motorcycle diaries


2004.11.12〜14  静岡県清水市〜三重県伊勢市

☆プロローグ
明日から三重県伊勢市までツーリングに行く。夏に木曽福島に行ったメンバーで向かうことになっていた。久々のツーリングでもあり、また前回のメンバーと一緒なこともあったので、今回は絶対に遅れられない!と肝に銘じて出発することにした。朝からなんだりかんだり用意をして、昼くらいに羽田に向かい、太サンの職場でメンテをした。結局なんだかんだで出発が19時になってしまったが、今日の目的地は静岡県清水市なので、幾分気分は楽だった。

☆駿河健康ランド
今日の宿は健康ランド。3000円で泊まれるからとっても魅力的!ま、男だけだから雑魚寝もOKでしょ。で、肝心の風呂はというと・・・これがまたサイコーなんですわ。どの風呂入ったらいいのかわからない程種類が豊富で、昆布風呂やらラベンダーのミストサウナやら唐辛子サウナ、ヒーリングサウナなどほんとにたくさんあった。
一番のお気に入りは露天の海水風呂、しかも樽風呂なんだこれが。この日は風も強くて熱めの湯がちょうど良かった。電気風呂も強烈で風呂に浸かっているのに電気で体が浮く程だった。これはギャグなしでは不可能!ね、太さん!

☆ビール
風呂からあがったら全員お揃いの○○○○○服を着て、思い思いの時間を過ごす。僕らはとりあえずビールでしょ!ということで一階の居酒屋に向かった。風呂上がりのビールがこれまたサイコーで、お揃いのサ○○アン服を着てるから、みんな一心同体な感じ・・・飯もそこそこうまかったな。
そのままテレビルームで寝てしまいました。

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13日(土)
☆絶景
パッと目が覚めて、携帯を見たら6時半。ちょっとトイレに行こうと外にでたらなにやら明るくなってきてるところだった。おおっ、初日の出?ならぬ御来光?
太さんを起こしに行って、一緒に日の出を見たよ。太平洋から昇る朝日はとてもきれいだった。そして昨日は暗くてわからなかった景色が一望、ここは海沿いだったんだぁ・・・と今頃納得。そのまま最上階にあがって富士山と日の出と海と空を目に焼き付けた。
そしてその後、ひとっ風呂浴びて出発した。

☆三保の松原
今日は暖かいなぁ、革ジャン一つで平気な感じ。やっぱり太平洋は違うんだなぁって感じた。とりあえず近場で富士山を見ようということになって、三保の松原を見に行った。
なんてことはないただの松原なんだけど、やはり富士山があると違うんだねぇ・・・これじゃぁ松もいきいきするわな。
ベンチで朝食をとる(コンビニおにぎり2個)。そのあと今日のルートをお復習いする。下道で渥美半島を目指し、船で紀伊半島に上陸することにした。名古屋を走りたくないので賢明な選択だったと思う。みんなとの集合場所に行くことが出来なそうなので、茶目っ気たっぷりの暗号メールを送る。(これが後々の大騒動になるとは、まだわからんかったのだ!)

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☆under road
いざ下道を・・・
片道2車線のある道路も怖いけど、民家がすぐそばにある国道も怖い!しかもトラックがたくさん通る国道なのである。トラックに振られる、振られる、こうゆうときバイクって弱いんだなぁ・・・
浜名湖にさしかかったときに通った有料道路がまたサイコーだった。右を見れば浜名湖、左を見れば太平洋、このときばっかりはスピードが知らぬ間に落ちてしまっていた。海沿いをずーっと進むから、サーファーがたくさんいて、オレもサーフィンしてぇ!!!って思ってしまった。
何度も言うが、今日は本当に天気がよい。

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☆船で伊勢へ
ようやくフェリー乗り場に着き、乗船手続きをする。このフェリーというのが結構難解なもので、乗れるのは先着順というのである。しかもバイクは先着10台までだって。先着順って・・・もしいっぱいで乗れなかったらどうするんじゃい!そしたらまた俺ら怒られるじゃないか!(ってこのとき既に待ち合わせ時間を超えていたけど。ま、暗号メールに船マークを入れといたからいいか。)
そして出航!海上は天候と裏腹で風がとっても強かった。甲板に出てたら冷えてきたので船内に戻る。ちょっと小腹が減ったのでポテチとカップうどんを食べる。あぁ〜早く伊勢でうまいもの食べたいなぁ〜

