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宿泊したホテルのロビーに車体一杯にサインが書き込まれたVWのPOLOとPASSATが4台展示されていました。中国に来て目にするタクシーはほとんどがVWです。ガイドさんによると中国で初めて合弁でクルマを作り始めたのが長春でのVW。先行者として人気を得ているようです。
幹線道路もよく整備されています。その代表格は長春駅から南に直線で16Kmにもおよぶ人民大道です。中央に片道2車線の乗用車レーンがあり、分離帯を挟んで両側に2車線のバス・タクシーレーン、その外側にある歩道兼用の分離帯を挟んで1車線のバイク・自転車レーンが走り、その外側に歩道があります。交差点近くでは乗用車とバス・タクシーが交差しながら進路変更をします。ここで運転するは大変そうです。信号機にはカウントダウンの電光掲示が併設されています。そのおかげで以前に比べると交通事故が減ったとのことでした。そんな広い道路を歩行者は信号を無視して横断していきます。自己責任の国なんでしょうか?私は信号を守りながら2、3度ドキドキしながら横断しました。歩行者用信号機は切り替わる際に点滅して「走るイメージ」を表現していて可愛かったです。ちょっと気に入りました。
チェックアウトして最初に訪問したのは、ラストエンペラー溥儀の宮殿だった偽皇宮です。住居である内廷前の石碑には江沢民の名で「勿忘“九・一八”」と大書されています。内廷の入口でビニール袋を貰い、靴の上から履いて中を見学しました。寝室等の生活の場とともに書斎では関東軍参謀が溥儀に接見している様子や妻媛容がアヘンを吸っている姿が蝋人形で再現されていました。執務が行われた外廷には執務室・接見の間・宴会の間・仏間などが整えられています。当時の制服や宝物の展示を見終えて中庭に戻りました。しばらく涼んでいたのですがツアーのメンバーは一人しか出て来ません。不安になって、もう一度外廷に入って回廊伝いに建物の中を進みました。これが出口につながっていてガイドさんを発見、ひと安心しながらもう一人を呼びに回廊を戻ります。いやはやヒヤヒヤものでした。
偽皇宮の後、ツアーの皆さんの希望でデパートに寄りました。中国でも「デパートは正札商売で価格交渉はできない」とガイドさんの説明です。1時間程とってくれたので、私はまず併設のマクドナルドで2元のソフトクリームを買って一服です。店内のプライスボードを撮ろうとしましたらさすがに制止されました。でも外には大きな看板で値段が掲示されています。写真はこちらでよしと致しました。ただ元なのに通貨の表示が¥マーク、なんか不思議でした。ソフトクリームは子供の頃に食べたような昔懐かしいアイスで、油断しているとどんどん溶けてしまいます。デパートは5階建てで、1階はスーパーです。それぞれの階の天井は少々低くて圧迫感がありますが、1階の半分は2階迄のぶち抜きで空間を確保して化粧品やトラベル用品・電化製品を売っていました。階段も売場になっていて、売り子さんが一杯いるなぁという感じです。ショッピングの後は旧大和ホテルで昼食です。似たような料理が毎度毎度出てきます。最初にお土産の紹介として出ていた月餅やピーナツが安心して食べれました。テーブルでまんが“龍”が話題に出て、愛読者の私も甘粕理事長の名前を出してお話に参加させて頂きました。
昼食後に向かったのが映画撮影所です。撮影所の前庭には毛沢東の像が立っていました。この撮影所も“龍”によく出てきますからチョッピリ親近感を覚えます。見学コースは昔の撮影に使ったミニチュアや効果音の録音の実演、撮影スタジオでの実演を見せてくれますが古さを感じさせるものばかりです。中庭には古い飛行機や軍用車が無造作に置かれていました。写真に撮る気にもなれなくて片隅に咲いていたお花にレンズを向けました。
映画撮影所を後にして、車窓から旧関東指令軍などの日本風の建物を見て廻って観光は終了。最後にお約束のお土産屋さんへ案内されました。バスが停まったのが屋台村のような場所。油ギタギタの料理が並んでいて、見ているだけで胸焼けしそうでした。その前では野菜売り。その傍らに籠一杯に蠢く虫を見つけてビックリ。食虫文化が健在なのですね。 |