/
トップページヘ
サンダーバード2号 パーフェクト格納庫Ver3

 シリーズ3作目になりました。

 こだわりたい・・・ 
 
 ドラマのプロップを再現したい・・・ 

 サンダーバード2号の格納庫の全容を明らかにしたい・・・

 しかも 全長90cmというコンパクトな世界で・・・

 こんなコンセプトの元で始めた企画でした。
なぜ90cmか?
日本の現在の住宅様式では、90cm(半間)を基準にその倍々の構成で設計されています。
つまり90cmというのはすべての基本であり、日本人の感覚や家屋に合ってるわけですね。
そして、装飾品として飾りやすい最大寸法でもあります。
さらにゆうパックや宅急便で送れる手ごろな最大寸法でもあります。

 この小さな世界にサンダーバード2号のおいしいとこだけを盛り込めたらな・・・
しかし現実に作ってみると毎日が妥協との勝負になります。
泣く泣くおいしい部分を切り捨てたり、実際にはあり得ないであろう寸法表現を取り入れたり・・・

 そして 今回目をつけた部分が下の画像の部分です。
これは、移動してくるPODをよく観察してると、1番PODの前になにやら機械の塊りみたいなものが、
流れてきます。窓がある小屋らしきものもあります。おそらくPOD用エレベーターのワイヤを巻き取る
ような設備じゃないんでしょうか。

 しかし 問題はですね 全長90cmの格納庫に対してPOD6個を並べて2号の真下にすべてのPOD
を移動させるには50cmのエレベーターが限界で、それだけでもうカツカツです。
とてもこんな機械を並べる余裕なんかありません。

 これをなんとか表現できないだろうか・・・

 不可能を可能にする飽くなきストーリーの始まりです。

なにやらおもしろそうな機械類が並んでいます

1/350の縮尺で考えると50mm〜70mmは必要になり
そうです
両側に作ったとして最低100mmはエレベーターの延長
が必要になってきます
しかも全長は90cm以内

さて・・・どうする・・・

変な機械郡
   ↓

とにかく作りはじめます
ベースになる考え方は、前回や前々回の構造を踏襲しま

が 細かい部分では、バージョンをいろいろと変えてみま
しょう
ミニメカ格納庫やTB修理工場などは、まだまだやってみ
たい事がたくさんあります

ドラマで公表されてない部分は、無限の選択肢がありま

中2階の手摺の製作

前回はエバーグリーンの材料でスクラッチしましたが、
今回は、ストラクチュアシリーズの鉄路柵を改造して使っ
てみます

おいおい いきなり手抜きか?
いえいえ これもいい味出してんですよー

TBコンテナドックの部品のサーチライトにLEDを仕込んで
点灯させるようにしてみます

ねっ 手抜きじゃないでしょう?
芸が細かいんですよ

司令室には多少突起物があった方がいいような気がしま
すよね
ちょこんちょんとかわいいのをつけてみました

ヤ、ヤバイです・・・
作り始めたらもう止まらない
メシも家族も関係なし!
犬の散歩? おまえらに任す!

