自己チェックさせる方法もいいと思います。

◆「身だしなみ自己点検表」というものを用意し、自分で自分を点
検させます。
自分で自分を点検すると、結構正直にチェックするものです。

◆規則違反している場合は誰よりも自分がわかっているはずです。
チェックしながら、自己反省して直そうとします。
人に言われるより効果があると思います。
自己チェックが終わったら、その結果だけを支配人に提出させます。


◆実際に使っていた「身だしなみ自己点検表」をホームページに載
せておきます。
よろしければご覧になってください。



■□ 次回はホテル内のインターネット設置についてです  □■

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■発行者 SHCC 
     山地伸幸
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□■編集後記■□
8月17日付の日経新聞に「東アジアから見た日本の観光地」と言
う調査記事が載っていました。

その中で「訪れたい日本の観光地」という名目で調査結果がありま
す。
驚いたことに京都や東京を追い抜いて北海道の人気が高いのです。

「ソウル」での調査では2番人気でしたが、「香港」「台北」「上
海」では1番人気でした。

日本国内 の旅行では北海道人気が下がりつつある中での注目すべ
き調査結果です。

一方それとは別に、今年の冬は北海道のニセコにスキーをしにオー
ストラリア観光客が大勢来道しました。
その観光客の延べ宿泊者数は、一気に前年の10倍になったとも言
われています。

ニセコのスキー場を訪れた観光客の間で人気が広がり、これに着目
したオーストラリアの大手旅行会社がキャンペーンを行い、爆発的
な増加につながったとのことです。

ニセコのスキー場はカナダにも負けない雪質の良さと、スケールの
大きさが評価されたようです。
また、北海道の方が近くて料金も安く、時差がないことも良かった
ようです。

そのため、しばらく閉鎖されていました札幌とオーストラリア・ケ
アンズとの航空路線が定期便として、今年の11月より再開される
予定です。

また、ニセコではオーストラリア資本によってオーストラリア旅行
客のための、長期滞在用宿泊施設が多く作られています。
スキー場もオーストラリア資本によって買収も行われています。

ニセコが注目されることによって、先に書きました東アジアの国々
の人々も北海道観光への人気をより高めることになるのではないで
しょうか。

ただ残念なことに、この状況は決して北海道の観光行政や産業の働
きの結果ではないようです。

偶然性の高い1つの現象ですが、大事なのはこれを積極的に伸ばす
方策を立て、本物の人気にしていくことが大切だと思うのですが。

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