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雑記帳
ゆっくりゆっくりと
おてんきぐも
とおく見たふたつの笑顔
僕にもう少しだけ
会いたいなと思う気持ちが
心に芽生えたときが
それをひとが恋と呼ぶなら
僕にもきっと描ける
青い空に漂う雲のように
淡くはかなく見えるけれど
白く輝く確かなもの
流れてゆく風を追いかけて
また次の場所へ夢の続き
きみと見ていた頃の青さ
取り戻した空に
ひとつ流れてゆくあの雲が
漂うみたいな気持ち
夏の空が色を濃くしていく
その前にもっと近く
そして強く思い描け
流されてゆく時がかき消さぬよう
また次の季節夢を紡ぐ
とおく見えたふたつの白い
雲にもう少しだけ
2ダースの春
気付かぬままに歩んできた
幾つの時を踏み越えて
疵だらけの足引き摺りながら
前だけを見て
一息いれたなら
道端に目を向けたら
小さな笑顔の花見つけられたのだろうか
桜吹雪も菜の花畑もつつじ咲く散歩道も
只ひたすらに越えてきた
何を恐れていたのか
また春はいつかくる
同じ時はもう来ない
STAY
さよならをいう強さ
ぼくにはないから
まだここにいて
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