Im Lost...
Please show me the Way to go
POR 「移動」「動かす」と言った意味を持つ。
数年前に流行った某宗教用語とは似て否なる言葉である。
「HUR」で述べたような魔導師が手を触れずに物体を移動させる際 に
用いた呪文の強化版と言ったところか。「HUR」は風の力を利用し て
対象物を動かすのに対し、「POR」は対象物の名に付随させる事に
よって物質に直接移動性を与える事ができる。
 そして「POR」で移動できる物は物質に限らず死の言葉「COR P」
などなど様々な要因を移動させる事が可能である。
QUAS  「幻」を意味する。
幻とはその場に存在しないものがあたかも存在しているように感じる 現象
であり、その実態はしばしばエセリアル空間にある事が多い。
「QUAS」はその幻の本質を意味し「QUAS」を深く理解する事 で
「幻」を創造したり看破する事ができる。
 周囲に風景と同じ幻を造り自らを隠蔽したりして人々を惑わすなど 、
駆け出しの魔法使いや手品氏にはおなじみの霊句である。
REL  「変化」或いは「変身」の霊句。
「REL」を用いる事によって物質「YLEM」のあり方を変えて
しまう事ができる大変興味深い言葉である。よく昔話で悪い魔法使 いに
カエルにされてしまった主人公の物語などがあるが、まさにこれだ 。
 太古の昔、錬金術師が石を金に変える方法を模索していたと言う が
その本質は物質の原子レベルでの構造を根本から変えてしまうとい った
ある意味、神に挑戦する技術であると言えるだろう。当然ながらこ の
霊句を理解するには膨大な知識と探求心が必要であり、「REL」 を
使いこなすにはそれ相応の修練が必要である。だが、「REL」を 得る
事の見返りが莫大であると言う事は、導師諸君の間でも周知の事実 で
あろう。
 一国の王でも得られないような富を、或いは神の創った世界その もの
を変化し得る可能性を持ったこの霊句は、しかしながら魔力消費の 著し
さや呪文詠唱時間、極端な難解さから、到底常人に極め尽くせるも ので
はなく、現段階では我々人間程度の魔力では短時間他の動物に変身 して
いられる程度である。
したがって「REL」は戦乱明け暮れるこの時代では、食物を作り 出し
たり、せめて人の心を和ませるための道化師の技の一つでしかない 。
 実にロマンのない話だ。
SANCT
「守り」や「保護」を意味する。その名から聖なるイメージを持つ 者も
多いと思うが、残念ながら名前自体に聖性はない。だが、危険から 身を
守ってくれるといった意味では確かにありがたい霊句と言える。
 その効果は「光」や「炎」の霊句と組み合わせる事で自分の周り を
防護の壁で覆い、様々な危険から身を守る事に代表される。
 他にも戦いの際に「変化」と合わせて実力を一時的に向上させ自 らを
有利にする魔法「BLESS」など、魔導師のセンス次第でこれか らも
身を守ると言う事を前提にした様々な呪文のバリエーションを産む 事が
できるだろう。
TYM 「時」を意味する時間の霊句。「変化」と同じく興味深い言葉の一つだ。
 身体を失った生命体の自我が意味をなさずに消えていくように、我々の
住む世界に「時」が失われれば、やがて世界そのものも消えてしまうだろ う。
しかし「時」の存在によって我々を含んだこの世界は、死や滅びと言う終 焉
の可能性を内包してしまっている。世界が「時」を生んだのか「時」が世 界
を生んだのか、また「時」が世界を消滅させるのか、世界の終焉が「時」 を
消滅させてしまうのか、結論がどちらにせよ「時」を理解する上で重要な
問いである事を忘れないで欲しい。
 さて、まず知っておいて欲しいのはこの世界にある「時」は我々にとっ て
必ずしも一つでは無いという事だ。つまり、大地には大地の、人には人の
「時」があり、両者に与えられた「時」は本質的に同じ物であっても、そ の
長さには大きな違いがある。生命体の種族によって寿命が異なる事からも 、
その種が持つ「時」に個体差があると言えよう。しかし動物の一生に行う
心拍数が、それがどんなに異なる種であっても、その脈打つ回数は平均値 で
ほぼ同じという報告からも、それぞれに与えられている「時」は、客観的 に
見れば長さが異なっているように見えても、「時」の中で得られる、我々 が
「人生」と呼んでいる出会いや経験の数は世界を含んだ「時」を持つ全て の
モノに於いて同数なのかもしれない。
UUS 「DES」と対義語にあたる「上昇」を意味する霊句。
 何かを上げると言う行為のほとんどにこの「UUS」が適用される。
具体的には「DES」がエセリアルの力を弱める事に使用される事に対 し、
「DES」はエセリアルを増幅させ、その力を上昇させるために使用す る。
 確かにこの霊句を使って自らを高めることはできるが、あくまでもそ れは
魔法による一時的な効果でしかなく、自己の向上には繋がらない。
 矛盾した言い方かもしれないが、優れた魔導師になりたくば「DES 」に
頼らずに自己の修練に務めることを勧める。
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