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雑記帳
スタート
またひとつ
腕を取って 歩幅あわせて
涙乾くまで 一緒に歩こう
数えた花弁の数だけ
悲しみ胸から消してゆく
ひとつ ひとつ またひとつ
風に乗せて
三月のまち君と 歩き続けて
あの夏の面影 拾い集めたなら
もう少し素直になれるのかな
背中に廻した 腕の暖かさ
隙間風抜ける心 塞いでく
色を得てゆく春のまちに
涙ここに置いてゆく
ひとつ ひとつ またひとつ
風に変えて
三月のまちふたり 歩みを止めて
あの冬の忘れ物 取り戻せたなら
もう少し優しくなれるのかな
三月のまち背にし 歩き出す頃
この春の空のように
胸の棘もかすんでゆく
ひとつ ひとつ またひとつ
蕾とけて
卒業
初めて出会った頃あなたの前で僕は
どんな風に見えていたんだろう
思い返せば僕の背中も
まだまだ小さかったはずで
背伸びをしてたその姿に気付いていたのかな
時を越えて僕が巣立つ頃
あなたがくれた言葉
僕を追って大きくなる、と
むず痒く嬉しかった
今あなたも後に続く者達に
僕らの紡いできた糸繋げてくれた
おめでとう
この門出があなたにとって
かけがえの無い一歩であるように
自転車
波打ち際自転車に乗って
駆け抜けるどこまでもずっと
続いてゆく僕らの物語
潮風に乗せて歌う声は遠く
彼方へと流れてゆく
風を切り海を滑るカモメのように
とまらないこのまま誰かの元へ
二人乗りで自転車飛ばして
駆け抜けるどこまでもずっと
終わりのない僕らの物語
砕ける波頭を夕陽が染める前に
いけるところまで走り続けてみよう
潮風に乗せて歌う声は高く
大空に響き渡る
青い空湧き上がる白い雲も超えて
とまらないこのまま新しい場所へ
波打ち際自転車飛ばして
駆け抜けるどこまでもずっと
続いてゆく僕らの物語
終わらない僕らの物語
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