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雑記帳
とても不確かなもの
人に逢うために
もはやいつの話だったかも忘れました。たぶん高校のころだったと思います。いや、まだ中学だったのかも…
たしか、何かの本で読んだのです。何かの小説か、エッセイか…もしかしたら新聞の投書だったかもしれない。もう、そこらへんはほとんど記憶にないのです。
ひとつだけ、鮮明に思い出せる言葉がありました。
「模擬面接で、試験官役の先生に『あなたはなぜこの大学に進学するのですか』と聞かれた私は、咄嗟に『人に出逢うために』と答えました」
そして、その著者は続けました。
「そして大学生となった今、その言葉が現実のものとして、今もしっかり、いやむしろ今のほうが現実味を持って、私の心に存在しているのです。」
わたしはその言葉を、何気なく、ただすてきな言葉だなとだけ感じて記憶にとどめておいたのです。
そして、私自身が大学生となった今、その言葉が、ただの「すてきな言葉」だけではなく、本当の意味で理解できたように思います。私が、思考の中だけでなく実感として『人に出会うために』大学に来たのだと思えるようになったのは、2年目も半ばを過ぎた結構最近のことなのです。
まだまだ、私は幼すぎる。いろいろな人々との出会いで、きっと私は成長する。それを信じて、それを目指して、身近な小さな社会にだけでも日々目を向けていきたいと思う。
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