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雑記帳

物思いのとき



5日・館山
「あ、流れ星!」
「すごいすごい今日これで4つ目だよ!」
「ねぇ、流れ星って普通こんなに見えるものなの?」
はしゃぐヒトビト。
思い返してみる。流星とか、星々を純粋に「きれいだな」っていうだけの心で見ていられたのはいつ頃までだっただろう?

流星?あぁ、宇宙空間を漂う微粒子が地球大気との摩擦で燃える現象ね。この方向に見えるって事はその軌道は…

きれいなものを知りたくて、聞いたり、調べたりして蓄えた「知識」が、ときどきそんな「心」の邪魔をするようになったのかもしれない。

8日・瑞垣  12日・乗鞍  14日・小淵沢
それでも僕は、星を見に出かけた。
きれいな星空が見たい。流星観測がしたい。天体写真を撮りたい。動機はなんでもいい。そんな仲間たちと共に、また、あの夜空の下へ。

16日・台場
自分がやりたいことに本気で打ち込む姿は、やっぱり格好いいもの。
あこがれであり、刺激になるものだと思う。
至極、当然のことではあるのだけれど。

18日・横浜
久しぶりに会った同級生は、母になっていた。
あれから10年。…まだ10年?もう10年?

あの頃。共に児童公園の木に登って、何をするでもなくただ時間をつぶしていた放課後。
僕等のお気に入りだった木は、僕等が高校受験の頃に枝打ちされた。
彼女のお気に入りの低い方の枝は切り落とされた。
僕の定位置だった高い枝は残ったけど、低い枝がないからもう登れない。

公園に行ってみた。
枝の切り口も、もうだいぶ古くなっていた。

21日・本郷
「最近、過ごしやすくなったね」
「蒸し暑くないもんな」
「夏ももう終わり?」
まだ、早過ぎるよ。


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