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☆合流
先に宿に着き、みんなが来るのを待つ。しかし一向に来る気配がないので、今度はちゃんとメールをする。
→【宿ついたよ〜】そしたら前チンからの返事が【まだ待ち合わせ場所で待ってる】えっ?僕と太さんはお互いを見つめてしまった。やべぇ〜怒ってるぅ〜・・・遅れるから待ち合わせ場所を変更ってそんなに悪いこと・・・?とか思ったけど、今回はマジで反省した。
結局、そんなに怒ってはいなかった?から大丈夫だったけどね。一応隠れて待ってたのに、大ちゃんの策略にまんまとはまってしまった。

☆ビール2
腹減ったんでうまいものを食べたい!ということで伊勢市までタクシーに乗って出かけた。しかぁし!伊勢市は・・・・何もない!駅前なのに店がない!結局角の赤ちょうちんで飲むことにした。伊勢はほんと何もなかった。前チンがタウンページを見て、二見町(僕らが泊まっている宿)には居酒屋がないことを発見!これにはさすがに参りました。軽くのんで帰るとおもいきや、途中下車で串カツ屋に寄る。なんかここが一番うまかったような気がするのはオレだけか・・・?
グダグダになって寝てしまった。


14日(日)
☆二人ぼっち〜仲直り?〜ブルー
起きたら10時!寝過ぎ???隣に行ったらもう出発の用意をしていた。・・・これって確執???なんで起こしてくれなかったん!しかも隣の三人衆は夫婦岩まで散歩してきたそうな。ちょっとひどいなぁこりゃ。溝は深い?
ちゃっちゃっと出発の用意をしてとりあえず記念写真!5人で走ったのは数キロだった・・・
ルートを組み立てスタンドに向かい出発!給油も済ませ、とりあえず港方向に行こうということになったから、オレが先頭、以下、大ちゃん、太さん、伴さん、前チン。
途中Uターンをしなければならないところでなにやら『ガチャーン!』と音が。バックミラーを見ると太さんが倒れてるではないか!こけた???で、もう一回バックミラーをみたら、アレレ?伴さんも倒れてる?接触?これはやばいと思い、バイクを安全な場所に避難し、そこに向かった。後ろからは渋滞して車がたくさんいるし、太さんは相当パニッてた。よく考えると太さんはUターンの際にショートカットしようとしてた。本人曰く、前者を抜こうとしたらしい。伴さんは太さんを助けようとして、バイクを降りる際にこけたらしい。しかも伴さんの方が重傷!クラッチレバーが曲がってた。ちょっとみんなブルー入ってた・・・僕もバイクがガチャーン!ていうのを初めて生で聞いたかもしれない。
今までの予定を変更、レッドバロンでちょっと修理して解散てことになってしまった。

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☆鳥羽伊勢スカイライン
僕と太さんと前チンと三人になり、スカイラインを目指すことにした。山道山道、クネクネ道。勾配が結構急だからすぐに上まで登っていってしまう。頂上からの見晴らしはこれまたサイコーだった。北陸組も来れたらよかったのに・・・天気がいいときは富士山まで見えるらしいんよね、南アルプスは微かに見えたよ。反対側は紀伊山脈?前チン曰く、和歌山くらいは見えるらしい。ここも景色がよかった。伊勢に行かれる方は是非!おすすめです。

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☆別れの飯
フェリーの時間までまだあるので、港の近くで飯を食うことにした。伊勢うどん、うまかったなぁ。普通のうどんと違ってふわふわなの。でも伸びてる訳じゃなくて、ふわふわでしょっぱい汁に浸かってる。あれはうまかった。ついでに大アサリも食べる。大アサリを大当たりと間違えて読んでしまったよ。一応、伊勢の海の幸を名産品を食す。腹もふくれて、今回の旅も満足かな。

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☆sukiyaki(反省会)〜エピローグ
自宅ですき焼き&ビールを食しながら反省会をした。
・今度は関東組が企画実行します。(今までは提案だけで、実行できてなかった)
・遅れるときは暗号メールじゃなくて、ちゃんと言葉で伝えましょう!(っつうか、これって常識!)
・みんなで走ることを第一に!行き帰りを楽しむのはほどほどに!(いつものこっちゃけど)
・・・俺らを見放さないで!

