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雑記帳
目が覚めたけれど僕は
Y
やさしい気持ちになると
とおい空を見上げる
あの人のところまで
この気持ち届くように
夕焼け空の紅い雲
やわらかい風のなか
少しでもだれかが
幸せになれるように
のんびり足を止めた
歩道橋の上で
明日もきっとすばらしい
日が訪れますように
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地図
ねぇ、出会ってから
どれだけの時をすごしたの
僕はまだあなたのことを
何も知らないんだ
駅前のコンビニで
地図を広げた
あなたと僕が生きている場所
こんなに広く果てしなくって
すれ違うことすら
奇跡に思えてしまうような
このまま、ずっと遠くへ
歩いていったなら
誰かの足跡をみつけられるのかな
その中のどれかひとつは
あなたのものだろうか
無数の道が絡まり伸びていく
目的地は その先にあるの
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ひとをまつ
人を待つ 東京駅
僕は止まって景色は流れる
景色は人で 人は景色で
人を待つ 池袋駅
夕方の街は夜へと向かう
ネオンがひとつ またひとつ点く
人を待つ 横浜駅
しばらくぶりの友人たちが
集まってくる ひとりふたりと
人を待つ 小田原駅
大きな荷物を抱えたままで
改札横に しゃがみこむ僕
人を待つ 渋谷駅
いつもどおりの雑踏のなか
ケイタイ片手に みな同じ顔
人を待つ 新宿駅
なかなか来ない相手を待って
変わる電車の 発着表示
人を待つ 吉祥寺駅
慣れない街に溶け込めぬまま
腕時計の針 何度も見てる
人を待つ 品川駅
海の匂いにかすかに気づく
新しいビルの 見えないむこう
人を待つ 三崎口駅
仕事帰りの人々の上
輝き出した 夕空の星
人を待つ 中目黒駅
揺れるガードの柱の陰で
雨宿りする 灰色のまち
人を待つ 桜木町駅
幸せそうな波に飲まれて
只待っている きみが来るのを
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