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花蓮の空港に着陸すると、滑走路の脇に不思議な形をした施設が目に入りました。吐さんに聞くと、どうやら格納庫のようです。花蓮の空港は軍の基地でもあるので、撮影してはいけないとのことでした。
空港内のロビーで荷物が出てくるのを待っている間、床や壁に使われている石の美しさに目を奪われました。花蓮は石の産地ということもあり、空港内にもふんだんに石が使われています。特に緑色の石がきれいで、緑色が濃いほど価値があるとのことでした。吐さんに「ホテルにも石を売りにくる人がいるけど、明日ちゃんとしたお店に連れて行くので相手をしないで」と言われました。実際ホテルでの夕食中、石の名札のサンプルをもってレストラン内のテーブルをまわって、注文を取っているオジサンがいました。サンプルは本当にきれいで、結構心が動いたのですけれど、石は重いし、ツアー初日ということもあり、買うのは踏み止まりました。
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花蓮で宿泊したホテルは、海から近く、部屋の外に太平洋を臨むことができました。窓を開けると、目の前をツバメが飛び交っていて、なんとなく幸せな気分になりました。一息ついたあと、フロントに降りて、アミ族の文化村に行くため、吐さんと合流しました。 |
吐さんにはアミ族の文化村に連れて行ってもらうことを頼んだのですが、ガイドブックに載っている美昆山の中腹に建つ忠烈祠(チョンリエツー)に寄れないかと、駄目もとで聞いてみました。忠烈祠というのは、戦没者の英霊を祀るために建てられたもので台湾全国にあります。一番大きいのが台北の忠烈祠で、そこはツアーのコースに入っていました。見学をお願いした忠烈祠は、ガイドの吐さんが知らない程度の忠烈祠でしたけれど、運転手さんが知っていて(さすが地元)、案内していただけることになり、感謝でした。
忠烈祠に着くと、カラオケの曲が結構な音で聞こえてきました。なんと歌詞は日本語で演歌です。台湾は"親日の国"と聞いてはいたけれど、びっくりしました。ご高齢のみなさんは、日本語がかなり達者のようです。
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さて、お目当ての忠烈祠はこじんまりしていましたが、とても綺麗な建物です。境内には、私たちだけということもあり、ゆっくりと楽しませていただきました。 |

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忠烈祠を見終わり、本日メインの阿美文化村(アーメイウェンホアツン)に向かいました。駐車場はバスで一杯です。次々と繰り広げられるアミ族の踊りや歌のステージを1時間ほど満喫しました。女性の民族衣装も可愛かったですし、男性で背中に天使の羽根のようなタトゥを入れている人もいました。
吐さんの説明では、アミ族をはじめ台湾古来の部族は、国から保護されているとのことです。ただ純血が保護の条件で、部族以外の人と結婚した場合は、保護の対象から外れるとのことでした。吐さんは「台湾は一人当たり国民所得が世界一」と自慢気に言うのですが、ここで踊っている人も当然、昼間は別の仕事を持っていて、生活レベルなど微妙な問題があるようでした。
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