ま、楽しかったわー!

2004.10.23〜24  長野県日義村
朝4:45起床!周りはまだ暗い・・・
今日は二回目の木曽福島ツアー。前回のこともあるから今回は少し早めに出発することにした。それにしても寒い!!!まだ10月だぞ、なんでこんなに寒いんだ?5:25出発である。先回のルートが山中湖経由だったので、今回は直接中央道に乗ったら何時間で着くのか頑張ってみた。久々の週末晴れなので渋滞予想も念入りにチェック!やっぱり一人だと違うね。抜かりがない!

朝日を受けながらかっ飛ばすのって気持ちいいんだね。朝日があたるところがほんのり暖かいよ。途中、トンネルを抜けると、そこは雪国だった・・・ではないが、一瞬霧で見えなくなることがあった。相模湖の上を走ってる時だったと思う。ちょっと危険だったけど、爆走はまだ続く。次の目標は富士山だ!しかし探せど探せど富士山は見えず。確かこの辺なんだけどなぁ・・・そのとき、一瞬だけ富士山を拝むことができた。ほんの一瞬ね。メットの中で「おー富士山だー!」って叫んでしまった。標高も高くなってきて、だんだん凍えそうになったので、談合坂SAで朝食がてら休憩することにした。パンをむさぼりながら、さみー!凍えるぅ〜バイク多ない?みんなこの辺で凍えるんだな、なんて考えてしまった。飯も食ったし、あったかくなったし、出発しよか〜?次はどこで休憩かなぁ・・・

甲府を爆走して南アルプスの裾野に入る。もう心は南アルプス天然水である。八ヶ岳でちょっと長めの休憩をとる。ここでもう一台のトラ号と合流。いやぁ八ヶ岳、南アルプスはもう秋です。走れば走るほど天気は良くなり、気温が上がっていく。それにつれて周りの景色も秋の装いを深めていく。まるで秋へいざなう道路のように。長野はどんな景色を見せてくれるんだろう。すごいわくわくしながらアクセルを回す。気持ちが良いせいか、スピードをあげてしまう。とても気持ちよかった。。

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その後、塩尻ICを経てR19に入る。R19に入ったとたん、急に寒さが身にしみてきた。だんだん脚がガクガク言い始めたので、たまらずホームセンターに入り、貼るホッカイロを購入。トイレで装着した。これがまた暖かいんだ、もう離せないね。ではでは再出発!
R19を走るがまだ大阪チームと合流するに時間があるため奈良井宿という宿場街に寄ることにした。ここがまたいいんだよ、昔の風情をのこしたままで、紅葉にうまくとけ込んでる。ちょっとノスタルジックな空間に迷い込んだようだった。大阪チームよりまもなく合流地点に集まれるということで、現地に向かった。

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合流後、これからのプランニングをして、今日目指すは地蔵峠に決まる。途中山道を走ることになるのだけど、台風の爪痕が所々に残っていて、心を痛める。道路の縁が崩れているところ、砂防のシステムがもう働かなくなっているところ、用水路が詰まり道路に冠水しているところ・・・多々見ながら地蔵峠に向かった。
峠でコーヒーを沸かして飲む!という目的もあったため、地蔵峠を目指す。峠につき、御嶽山と紅葉の木々を見ながら飲む。ここで飲むコーヒーは、町中で飲むコーヒーよりも何倍も暖かくておいしかったこと、忘れられないよ。

本日の宿はユースホステル。一泊二食付きで5500円也、夕食はみんなで鍋を囲むというものだった。飯もうまかったし、風呂も気持ちよかったし、この上なし!だった。地震を除けばね。この宿は禁酒、禁煙なので、夜早く寝たい人にはもってこいの宿かもしれない。見渡す限り、山、畑、畑、山。近くには企業の別荘街もあるみたいだけど、そこからももうちょっと離れている。とりわけダッシュ村みたいなとこかな。
前の日あんまり寝てないこともあってこの日は爆睡!22時過ぎには寝てた。
起きたら7時半、えっ?もう朝なん?状態だった。朝食をとり10時すぎまでウダウダする。今日の行程は、森林公園に行って散策をしてソバを食べて帰るという行程。
昼の暖かい日差しを受けながら森林公園までバイクを走らせる。途中で夜に買ったペットボトルの茶を沸かす。またこの茶がうまいんだ、日本人で良かったと実感させてくれる。紅葉を間近に見ながらのお茶会。通り過ぎる車にはジロジロ見られたけど、これはこれでOKでした。