もうね とり憑かれたようになっちゃうんですよ
毎回これが恐ろしくて、何度プラモをやめようと思ったこと
か・・・

PODエレベーターの端にある機械類をスクラッチ

シルバー色の細長いタンク類が乱立してるのが特徴です
これに関する資料などは持ってないので、ビデオを観なが
ら雰囲気をだしました

これが懸案事項だった部分です

結局 壁を切り抜いて、外側に収納のための小さな小部
屋を作ることにしました
その小部屋は、脱着式にすれば梱包制限1700mm以下
に収めることができます

そして この機械部をその中へ移動させれば、1番〜6番
PODをすべてサンダーバード2号の真下へ移動させるこ
とも寸法的に可能です

ただ これを両側に作るとゴツくなり過ぎるので、1番POD
の隣側だけに作ってみます

救助メカ格納庫側の壁です

今回はこんな雰囲気をベースにしていこうかと思います
ハピネットのコンテナドックを2つ潰すので材料は豊富で


この時点でサーチライトにLEDも仕込んでありまして、配
線もしてあります
塗装にそなえて、LEDにはマスクゾルが塗ってあります

最も楽しい作業

それぞれの壁面をバラバラの状態で作っていきます
この時点でもう完成絵図が頭の中に描かれています
空想の世界で発想が無限に拡がっていく瞬間ですよねー

先に組み込んでおく材料や後から取り付ける材料
そして塗装前に取り付けるか、塗装後につけるか
それらを微妙に考慮しながら進めていきます

これは マジ一度やったら病みつきですよ(^^)

本塗装完了

こういうジオラマの場合 混色で一発で吹くより、同系統
の色を何度も吹く方がリアル感がでます

今回は、グレー系のラッカー塗料を6種類くらい斑を作
りながら吹いてあります


ここまでくると完全にのめり込んでて、もう格納庫以外
目に入らない状態になってます・・・ヤバっ!

鉄骨梁のスクラッチ

例によって最も恐ろしい作業です
これをやった日は視力が0.2くらい落ちちゃうんですよ〜

ウェザリング

ブラシーでシャドーを入れました
これをすると平面的だった構造物が立体的に浮き出て
きます

錆汚れも入れましょう

救助メカ格納庫です

いい感じですね〜 かっこいいです!


壁面の所々にウォッシングをかけて、グレー色を落ち着
かせてあります

建物の直角の修正です

毎度のことながらメーカー製のコンテナドックの直角の
悪さや寸法のいい加減さには苦労させられます

いっつもこの部分で時間とられるんですよね〜
もっとしっかりした金型を作ってもらいたいものです

POD移動用ワイヤを引いていくとこのような状態で収納
されます

マジ・・・かっこ良すぎ・・・ プルプル震えてきました


土日もぶっ続けで作りっぱなし
模型の魔物に完全に取り憑かれた状態です やばっ!

鉄骨梁の取り付けと天井壁の立ち上がり

鉄骨梁は所々錆びてるようなちょっと古っぽい雰囲気に
してあります

さて この後は、天井部分の製作です もう峠も越えて
完成までもう一息です
作ってる最中は面倒くさくてしょうがないんですが、この
辺まで進んでくると逆に寂しくなっちゃうんですよね

でもさすがにこのシリーズは、これで終りにしないと・・・

さて お楽しみのアイテムをこの辺で作っておきましょう

今回は、まずこれ
7番目のPODです
こんな状態で修理中のPODを表現します
普通に考えれば、あれだけ巨大な格納庫の一角に
予備のPODの1個くらいありそうですよね

てか 材料を豊富に潰してますよね〜 汗)
こういうアイテムを考えてる時が最高に面白いです
しばらく楽しい作業が続きます

サンダーバード2号が誤認ミサイルに攻撃される話しが
ありましたよね
あの時 ボロボロの姿で格納庫へ帰って修理する場面
でいろんな機械や設備が2号の廻りをゴチャゴチャと取り
囲んでいました
今回は、その辺を意識して修理用のアイテムをスクラッチ
しています
ジオラマでは、こういうオリジナルな遊び心が大切です

あっ それからサンダーバード系プラモで重要なポイント
それはオレンジ色です これをいかにバランスよく使うか
が仕上がりの分かれ目になります
ヘタをするとウルトラマン系の格納庫になっちゃいます

面白いこと思いついたのでちょっとやってみましょう

2号のボディを切り抜いて、パカッと開いた状態にして
ジェットエンジンの修理中の様子を表現してみます

やってみたら・・・いい感じですねー
これは正解でした(^^)

なんか面白いアイデアが怒涛のごとく浮かんできて
寝る間も惜しいくらいです
この格納庫シリーズはホント面白いです!

