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雑記帳

真っ正面



願い
願い掛けて 君に届くなら
見上げた空の青さが ずっと続くように

変わらない街の景色に
ふと見つけた 一枚のハナビラ
手を伸ばしたけど スルリと抜けた

まだまだここでも見つけられる
輝く時間のかけら

一秒でも 君といたいから
街を照らす夕陽 まだ沈まないでいて

色づいた校舎の壁に
長く伸びた 二つの影さえも
触れ合うことも無く 薄れて消えた

まだまだこれから同じ道を
歩ける二人の時間

すれ違う視線 長い間
遠すぎて幼すぎて臆病すぎて…

願い掛けて 君に届くなら
月も星も輝く夜が もっと続くように




突然の俄雨
君の手を取り走る僕
コンビニの前で雨宿り
さよならを少し引き伸ばす

用意のいい君だから
カバンから折り畳み傘
ふたりにはちょっと狭いけど
言い訳にしてあともう一歩
寄り添う帰り道
君の家まで
次の雨が降るまでに
返しに来るからね



アディクション
大丈夫
君と交わした約束は今心の中で
大きく羽ばたくときを待ってる
わずかに指先触れた

君の頬の手触り今も消えずに
まっすぐ差し込むような
眼差しに絡め取られて
僕は立ちすくんだ

忙しい日々が続くから
すれ違う君と僕
「逢いたいよ」その言葉だけ
二人の空に飛び交って

たまに逢えば治まるかな
君へのアディクション
でも逢えば逢ったでまた
すぐに恋しくなる



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