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森林公園に着いて、森林浴を楽しむ。2Km程度の散策路を歩いて胸にたくさんの空気を入れる。あぁ心が洗われるようだ。そこにはトロッコ電車も走っていて、線路の上を歩けるようになってる。そこを歩いたらスタンドバイミーのワンシーンを感じさせるところだった。森林浴も済ませ、ソバも食べ、各々バラバラに帰ることになった。
僕はそのとき仲良くなった大阪の人とちょっと走り、R19で僕は左へ、あなたは右へで別れようということに決めた。今度は東名の中間地点で会おうということも決めた。東名なら雪は降らない、冬でも出かけることができるぞー!ということで、また近々東名に出かける約束をした。

帰りの中央道は予想通り、大渋滞になっていた。都心に向かう方向では25Kmの渋滞とあった。肩にズシッと来るような気だるさを抱えながら家路を急いだ。途中、フェラーリとランボルギーニに出会い抜きつ抜かれつで走っていたら、いつの間にか甲府まで走っていた。(注!この2台は120Km程度のスピードで走っているものであり、決して僕がスピード出しすぎてるわけではありません!)甲府で一度休憩をとり、あたりも暗くなってきたので、さっさと家に帰ることにした

2004.8.14〜15  福島県小野町
今日は太さんの友達の小野川さんちに遊びに行くため、一路北に進路をとった。朝一に出発して、とりあえず土産買いがてら浅草寺をご参拝!事故もなく気持ちよく走れますように・・・しかぁし!14号に入った途端、まったく動かなくなってしまった。もうなんでこんなに関東は車だらけなの???勘弁してくれぃ・・・・ほんとはある程度まで下で走ってから常磐道に乗るはずだったんだけど、ありえないほど混んでいたので柏から高速に乗ることにした。その前にちょっと休憩。休みすぎ!って話もあるけど、だって暑いんだもん!ノドが乾くわーというので、ロイホのドリンクバーでノドを潤す。俺らのバイクツーリングはいいね、常に機転が利く。
高速は快調、快調、こんなに気持ちよく走れたのは久しぶり。たまにはキャブに思いっきり気持ちよい空気を吸わしてあげないとね。とかいいながら、スロットルをいつも以上に回してしまう。天気も良いし、風も気持ちよい。太さんがいつか言ってた『鳥になるんだ!』って・・・あながち間違いじゃないかもな。時には向かい風の間を縫い、時には追い風に乗り、目的地がだんだん近づいてくる。気持ちいいなぁ・・・この感覚は福島についても変わらず、下道もトラはドンドン進んでいく。いつのまにか日は陰り、山間の小野町についた。

小野川家
デカイ!広い!なんだか焼肉専用の部屋まである!しかも広間にはカラオケ付!すんごいなぁ・・・しかも子供たちがたくさん。僕は早速ウッキーと名づけられてしまった。自慢ではないが子供にはウケがよい、物心ついてくると途端にウケが悪くなる、どうしたものか・・・
夜は夜で大騒ぎ!だだっ広い部屋を三人で独占、ちょっと広すぎた感じもするけど、バスケをやってる三人にはコートよりは狭い感じで、最終的はカラオケ大会で閉め。いやぁ〜もう来るな!って言われてもまた行こうかな。
この町の素朴さがとても良い。暮らしてる人が良い、のんびりしてて、言うなればスローライフって言葉がとても似合う。(そんなことなかったらごめんなさい。)でも住んでる人にとっては大変なんだろうなぁと思った。冬になれば雪が降るし、海に行こうとしても距離があるし、一過性の僕ら旅行者にとっては想像もつかない大変さがあるんだろうなと思うと、手放しでここに住みたいと思えなくなってくる。
台風一過のようにドーッと行って、サーッと帰ってしまった感が残るけど、小野川さんいろいろありがとうございました。
子供たちの素敵な笑顔に見送られながら僕らは東京に帰ることにした。子供たちはこのまま素直に育って欲しいですね。

