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3日目は朝一番の飛行機で台北に向かいました。「忠烈祠の儀仗兵の交代式は、雨が降るとやらないので、まず行きましょう」との吐さんの提案で、ツアーのルートを変更して、台北での観光が始まりました。忠烈祠に着くと、正面の門の左右に立つ儀仗兵の回りは、観光客で一杯です。観光客に取り巻かれている中でも、儀仗兵は表情を変えることなく、微動だにせずに職務を全うしていて、さすがでした。しばらくして始まった交代式の所作もきれいで、よく訓練されていて、なかなか見事でした。
儀仗兵のパフォーマンスを十分堪能したところで、総督府(ツォントンフー)を経由して龍山寺(ロンシャンスー)へ向かいました。街中では至るところに選挙ポスターが張り出されていました。こちらの選挙期間はどうも半年位あるとのことで、日本の感覚とは随分と違うようです。総督府の手前に差し掛かる頃から、雨が降り出して来ました。「先に忠烈祠に行きましょう」と提案した吐さんの判断は、やはり正解でした。
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龍山寺の建物、特に屋根は見事な彫刻が施されています。境内に入ると、正面が仏教で、その後ろは道教という具合で、たくさんの人がお参りをしています。仏教は仏様を祀り、道教は人を祀っていると、吐さんが説明してくれました。 |
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龍山寺の次に向かったのが、中正紀念堂(チョンチョンチーニエンタン)です。蒋介石の業績を称えるために作られた中正紀念堂は、広大な敷地の中に建っていて、高さ70mの中国様式の建物です。
1階から入ると、蒋介石が使っていたリムジンやろう人形が座る執務室など、さまざまなものが展示されています。そして2階には、高さ6.3mの蒋介石が鎮座していて、儀仗兵が警備していました。吐さんが言うには、忠烈祠の儀仗兵は陸軍で、こちらの儀仗兵は海軍とのことでした。 |
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中正紀念堂を出るあたりで雨も上がり、昼食を済ませて、本日のメインの故宮博物院(コンポーウーユエン)に2時半ごろ入りました。本館は工事中で、庭を見ることもできません。でも、吐さんが主だった作品を効率よく見せてくれて、それぞれの作品の説明をしてくれました。一通り説明が終わったあと、自由時間にしてくれましたので、気に入った作品を思い思いに楽しむことができました。有名な白菜の翠玉や象牙の彫刻など飽きずに見ていましたら、結局、閉館時間まで粘ってしまいました。 |
故宮博物院の観光が終わると、後はショッピングだけということで、吐さんにお願いして、近くの至徳園に寄って貰いました。故宮博物院のお庭とは比べようもありませんが、静かな小さなお庭を満喫しました。
夕食は、吐さんお勧めの鼎泰豊(ティンタイフォン)で、小龍包を頂きました。吐さんが「日本にも支店があるけれど、やはりこちらのほうがうまいね」という、本場の味を楽しませていただきました。夕食の後は、世界一高い台北101(508m)からの台北の夜景を楽しみ、ホテルに戻りました。
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4日目は台湾旅行の最終日。帰りの飛行機は午後5時ということで、九?(チウフェン)へのオプショナルツアーを申し込みました。今までお世話いただいた吐さんは、次のツアー客と再び花蓮に向かうため、九イ分へは李さんという女性のガイドさんがお世話下さることになりました。
朝食前の時間を利用して、ホテルの近くを散歩しました。ホテルのすぐそばに国父史蹟紀念館(クォフーシーチーチーニエンクワン)がありましたので、まずはそこに向かいました。そこには孫文が宿泊した日本旅館(梅屋敷)と日本庭園(逸仙公園)があるようです。ただ朝の7時前ということで門は閉まっていて、塀のすき間から中を伺うしかありませんでした。 |
国父史蹟紀念館から中山南路を500mほど南下し、台大病院と台北賓館の間の通りを西に抜けて、二二八紀念公園に入りました。公園をさらに西に抜けると、総督府の正面に出て、総督府から東を見れば景福門(東門)が見えて、その先は中正紀念堂になります。歩いてみて、ようやく位置関係がわかりました。
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