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雑記帳

冬空の下で



「はるはあけぼの」ではないけれど。

冬のこの寒い季節だけど、私はやっぱり、「冬は朝」。一番素敵なものは朝の張り詰めたような冷たい空気だと思う。
もちろん、寝起きで布団から離れたくない自分がいることは紛れもない事実としてあるってことは重々承知の上。朝が好きだといって毎朝喜んで飛び起きているというわけではないのだけれどね。

朝、大学へ向かう道の途中。マンションの向こうから顔を出したばかりの太陽は、光線の筋がわかりそうなくらいにまっすぐ、鋭く照らしてくる。夏の、じわじわ焼くような光線とは全く別物というほどに鋭く思うのは私一人の感じ方のせいだけじゃないと思う。
とか考えてみたり。


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今年、多分初めてだと思う。初日の出を、「見ようと思って」見た。
まぁ、そう思い立つ背景にはいろいろあったのだけれど、夜もまだ暗いうちから、散々歩き回って日の出の見えるところを探して歩き回った。

起伏の多い町に住んでいるんだなぁと、改めて思う。
ひとつの尾根に上って東の空を見てみても、せいぜい500mか1kmも先にはもうひとつの尾根があって、ずっと遠くが見通せるところなんてほとんどない。
やっぱり、初日の出というからには、地平線とまではいかなくともずっと遠くから昇ってくるところを見てみたいと思った。それも、この町のどこかで。
ほんとに遠くから昇る日の出を見たけりゃ、海にでも行けばいいもんね。

この町で、新しい年を迎えた。


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