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雑記帳
いままでもこれからも
並木道
藍色を濃くしてゆく夕空
桜並木の土手を歩く
乾いた風が髪をなでる
ほんの少しだけ 立ち止まる
幼い頃一度来たっけ
僕もあいつもあの頃は
母親達のあたたかな眼差しの中で
無邪気に追いかけあってたね
今度の土曜日にでも
お花見でもしようか
あの頃の仲間達を皆みんな集めて
新しい道を歩き出す前に
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通学電車
毎日いつも同じ道を
通いつづけてどれほど経っただろう
新しいビルができて
広い道が通り
同じような顔をした
街も少し変わったね
いつも居眠りしたまま
通り過ぎてく駅のホーム
いつかはこの街にも
降り立ってみたいな
車窓に見える公園に春の花
色とりどり
なんだか あたたかいね
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彷夜
ひとりきりの夜
何か求めて街を彷徨った
見えない力に押されるように
風の誘いに惹かれるように
街灯燈る道をがむしゃらに
ただひたすら歩きつづけてた
坂の上のマンションの
屋上に上がったなら
広がるイルミネイションどこまでも
星空につづく
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