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雑記帳

こんな朝に限って



通い慣れた道のタイルに吹き積もる黄色い葉っぱに足を取られて


電車内響く赤子の泣き声に困ったように笑う僕達


立つべきか譲るべきかに悩む様なオジサマ達を見つつ寝たふり


隣席で広げられてる新聞に気になる記事を見つけ盗み見


乗り換えに焦る気持ちと裏腹に牛歩のごとき駅の階段


目の前で閉まるドアーを睨みつけ車内の人の失笑を買う


肩越しに吊革つかむその肘に何度肘打ち喰らえば済むの


満員の電車にぼーっと立つうちに遠ざかりゆく自分のバッグ


寝坊した朝に限ってあるような「遅れています」の車内放送


人いきれに汗かきホームに降り立てば吹き抜ける風にくしゃみ連発


乗り継ぎの数だけ増える定期券入れ間違えて警報機鳴る


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