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雑記帳
優しいきもちは
てのひら
そっと掴んだその手を優しくあたためる
このままそばにいられるように
ただ優しくでも強くその手を
あなたを離さぬように
繰り返す過ちばかりの日々
増えた傷は新しい痛みを防げない
おなじところに同じ痛みを重ねてゆくだけ
好きだよ、って唇の形だけで
言葉にならない白い息を吐いた
同じあの駅前広場でまた空回りしてる
帰りの別れ道
ずっと抱きつづけた素直な気持ち
言葉に出来ないのなら
せめてこの手にできる限り
優しさ包み込んで手渡そう
足踏みしてる間に消えて行く季節のかけら
暖かな南風が吹く頃
またそばにいられるように
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元気ですか
引出しの奥から引っ張り出した
一年前の年賀状
離れてからもうどれくらい
時が経ったのでしょう
会わなくなって会えなくなって
でも昔のままの呼び名
葉書の隅っこに見つけて
ちょっと頬が緩みました
写真立ての中の笑顔が
そのまま瞼に浮かんできます
新しい年が来ても
きっと会うことは無いのでしょう
こんな小さな町のどこかで
共に暮らしてるというのに
そして僕は書いた「ことしもよろしく」と
新しい年が始まる頃に君に届くように
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key
指先だけで繋がってる
あのひととぼくの関係
一体何だというのだろう
ぼくにもわからない
傷付け合う事もある
助け合う事もある
だけどぼくもあのひとも
何にも分かってない
悲しいくらい
「他人」なんだってこと
時々思い出す
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