81号
小さいから楽しいホテルの経営
                                 平成17年7月6日
                                        vol81
                        
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         [小さいから楽しい。古いから味がある
                     大きいホテルに負けるな!]
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私が造りたい「小さいホテル」4
                   

◆前回に続き、街の中にある「コンドミニュアム」や「ペンショ
ン」のような「小さいホテル」とはどのようなものかということを
お話します。

◆旅行に行き、ホテルに宿泊するということは、寝る食べるという
ことばかりではなく、その地域の情報を得ることや、その地域の生
活を体験することも含まれると考えます。

◆そのような時、旅行者にとってホテルのスタッフが、頼り甲斐が
あるかどうかが重要なポイントになります。

◆ですからお客様の数が多い「大きいホテル」より、少ない「小さ
いホテル」のほうが距離感が無く、アットホームな環境が出来て、
いいと思います。

◆ところで、私が「小さいホテル」がいいと思ったキッカケは、
大分以前に読んだ新聞記事にあります。

◆その記事は、私に「理想的なホテル」の姿を伝えてくれたように
思っています。今でもその記事は保存しています。

◆1995年から96年にかけて日経流通新聞に連載された
「ニューウエーブ 米国見聞」です。

◆それを書いたのは楓セビルさんと私の知人で「オフィス・ヒラマ
ツ」の平松由美さんでした。
二人で隔週交代で執筆していました。

◆その連載記事の中で、平松さんが「ビジネスマン用プチ・ホテ
ル」と題してアメリカの「小さいホテル」を取り上げていました。
少しその記事の紹介をさせていただきます。

◆「アメリカの大都市のホテルには、こういう客の不満に配慮した
ビジネスマン用プチ・ホテルが数多く登場している。
2,3週間続けて泊まれるように宿泊料を比較的安く設定、フィッ
トネス室や割高なサービスは廃止し、小規模でも居心地の良いホテ
ルになっている。」

◆「一時流行した『ベット・アンド・ブレックファースト』のよう
な民宿ではなく、プライバシーはきちんと守られ、ビジネスに必要
なファクシミリやビデオの貸し出しもある。シティーホテルの殺風
景で画一的な部屋と違って、知人の家に泊まっているような落ち着
いたインテリアに囲まれている。」と書いています。

◆そして、あるプチホテルについては「にぎやかなダウンタウンに
あり、ビジネス街へ行くにも近い。客室は9室と少なく、レストラ
ンもないが、客室には小さな台所があり、軽食が作れる。」

◆「ゲストハウスとうたっているだけに、客をもてなす雰囲気は折
り紙つきだ。客室はそれぞれ、広さと造り、インテリアが異なる。
テーマはアメリカ南部らしさだが、農場風や欧州風の邸宅の居間あ
り、さまざまな意匠でまとめられている。」

◆「広さは93平方メートルの部屋もあれば、37平方メートルの
ワンルームもある。長期滞在客は1ヶ月も居続けるとのこと。」

◆「経営者のベイカー夫妻は『客室の戸を開けた瞬間、我が家に帰
ったように感じてもらい、巨大ホテル・チェーンのような画一的な
印象を持ってほしくない、と思いました。ソファーもカーペットも、
もみんな違えて選んだものです。』と言う。」

◆以上のように、この記事では都会にある「小さいホテル」が、特
徴ある施設とサービスの提供をすることで、他のホテルとの差別化
をはかり、「シティーペンション」のようなホテルになっています。

◆また、同じ「ニューウエーブ 米国見聞」の別の記事では「ブテ
ィックホテル」を楓セビルさんが紹介しています。
ここでも「小さいホテル」を取り上げています、がこの「ブティッ
クホテル」については次回にご紹介します。


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□■編集後記■□

以前この「編集後記」で電気・ガス・水道料金のことをお話しまし
た。

それにも関連することですが、電気料金に関して『最近聞いた話』
をお話します。

節約のために廊下などの電気を消したり、2本ある蛍光灯を1本は
ずしているケースをよく見かけます。

そうすると暗くなり、どうしてもそのホテルや店のイメージが下が
ってしまいます。

確かに経費の節減は大切ですが、その蛍光灯1本の使用電気料金が
どの程度かは知らない人が多いようです。

そういう私も知りませんでした。
そこで先日、北海道電力に直接聞いてみました。

家庭用で計算すると1000ワットの電気製品が1時間使うと消費
電気料金は15円64銭だそうです。
業務用ですとトランスや契約電力によっても若干違いますが、
11円24銭です。

一般に事務所で使われている蛍光灯を例に出して計算します。
普通は業務用の長い40ワットの蛍光灯を使用して、2本でワンセ
ットですから80ワットです。

北海道電力の人の話しによると蛍光灯の使用ワットは表示ワットの
5割り増しということですから、
80ワット×150%=120ワットとなります。

この蛍光灯を1時間使うと消費電気料金は業務用で計算すると1円
30銭程度です。
10時間つけたままでも13円です。

この数字を見て「高いと思う」か、「安いと思う」かは人それぞれ
でしょう。
でも、この数字を知った上で、サービスと節約を考えると良いので
はないでしょうか。


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