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番外編
さて帰ろうかな・・・と思い準備を進めていたら、携帯がないことに気づいた。たしかここに置きっぱにしてたはずなんだが・・・どこかに置き忘れかな、太さん電話してみてくださいよ、あ、ここ、電波つながらない?ってことは電話みつけられない?やばっ! ということになり、家族みんなでローラー作戦開始。携帯は無事見つかったけど、携帯がつながらないという恐怖を味わいました。次からは気をつけます。お騒がせしました。

2004.7.24〜25  長野県木曽福島町
僕と太さんは関東から出発、大ちゃんは金沢から、前チンは大阪からの出発で現地集合し、一泊したあと木曽路を走るというおもしろいツーリングを計画した。
一日目:早朝出発して富士山経由で長野着の予定が、僕が寝坊したために8時頃の出発となってしまった。しかも20号渋滞、東名も渋滞と渋滞だらけで嫌んなっちゃう。そんな時も僕らは慌てず、とりあえず朝マック。ほんでもってモスで一服。腹も満腹になり、さて走ろうかぁということで、渋滞の20号を爆走する。
20号をひた走ると、途中より413号の道志道に入る。その道志道を抜けると富士山にたどり着くのである。この413号がまたバイク乗りにはたまらなくアドレナリンが出る道路で、緑のトンネルの中を走ったり、渓谷沿いの橋を通ったりと、マイナスイオンを受けまくり!!!

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やはり、山と言えば川でしょ!ってことで、途中どうしても川に入りたくなって本道を離れて川へ。。。
気持ちよかったっす!川の水は冷たくて疲れた脚を癒してくれる
あぁ〜来てよかった・・・ホッと一息ついてすぐさままた走り始める。というのも、どう考えても集合場所に着かないんじゃないかと考え始めてしまったのだ。
ようやく山中湖周辺まで来てみたが、肝心の富士山が・・・・裾野すら見えねぇじゃねぇか!山中湖に浮かぶスワンを中心にグルグル走ってると、今度は急に腹が減ってきた。山梨と言えば、ほうとうでしょ!ということで、地図に載っていたほうとう屋に行って昼食をとる。美味かった、でも暑かった。そんなときに大ちゃんよりメールあり『あと15分で目的地』おおっ?早くない?俺らまだ飯中だよ〜と思ったけど、僕らは適当で(ま、いいっか)の二つ返事。
その後は遅刻分を取り戻そうと中央道を大爆走!中央道は走り易かったね。そこで新たな問題発覚!時速100キロ以上で1時間以上運転してると、掌と足が自分のものではなくなったような錯覚に陥る。常にビ〜ン、ビ〜ッン状態なのである。そういやマフラーを変えたのが原因なんだろう。ま、音重視っつうことで我慢することにした。
現地に着いたのはまぎれもない夕方。カラスもお家に帰りますよ〜な空色。時折ひんやりした空気を肌で感じながら目的地に向かう。幾重にも連なる山の景色は綺麗だなぁ・・・そんな風に感じていた僕らは恐ろしいことを発見した!遠くの山で、ピカッ!ピカッ!と何かが光っているではないか!なんだろうなぁと思った瞬間、どどどどーーぉっ!と低い音。これってもしかして、もしかして雷・・・?雷来ないうちに宿に行こうぜぇとバイクを走らす。しかぁし!ここでまたもやハプニング。大の大人が二人もいて、目的地を知らないことが判明!B型もここまで来ると素敵だな。(当然、太さんもB型です、そうじゃないとここまで適当に旅は進みません!)このまま目的地がわからないと雷を直撃してしまう可能性があるので、たまらず道の駅にピットイン。携帯で連絡をとり、なんとか宿に到着!もちろん最下位・・・夕食のときにみんなに怒られたのは言うまでもない。

