59号
小さいから楽しいホテルの経営』
                              平成16年12月17日
                                    vol059
                                  金曜日発行

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[小さいから楽しい。古いから味がある
         大きいホテルに負けるな!]
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          レストランの活用方法
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◆今回はホテル内レストランの活用方法をいろいろ検討したいと思
います。

◆1つ目はレストランを夜も営業し、宿泊客を中心にして運営して
いるホテルの場合です。

◆そのようなホテルでは、宿泊のお客様をホテルのレストランや
バーに誘おうと、「割引券」や「ビール1杯無料券」等をフロント
で渡したり、客室内に置いたりしているところが多いのではないで
しょうか。

◆でも、それだけでは訴求効果は低いと思います。
直接お誘いするようにしてはどうでしょう。

◆レストランやバーのスタッフがロビーに出、フロントそば立って、
チェックインが終わったお客様に「よろしければお出でくだい。」
と直接に券を渡しながらお願いしてみます。

◆一層のこと、ホテルの制服の代わりに、和服かドレスアップした
女性が声を掛けるのはどうでしょうか。
一般のホテルスタッフと違った雰囲気の女性から声を掛けられると、
お客様の心が少し動くと思います。

◆次に、飲食サービスとは違いますが、ホテル内レストランの別の
活用方法をお話します。

◆朝食とランチの提供をメインにしているレストランの場合、夜は
営業しないのでレストランの電気は消えていて、その付近は暗い雰
囲気になっています。

◆夜に飲食営業しないのであれば、レストランを宿泊者の交流の場
として開放してみてはいかがでしょうか。
営業しないレストランのホールのみを、宿泊者のための交流の場と
するのです。

◆飲物はコーヒー・ソフトドリンクやビールを用意します。
1杯・1本は無料とし、追加分は安い料金で提供します。
オツマミは「乾き物」でいいでしょう。
人手はなるべく掛けないようにするので、ホールにスタッフは1人
くらいでいいです。

◆売上を上げるのが目的ではなく、交流を通じ各地からいらっしゃ
った人々が集うことで、ホテルの常連客になっていただくのが目的
です。交流の場であり、情報交換の場にしていただきます。

◆チェックインされたお客様に、その趣旨を説明したチラシを配り
お誘いします。
その交流会にはオーナー・支配人が積極的に中に入って、お客様同
志のつなぎ役に徹するのです。
女性支配人や経営者が着物を着てするとまた雰囲気が和みます。


◆また別の活用方法として料理教室はどうでしょう。
レストランの営業を朝食とランチのみとすれば、夜や休日の昼間は
レストランは営業されていません。
その間の活用方法を考えてみるのです。

1・ホテルコックの料理教室を作ります。
「プロの技を教えます」との謳い文句で、近隣の奥さんたち向けの
教室とします。
地域密着の営業にも結び付くのではないでしょうか。

2・ホテルのキッチンからレストランホールまで「時間貸」します。
現在はテレビでも雑誌でも料理情報が溢れて、作ることと、食べる
ことに興味を持っている人が数多くいます。そして趣味が料理と言
う男性も増えています。

 人は料理を作るのに自信がつくと、他の人に振舞いたくなりま 
 そのような人達が仲間を集めて料理パーティーをする時に、レス
 トランを貸し切って使っていただくのです。
 自宅では台所が狭くて充分に腕をふるえないとか、仲間同士でい
 ろいろの料理を作ってみたいとかの希望を叶えてあげられます。

 ただし、その時はレストランの備品管理のために、ヘルパーと称
 してホテルのスタッフを1人付ける方が良いでしょう。

◆ここにいろいろ挙げましたが、これはあくまでも私の考えです。
それぞれホテルの経営者や支配人の性格や考え方があります。
一概にこれがいいとはいえませんのでいろいろ考えてください。

◆ただ思うことは、レストランのスペースがフルに有効利用されな
いということを、問題意識として持っていかなければならないとい
うことです。
限られたホテルという箱の中に、遊んでいる空間があることが「も
ったいない」と思うことが大切です。

次回は「ホテル施設管理」についてお話します。
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■発行者 SHCC 
     山地伸幸
住所 札幌市西区発寒7条12丁目 株式会社ニシモク

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□■編集後記■□
今日は少し自慢話をさせてください。

7月のメルマガ40号の編集後記でご紹介しました「操作板付き定
規」をデザインコンテストに出品しました。

そのコンテストは札幌市が主催し、今年から始めた「札幌スタイ
ル・デザインコンペティション」というコンテストです。

以前ご紹介した定規はアクリル製の定規本体に、木製の操作板を付
けたものでした。
今回出品した「操作板付き定規」は全てをメープル材でつくった木
製の定規です。

製品名は「使って楽しい」という意味を込めて『木楽(きらく)な
定規』と名付けました。

18名の入賞・入選者の中に入り、入選でした。
10日に表彰式があり、札幌市長からトロフィーをもらいました。

正直言って、他の素晴らしい作品がある中で、私の作品が選ばれた
ことに少し戸惑いを覚えています。
ただ「運がいい。ついている」との思いばかりです。

今日は数少なく、めったにない私の自慢話でした。

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