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雑記帳
夢追人
従姉妹の結婚
先頃、群馬に住む従姉妹が結婚式を挙げた。「新婦の親族」ってことで招待されて、式に参列してきた訳なのだが…
そもそも、その従姉妹と会うのが実に7年か8年ぶり。私が小学生、彼女は中3だっただろうか。10代〜20代の人間なんて、すぐに変わってしまうもの。本当のことを白状すると、最初、彼女を顔で認識することができなかった。まぁ、花嫁衣裳を着ているから彼女なんだろう、そんなところであった。(普段着でなく、ウエディングドレスで化粧も豪華だったせいもあるのかもしれないが)
同様に、彼女の姉(これも当然会うのは7、8年ぶり)も、まわりの話しぶりから当人であることを知った次第である。まぁ、相手の方も私をどう認識していたか怪しいところではあるが。
それ以上にわからないのが列席するおぢさま、おばさま方。新婦は父方の従姉妹だったので、父に聞けば誰が誰かわかるかと思ってこっそり聞いてみたのだが…父もわからない方々が多数。いいのかそれで…結局、式の時私の隣に座っていた「ご親族」は誰なのかわからず終いである。
教会式の結婚式は、というか教会式神前式等々にかぎらず結婚式というものに参列するのは初めてである。何がどう執り行われるのか分かったもんではない。それでもなぜかウチの家族は私を一家の代表に仕立て上げたいようであった。普通、父が代表では?と思う。第一、新婦に一番近い親族は新婦の叔父にあたる私の父なのだから…
両家の親族の顔合わせ(新郎側、新婦側それぞれの父親から各人の紹介がなされる)の後、教会にていわゆる「結婚式」が執り行われた。
教会に入ると、シスターの格好をした女性が式典中の諸注意を伝える。そしてその女性はそのまま数人のお仲間とともに賛美歌を歌い始めた。果たして彼女は、式場のスタッフなのか聖歌隊のシスターなのか。そんなことが気になってしょうがない。本当のシスターなら「給料」はもらってないはず…神聖なるはずの式典でそんなことを考え込んだ私は不届き者だろうか。
しかも私の場合、式の途中にも参列者で賛美歌を唱和するという部分があったのだが、その時も一緒になって唱和することや賛美する気持ちを持つことよりも、その聖歌隊の歌の上手さに感激していたのである。彼女らの「無伴奏合唱」に惚れ惚れ…この時、自分がアカペラーとしてどっぷり浸ってしまっていることを実感した。私も、このくらい美しくカッコよく歌えたなら…
さらに、である。その式は牧師さんが執り行ったわけなのだが、途中、私の姉が私に耳打ちしてきたことがある。「何で牧師さんなのに十字架があるの?」…言われてみれば。牧師はプロテスタント、十字架はカトリックである。逆に言えば、カトリックなら牧師さんでなく神父さんが式を行う筈では…謎は深まるばかり。
いや、そんなところ突っ込むのはさらに罰当たりか。(罰当たりってのもキリスト教ではない!?)
朗読された聖書の一節より。
「愛は、妬まない」
身につまされるものを感じませんか。私だけでしょうか。
挙式を終えて教会を出ると、つぎのイベントはドラマなどでよく見る、「花嫁の投げたブーケをとった女性が次に結婚できる」とかいうアレである。その行為に名前があるのかどうかは知らない。
参加資格(?)は未婚女性、ということで新婦の友人達がほとんどだったのだが、その中には新郎の姪にあたる4歳の楓ちゃん(だったと思う)もいた。まぁ、未婚女性といやそうなんだけどさ…楓ちゃんがブーケ受け取っちゃったらどうするのよ他の人々。最低あと12年は結婚できないって?
新婦が後ろを向いて、放り投げたブーケはそのまま楓ちゃんのもとへ…?
一瞬、ほんとに楓ちゃんがブーケを取るのかと思われたが、風に吹かれ押しもどされて、結局だれもつかむ事ができずにブーケはむなしくもそのまま地面へ。こういうときは誰が次に結婚できるんでしょう?
ちなみに私の姉もその集団の中にいたことはいたが、投げられたブーケに対してピクリとも動かなかった。「興味ない」ということらしい。女の子だからって、結婚に興味があるわけではないということ。まぁそういう人もありなのはありなんだが…全く無反応もねぇ。新婦に対して失礼ではないのだろうか、と思ってしまう。
その後、披露宴。披露宴の席は、一番前が主賓=新郎新婦それぞれの職場の上司など。次が友人知人、そして親族は一番後ろ。あんまり後ろだと、新郎新婦のための披露宴というより親戚同士のおしゃべりタイムと化す。まぁ、披露宴ってそんなもの、という意見もあり。で、このおぢさんは誰??な私としては、話にもついていけずひたすら出てくる食事を消費する時間として有効利用された。
披露宴の最中は、余興として新郎新婦それぞれの友人達が歌ったり楽器を弾いたりといろいろ出し物をするものだが、どうもこの「歌」というものを素直に聞けない私がいる。
皆、おめでたい席にふさわしい曲を選んで歌っているのだろう。らいおんハート、Everything、桜坂…こうくるとどうしてもアカペラハモを頭に思い描いてしまう。(どれも駒場祭で聞いたな…)
終いには、あの楓ちゃんがお母さんとお兄ちゃん(6歳らしい)と一緒に歌ったミニモニの曲にすらハモを考えてしまう私。重症だ。ミニモニ嫌いなのに…
というわけで列席する人々の歌をひそかに批評しながらも、出てくるコース料理全てを平らげた私はかなり満腹で披露宴の席を去ったのであった。
それにしても、(姉のような例外もあるが)女の子は一度は「お嫁さんになって結婚式を挙げること」を夢見る、なんてことを聞いたことがある。
本当のところは、多分男も同じ。…いや、男が「お嫁さんになること」を夢見るんじゃないよ。「結婚式を挙げること」の方ね。やっぱり、最愛の人との結婚式、あこがれる気持ちは誰にでもあるはずだよね、きっと。そう思いました。
以上。最後だけちょっと素で意見述べてみました。きゃーはずかし。
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