二日目:今日は午前中みんなで山を走って、午後はそれぞれの帰路につくという予定だった。天候は○、バイク日和だよ〜。
こうして四台並べてみると、サミットみたいだなぁ。僕は英車、太さんは国産、前チンは独車、大ちゃんは米車。主要四カ国会談、何について話そうか・・・とりあえずそっち乗らせて!あ、こんな感じなのね、こういう視界で見てるんだぁ・・・なんて。
僕らはまずダムに向かって、そのまま山に登ることにした。ハーレーに山道はきついよ、やっぱハーレーはトウモロコシ畑がある一本道を高ギア低アクセルで走らなきゃ!しょうがないけどドンドン遅れるわ、ごめんよ大ちゃん。BMは相変わらず取り回しがいいんだねぇ、ちょっと腰痛くなりそうだわ。オレ、水平対抗ってもっと横に動く感覚があるかと思ったらそうでもねいのね。っつうか、横にドンドコドンドコ言ってたら、まともに運転できないわな!
最後尾を走り、みんなのテールランプを見てるとなんだかワクワクしてくるよ。こういう旅っていいなぁと思う。みんなそれぞれのところから知らない町に来て、同じ目的を持って走る、なんて冒険心がくすぐられるのじゃ!すばらしいよ。山を登っての景色も最高!ここでもマイナスイオンを吸収!日ごろのコンクリートジャングルをしばし忘れてさせてくれるわ〜。!!!

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山を降りると温泉があって、みんなで入った。気持ちええぇぇぇ・・・・極楽じゃ、わしらはブルジョアだのぉぉ、バイクで走って、温泉入って、ここまで来たら、ビールが飲みてぇ・・・
このあとみんなでそばを食べて、大ちゃんがお帰り。気をつけて帰るんだよ〜また遊ぼうなぁ。スタンドから一人僕らと反対方向に走っていく大ちゃんはある意味、かっこよかった。
3台になった帰り道、高速のICまでの間で、ポツポツとメットに何かあたってきた、こりゃぁ降るなぁと思い茶店に入る。でも意を決して前チンにさよならした。また会おうなぁ、次も一緒に走ろうぜぇ!目標は大阪までバイクで行く事を僕は決心した。
お互い道を反対方向に走りだし、雨雲が徐々に僕らを覆ってくる。もうちょっと待って!今、高速に乗るから。そしたら晴れてるんでしょ!とか思ったが、そうは甘くはないのが長野である。高速に乗った瞬間、雨が大降り、警報発令中になり、雷ゴロゴロ、あぁ・・・もうだめ。太さんもだめだったらしく、やたらとパッシングしてくる。知ってる、SA入りたいんでしょ、僕も超入りたいっす!で、SAはどこじゃ?と看板をいくら見ても案内がない!おいー、隠すなよ、いじわるすんなよーと思ったけど、これは事実!探せど探せどまったく見つからない!どこまで走らせるんだぁ・・・・!
やっと見つけた諏訪湖SAで休憩。どのくらい過ごしただろう。小一時間はいたな。インフォメーションのおねぇさんに雨はいつ止むんすか?と、おねぇさんは雨を止める権限を持ってないのに、僕は必死に懇願した。そしたらだんだん晴れて来て、こりゃ走り時!いざ東京を目指す!僕らはシートを拭き、メットを拭いて、バイクに跨った。
ちょうど夕焼けに染まる富士山を見ながら走ったよ、みんなで走れた幸せを噛み締めながら・・・また行こう、絶対に。。。

2004.3.12〜14  天国から地獄まで
3月12日(金)プロローグ

明日は念願のトラちゃんの納車日。これから一緒にいろんな景色を見て、いっぱい思い出作ろうな・・・
明日は先輩の太さんも同じくCB1300の納車日。早速どこかに行こうか?って話も出てる。
明日が待ち遠しいよ。
3月13日(土)

まず太さんのバイク屋に出向く、『でっけぇ〜!』と一言。その後、車で先導してうーのバイク屋に向かう。
トラはもう店頭で僕を出迎えて待っていた。これからよろしくな。と挨拶をしつつシートに跨る。いい感触だ。エンジンを鳴らし、スロットルを開く。『すごっ、これが求めていたツイン!』とてもいい気分になった。しかも今日は絶好のバイク日和、早速どこか行こうかなぁ・・・とルンルン顔でバイク屋を後にした。
うーの家に着き今日の行程を考える。まず、島ぶーを送るために勝どきに行って・・・その後・・・実家に帰るかぁ?ということになった。この時すでに午後2時はまわっていた。僕も太さんも舞い上がってしまっていて、後先考えず新潟行きを決行することになった。しかも明日はホワイトデー、彼女たちにプレゼントを。と格好までつけて銀座でお買い物&腹ごしらえ。
島ぶーを送っていざ出発!6時を知らせる合図とともに僕らは東京の夕焼けに映るネオン街を後にした。

