8号

     小さいから楽しいホテルの経営

                           vol008

                    平成15年12月19日
                          金曜日発行

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[小さいから楽しい。古いから味がある
         大きいホテルに負けるな!]
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          ホテルの営業2
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今回はホームページについてお話します。
ホームページについても、もう皆さんは充分にご理解していると思
いますので、取り上げるのはどうかな?と考えましたが、あえて
お話します。


◆今はホテルのホームページをインターネット上に載せ、日本全国
ばかりでなく、世界中にホテルの存在を告知出来るようになりまし
た。
今まで中小ホテルでは出来なかったことが、安いコストで誰でも出
来るようになったのです。

◆現在、人は何かを調べる時は、直ぐインターネットを使って探す
ことが多いと思います。
もしも、お客様が宿泊を希望して、あなたのホテルのことを調べよ
うとしても、ホームページが無いとそれだけで選択対象ホテルから
はずされてしまいます。

◆ホームページは業者に頼めば簡単なものは10万円位から作って
くれます。
ただ、作る時はホームページ上で「何を訴えるのか」「ホテルの
特色は何か」を明確にしておかなければなりません。
業者に依頼するにしても、自分たちで作るにしてもです。

◆でも、ホームページは作っても、作りっ放しでは作った意味は薄
れてしまいます。
ホームページは常にホテルの新しい情報を提供して、お客様に来て
いただかなければなりません。

◆だからと言ってホームページ書換のメンテナンスを業者に頼むと、
その都度料金を取られます。また臨機応変に内容を変えることも出
来ません。

◆私は自分たちで作ることを勧めます。今はホームページを作る
ソフトも売っていますので、それほど難しくなく作ることが出来ま
す。(私みたいなおじさんでも作れます。ただセンス良く作れるか
は別ですが。)

◆ホテルのスタッフの中で出来る人がいなければ、パートで人を採
用すれば良いでしょう。週に1〜2回、1日4時間ほど来てもらっ
て十分です。

◆要はいつでもすぐにホームページの内容を変えてお客様に情報を
知らせることが出来ることが大切なのです。

◆宿泊中心の中小ホテルとしてホームページに載せるものと言えば、
宿泊施設の案内と客室の写真・料金表、その他レストランがあれば
その案内とホテルの所在地図くらいでしょうか。
でも、それだけのホームページでは飽きられてしまいます。興味を
持って見てもらえるような、そのホテル独自の工夫が必要です。

◆例えばホテル近くの美味しい飲食店を自分たちで調べて案内する
「グルメ案内」や、あまり注目されない近くの観光施設を独自に調
べて案内するのもいいでしょう。

◆以前、地元ホテル旅館組合の各加盟ホテルが、安くて美味い飲食
店や、サービスの良いバー・スナック等を選んだことがありました。
その店を「組合推薦店」として、各ホテルの宿泊のお客様にご紹介
したところ好評でした。


◆ホームページを作る時、一番大切なのはホテルの「宿泊予約の
ページ」を作ることです。
その日の宿泊稼動状況によって、提供室数や宿泊料金を自由に変え
ていきます。
空室が多い時、逆に満室が近い時など宿泊状況によって料金を変え
ます。提供室数の増減もします。 

◆旅行会社と送客契約をしているホテルの場合、送客されたお客様
をリピーターにする時にもホームページを利用します。
次回からホテルのホームページを通して予約していただけるよう、
フロントで積極的セールスすれば、リピーターになっていただく
可能性は高いです。

◆ホテルのフロント係は、もっと宿泊セールスをするべきだと思っ
ています。
他業種の店ではお客様がお帰りになる時などは、「またお出でくだ
さい」とか「今度このような企画がございます」とか言ってセール
スしています。

◆お客様がチェックアウトされる時、「今度のご出張は何時ごろで
すか?」とか「次回のご予定が決まっていましたら、ご予約入れて
おきましょうか?」と笑顔で、軽く声を掛ける積極性があっても良
いでしょう。
勿論、立て込んでいる時は無理ですよ。

◆その時、一緒にホームページを告知します。
その販促ツールとして、名刺サイズの『予約カード』を用意してお
きます。それには「次回予約の時はホームページからご予約くださ
い」の文言を記載しておき、フロントで手渡しします。

◆記載内容としては、ホームページのアドレス・特別料金内容・特
典等を付けると、より効果があります。


◆他に考えられるホームページの活用としては、宿泊されたお客様
をデジカメで写真に撮り、ホームページ上に掲載してはいかがで
しょうか。

◆出張のお客様にとっては、それほど喜ぶサービスでは無いでしょ
うが、旅行客のお客様には喜ばれると思います。
留守宅のご家族に元気な姿をお見せしたり、お客様がご帰宅して
から旅の思い出として見ることが出来ます。
特に海外から来られたのお客様には喜ばれるでしょう。

◆ホームページと言う販促の武器があるからこそ、世界中に対して
広告宣伝をし、そして予約を受けることが出来るのです。

◆日本語のほかに英語のホームページを作るのは勿論、ターゲット
として絞り込むことが出来れば特定の国の言語でホームページを作
って見ましょう。
その上、その国の人達が認知している政府機関や会社からの『ホテル
紹介メッセージ』を載せることが出来れば、その国の人は安心して
予約してくれるでしょう。

◆決して中小ホテルだからホームページに掲載するものが少ないと
思わないでください。ホテルそれぞれの独自なものは工夫次第でい
くらでも出来ます。
そして、その独自なものがホテルの個性というものにもなります。


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■□次回は「ポイントカードについて」です □■

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■ご意見ご感想をお待ちしております。

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■発行者 SHCC 
     代表 山地伸幸
住所 札幌市西区発寒7条12丁目 潟jシモク内

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□■編集後記■□
今回はホームページについてお話しましたが、お話しながら自分の
ホームページのセンスの無さを痛感しています。

ホームページには一般的に、きれいなセンスの良いホームページが
好まれ、製作会社はそれを第一に考えます。
でも、「きれい」で、「すごいな」と思って見ても、そのホーム
ページで何を言いたいのか分からないものも多いです。

また、それとは逆に写真やイラストなどがほほとんど無く、文字で
びっしり書いてあるホームページもあります。
これはこれで、「読ませるホームページ」として的を得ていると思
います。

ホームページはお客様サイドから見て、見やすく分かりやすくなけ
ればならないでしょう。
ホテルの場合はその上、予約し易い内容に心がけなければならない
と思います。

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