地獄の一丁目

ワタシが最初に所有したジムニーはJA11でした。660ccのインタークーラーターボ、馬力は・・・って、そんなことはど〜でもいいぐらいポンコツで、知り合いが川遊びと魚獲り専用車にしていたものです。

車検の残りがタップリあり、ま、堤防から転げ落ちたりとかいう戦歴の持ち主ではありましたが、外観上はどうにかそのまま乗れそうでした。
が、冒頭にもあったようにゆずってもらった時、現車の状態は

「白煙モウモウ、2ストなのか?これは!!」

 
というシロモノでありました。
ま、ゼイタクは言ってはイケマセン。なにせ、
「もってきゃ〜」イコール「タダですから。
しかし、スズキ ディーラーマンの友人の
M野氏曰く、

「水遊びしていたクルマなら、足はバラして見ないとね〜。」

早速スズキでベアリング関係のパーツを取り寄せ、バラしてみると、
ガーン!!!「なんじゃこりゃー!」(ジーパン刑事風で)

アウターとインナーのハブベアリングが錆びて
「一体化」しているではあ〜りませんか。

これ、取れるんか?ホンマに???・・・っつーか、よくこんなんで動いてましたねー。
そんなら以前乗ってた中古バリバリのデリカスターワゴンも、こんなんなってたんでしょ〜か?

分解した経験のある方ならご存知でしょうが、こうなっていると物理的に分離は不可能です。
仕方がないので酸素溶断して、すべて取り去り、新品と交換しました。

「長い事スズキに勤めてるけど、ま、ワースト3に入るね、間違いなく。」
いやな事をハッキリ言うねー、この人は。

しかし、このクルマは、今考えると白煙が段々多くなってきたことを除けば、手をあまりかけずに乗れたほうだったように思います。

煙の量が2ストの倍ぐらいになったことをきっかけに乗り換えてしまいました。

夏場は
魚臭く冬は煙臭い
クルマでしたが、ジムニーの楽しさを教えてくれた車でした。画像が残ってないのが残念です。



・・・が、しかし「世の中、タダほど高いモノはありません。」

真っ当なカーライフを送る為には、ここでジムニーとは縁を切っておくべきでありました。
ワタシはその時、そう、人生という道を踏み外しはじめたことに、全く気が付いていなかったのです。

(チロリロリン♪ サマンサ)

                             

地獄の2丁目に続く