20号を通り環八に抜け、練馬ICから関越を北上する予定を立てていた。
しかし、20号大渋滞!まだ大型に乗せられてる僕らにとって、この渋滞は死の匂いを感じさせるものとなった。
今でも鮮明に覚えているのは四谷の新宿御苑トンネルだ。もう、ダメかと思った。すり抜けようにもすり抜けられず、後続からはバイクが怒涛のように押し寄せてくる。トンネル内はブレーキランプの赤一色となり、異空間を思わせる。ようやくトンネルを抜けると思った時、バックミラーから太さんの姿が消えた。お互いに携帯で連絡をとりあい、なんとか合流、その頃には新宿を抜け、上も下も車が飛び交う20号の立体道路に差し掛かっていた。ここは宇宙か?異次空間か?と思うほど車が上下左右に走っている。そんな中を走り抜けようやく環八に差し掛かった。環八の渋滞は20号のそれに比べると大した事なく、ようやく新潟への玄関口、練馬ICに到着。
新潟への通行証をもらい、暗闇の中に消える二台。高崎を越えるあたりから標高が高くなり始め、徐々に気温が低下していった。
ううううっ寒い・・・・凍えながらバイクを走らせ郷里に向かう。
う、腕が寒さでちぎれそうだ・・・その時僕らを待っていたのは関越トンネルだった。
ここを超えれば・・・と思いつつトンネルに入る。あんなに嫌だったトンネルは外気が入らないため暖かくなっている。
あったけぇ・・・このままトンネルで新潟着いたらいいのに。なんて考えながら走行していた。
しかし、事件はその後起きた。トンネルを抜けると外気が一気に下がった。
あれ?なんかおかしいぞ?骨まで染みるこの寒さ。なんだこれ?2、3キロ走ると何か白いものが空から降りてきた。あれ?埃?あれ・・・・えっ?雪!?いきなり初走行で雪?すっかり東京ボケしてた。
3月の新潟はまだ雪降るんだった。しかもここは湯沢、周りの景色が違った。月明かりが雪に反射して、きれいに山を映し出している・・・・と思った瞬間、僕は高校時代に原チャでコケたことが頭をよぎった。こうなってしまってはドンドンスピードが落ちていく。太さんとの距離もどんどん離されていく。耐えるに耐え切れなくなりピットイン。
日が変わって14日未明、3月の雪に何を想ったのだろう、雪はもっともっと降ってきて僕らの視界を遮る。僕らは笑うしかなかった、しかも乾いた笑い。自分たちの情けなさで笑ってしまった。(現実はもっとハードだった。)
これからどうするか、ここで泊まるか、上を走るか下を走るか、迷っていた。ちょうどその時、黄色のパトランプをつけた車が僕たちのところに来た。『バイクで来たの?気をつけてなぁ』『上はシャーベット状、下は轍になってるぞ、どっちにしてもキツイな。』とアドバイスをくれ走って行った。僕らは上で行くことを決めた。次のSAまでは40Km、頑張って行こうか!と言い聞かせシートに乗った。しかしSAを出た瞬間、またもや寒さとの戦いになった。すんげぇ寒い・・・鼻水が滝のように流れ落ちてくる。しかも雪。ウエアが真っ白になっていく。徐々に感覚がなくなっていくころ次のSAの明かりが見えた。すぐにトイレの温水で手を温める。もはや感覚がなかった。僕らをここまで走らせるのはなんなんだろうか・・・手を温めながら鏡に写る自分を見て泣きそうになってしまった。でもここまでくれば、あとは雪がなくなる方向に向かっていく。一日で頂点と底辺を一度に見せられた日だった。
二台は新潟に着き、それぞれの灯りの燈るところへ白煙をあげて帰っていく。ただいま!と言った瞬間、僕は深い眠りについた。
3月13日(土)エピローグ

次の日、東京に帰るよ〜ということになって、太さん宅に向かう。寒さ対策として体中にホッカイロを貼りまくった。
よし、準備は万端、いざ東京へ、となった時、そこで太さん、『やっぱさ〜、新幹線で帰らねぇ?オレ、手が動かねぇんよぉ〜・・・』
・・・負け犬になりました。

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