48号
小さいから楽しいホテルの経営』
                            平成16年9月24日
                                  vol 048
                               金曜日発行

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[小さいから楽しい。古いから味がある
         大きいホテルに負けるな!]
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     ホテル内のインタ―ネット環境5
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◆インターネット環境を整える時の参考までに、具体的な例をお話
しします。
ホテルの規模にもよるのでしょうが、私がお勧めするのは、ロビー
に小さくても良いですからコーナーを作ります。
そこにパソコンとプリンターをそれぞれ1台ずつ置くことです。

◆まず、どこか適当なプロバイダー(インターネット接続会社)と
契約します。
次に、ADSLか光ファイバー方式でインターネット回線の契約を
します。
可能であれば、それを「ホットスポット」などの無線LANが出来
るようにします。

◆前回に日経新聞の記事をご紹介しましたように、ロビーのパソコ
ンを「ヤフーBBモバイル」の基地局にするのも選択肢の一つでし
ょう。
ロビーのパソコンが支障なくインターネットが出来、その他にノー
トパソコンを持参されたお客様もロビーやレストランで利用出来ま
す。

◆「ホットスポット」などの無線LANにするかは別にしても、ロ
ビーにパソコンを用意するのは必要でしょう。
現在はビジネスマンばかりでなく、多くの人がメールをする世の中
です。ホテルには必需品です。

◆また、客室内でインターネット出来るように、客室にLANケー
ブルを引くとしても、その数は全室の1〜2割程度の部屋でいいの
ではないでしょうか。

◆客室内でインターネットの利用を希望するお客様へは、『イン
ターネット出来るお部屋がございます』とフロント・ロビー、また
ホームページ上で表示します。

◆その上、予約時やチェックイン時に、お客様の希望を確認するこ
とで、対応は出来ると思います。

◆お客様への確認という仕事が増えますが、業務に支障を与えるよ
うなものではないです。
それよりコミニュケーションがとれるキッカケになると考えた方が
いいでしょう。

◆尚、ロビーにパソコンを置いてお客様サービスに提供する時、そ
の管理には充分な注意が必要です。

◆悪意を持った人がそのパソコンにウイルス感染させた結果、別の
お客様が知らないで操作してウイルスを他に伝播し、被害を与えて
しまうことがあります。

◆以前、品川にある大きなホテルの「ビジネスコーナー」を見に行
ったことがあります。
5〜6台のパソコンとプリンターがあり、それぞれがパーテション
で区切られている立派なものでした。

◆でもその時「ビジネスコーナー」は使用禁止になっていました。
フロントの人に聞きますと、ほとんどのパソコンがウイルスに感染
していて使えないとのことです。

◆ウイルス感染は、その時ばかりでなく過去何度もあり、その都度
業者が来て処理しているそうです。

◆ホテルのパソコンが感染したのに気が付かないで、他のお客様が
使用してウイルスをばら撒いたら大変なことになります。
時にはホテル側が賠償請求される可能性もあるのです。

次回もこの続きで、私のホテルで行なっていました簡単な防止法を
お話します。


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■発行者 SHCC 
     山地伸幸
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□■編集後記■□
先日、またセミナーに行ってきました。
講師はスエーデン人のダーグ・クリングステット氏です。
エルゴノミデザインというスエーデンのデザイン会社の日本支社長
です。

この会社はデザイン会社としては、北欧最大の会社だそうです。
お話を聞き、その製品を見て、日本の会社とのデザインに対する意
識の隔たりが大きいのがわかりました。

その製品のデザインは素晴らしいのですが、より素晴らしいのは対
象としている人にとってどうすれば如何に使い良いかを、徹底的に
調査し、検討してデザインするということです。

人間工学の専門家とエンジニアとデザイナーが一緒になって作り上
げるそうです。

そこで作られるユニバーサルデザインの製品はデザインが素晴らし
いです。障害者ばかりでなく健常者も使いたくなるような製品にな
っています。

ダーグ・クリングステット氏は日本の福祉用品の店やコーナーに行
くことがあるそうです。
でも、行くと『暗い』」と感じると言います。

そこにある製品は、機能性はいいのかもしれないけれど、デザイン
性に乏しく誰も使いたいと思わないと言い切ります。。

これは、私も以前から感じていたことです。もっとデザイン性があ
り、カラフルで使っていて楽しくなるようなものであれば、少しく
らい高くても買いたくなるはずです。

そして、その製品が身障者や老齢者などの1部の狭い購買層だけで
なく、幅広い層の人達に受け入れられるデザインの製品であれば、
市場が広がり、作る側の企業としても魅力的な製品となると思いま
す。
それが本当のユニバーサルデザインに近いのではないでしょうか。


エルゴノミデザイン社のホームページを紹介します。
よろしければご覧になってください。
http://www.ergonomidesign.com/)


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