白石蔵王・鎌先温泉の旅 《08年8月》

鎌先温泉

白石市内観光

蔵王 御釜

 いざ白石市内観光へ

 朝食(名物のうーめんも出ました)をゆっくり済ませ、11時に白石蔵王駅に送迎のクルマが出るということで、便乗させて頂きました。チェックアウトのお客さんもリピート客のようです。

 「リピート客が多いようですね」と聞くと、運転して下さった支配人さん曰く、今はやっていませんが、湯治のお客さんは自分の部屋を勝手に決めていて、部屋が違うと「予約しただろう!」と言ったり、チェックインは15時なのに9時頃来て「電話しただろう!」(いやそれは6時間後の話で...)と、もうわがままなんです。そういうお客さんに限ってランチまで食べていくんですよ、と楽しそうに話して下さいました。

 昨夜の食事にも無農薬の野菜が合肴として出ましたが、いま無農薬の米作りに料理長さんと取り組んでいるそうで、雑草と虫との格闘中とのこと。収穫を手伝ってくれたお客さんに天日干しにして、ひとめぼれを贈ることを考えているんだそうです。

 そんなお話を聞きながら白石蔵王駅に到着。15時半に送迎があるということで、帰りも便乗をお願いして、駅の観光案内所に向かいました。

 観光協会の黄色のレンタサイクル(デポジット500円)を借りて、市内観光へいざ出発です。観光協会のお姉さんが、東北本線を横切る平坦なルートを教えてくれたおかげで、息があがることなく快適に走り出すことができました。助かったよ〜!

 白石城下一社七箇寺めぐりの地図を頼りに走り出して、最初に現れたのが碧水園。能舞台や茶室があって、今日は「これから琴の記念演奏会があるのでどうぞ」と次第を渡して下さった係りの方が、館内を案内して下さいます。能舞台の1本1本の柱の役目まで教えて下さり、勉強になりました。
ここ碧水園は、ふるさと創生事業として建設され、古典芸能の拠点として活用されているとのことです。すごいなぁ!

 次に訪ねたのは、白石城主 片倉家の菩提寺 傑山寺です。初代片倉小十郎景綱の墓標となった一本杉(隣は奥方のお墓)や、最初の郷土力士 初代谷風が自分で担いできたというお墓がありました。う〜ん、チカラ持ち!

 真田幸村の家来が開いたことから、寺の紋が六文連銭という清林寺を経由して、たどり着いたのが常林寺です。白石城の「時の太鼓」を保管しているということでお邪魔しました。本堂の天井に吊るされている太鼓を見上げて、これか!と白石城へと向かいます。

 いよいよ今日の主役、白石城です。ボランティアガイドさんがいらっしゃったので、案内をお願いしました。石垣、大手ニ門、三階櫓(天守閣)と詳しく説明して下さいました。ありがとうございます。
 日本古来の建築様式に基づきながらも、現代の建築法でも建築物と認められている、とガイドさんは誇らしげでした。

 近くの公園に関取の銅像が建っていました。谷風かと思って近づくと、銘は横綱大砲です。やはり郷土の力士です。大砲の功績を称えたいという地元の申し出に、谷風関と一緒ならと、実現したようです。謙譲の美徳ということですね。

 続いて訪ねたのが、武家屋敷です。中級武士の屋敷とのことです。土間には七夕飾りが残されていました。いくさに出る時には、自分の働きがわかるように自分の家の旗を背負ったようです。
 当時の石高(年収)を表す資料がありましたが、今ならワーキングプアものです。厳し〜い!

 最後に訪ねたのが延命寺でした。白石城の厩口門を移築した山門があります。山門をくぐったところにヒオウギでしょうか。そよ風に揺れて涼しげでした。パンフレットによると弁慶が剣を磨いたあと濁ったままという不澄ヶ池があるようでしたが、見つけれませんでした。Ah〜!残念!

 七箇寺巡りが無事終わり、後は白石蔵王駅に戻るばかり。その途中、壽丸屋敷があったので立ち寄りました。町おこしの拠点になっているようで人が集まっていて、特産の和紙を使った照明具の展示準備とかをしていらっしゃいました。

 無事、白石蔵王駅に戻り、レンタサイクルを返却。やっぱり自転車は市内観光にピッタリです。
 お宿の送迎のクルマが来るまでの間、駅構内にある‘うーめんの館’に入りました。こけしに目を奪われましたが、うーめんの製法を人形を使ってわかりやすく解説してくれていました。近くのホテルで食べた冷たいおろしうーめん、おいしかった〜!

 おまけですが、最終日に蔵王酒造展示館に立ち寄りました。お宿の飲み物リストに載っていたので、お土産にどうかなっと思った次第です。選んだのは昇り龍(純米大吟醸)。お酒のことはわかりませんけど、昇り龍はビンを氷で冷して飲むのがお勧めのようです。

 

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