以前から一度やってみたかった事を試してみます

インテークの吸入口のギザギザが段差があって格好悪
いんですよね
で 削って極細のエバーグリーンで作り直してみました
面倒だろうなって思ってたんですが簡単でした
まあ 見えないっていえば見えない部分なんですが
自己満足ですかね

機体後部の小型原子炉は隔壁を取り外し式にして、内
部が見えるようにしましょう 
画像では、機体の塗装に備えて、エンジン部はすべて
マスキングした状態です

ウェザリング完了
コンセプトは「重厚な金属感」です プラの質感がでないよ
うにウェザリングをかけてあります

こんなディスプレイもいい感じですね
メカニカル的なものが好きな人にはたまらないでしょう


さて 製作の方は、救助用ミニメカの改造や塗装に入って
います

救助用ミニメカの製作
色々と改造するのは楽しいんですけど、
あまりの細かさに泣きたくなるような作業でもあります
う〜っ 視力が0.3は落ちてるな(T T)

今回は、格納庫内の作業車として、
「原子力電源車」 「電磁溶接車」 「高所作業車」 を
オリジナルで製作します

@

A

B

出来ました
TB2号の整備のために必要と思われる作業車をスクラ
ッチしてみました

@電磁溶接車
A原子力電源車
B高所作業車
Cタンクローリー

メチャクチャかっこいいですねー 段々雰囲気が出てき
ました(^^)

@

A

B

C

Dジェットジャイロ 天井を切り抜き内部に椅子を設置
Eパトロール機 エンジンルームを切り抜き内部再現
Fエックスカー 全部エンジンルームの再現

これらはちょっと貴重なので最低限の改造でそのまま
塗装のみしてあります

G化学消防車 ハシゴ部をエバーグリーンにて造り替え
H人名救助車 塗装のみ
I運送砲 下部前後の蓋取り付け
J電波送信車 塗装のみ
K鉄の爪タンク カッコイイタイプの金型です 貴重です

D

E

F

G

H

I

J

K

TB2号は錆塗装の古っぽい
イメージです

今回のジオラマでは、TB2号と
古いPODの徹底修理をストー
りー設定しています

おいしい焼酎を呑みながら、い
ろんな空想を働かせ、これらの
アイテムをゴチャゴチャと並べ
るのも男にとっての至福のひと
ときです


高速エレベーターカーは今回も
予備エンジンを運んでいます
出番がないからしょうがないで
すよね ははは

サンダーバード4号だけは、救助メカの中でも別格扱い
です
メンテを兼ねた搭乗台を作りました


しかし さすがに格納庫を3台ぶっ続けで作ると疲労が
蓄積されますね

95%まで完成です

今回の出来はいかがでしょう
か?
かなり極めてきましたよね

でも格納庫は、当分作りたく
ないです 体力消耗し過ぎ!


んんん〜? 何か足りない・・

あっ ジェットモグラが作って
ねーじゃん 
モグラなしではマズイですよ
ねー 汗)

2号の質感です

ちょっと薄汚れた錆っぽくていい感じです

画像では見えませんが、左右2ヶ所づつのボディをオー
プンしてる中にはジェットエンジンが入っています
後部エンジンルームには小型原子炉があります

脚は脱着式にしたかったのですが、前脚がインテイク
と絡むためどうしも不可能です
これはPODの長さの関係で2号本来の欠陥であるた
め諦めざろうえませんね

電磁溶接車が予備PODの修理をしています

国際救助隊は普段することがないので、きっとこのよう
な作業をしていたのでしょう

奥の方ではタンクローリーが燃料タンクへ給油中

手前に何かの金属部品が散らばっています

2号は帰島後 常にこのようなメンテ作業をしています

少人数のスタッフでの大変な作業だった事でしょう





さて私の作業の方は、現在ジェットモグラの塗装と改造
をしています
その後 格納庫壁面のLED照明の仕込みや配線です

ジェットモグラ完成です

ドリルをはずして修理中を表現しました
ついでなのでドリルを吊り上げるクレーン車もスクラッチ
しました

完成です! いや〜参りました マジ体力の限界ですね こういうの始めちゃうともう夢中になっちゃうから
いけないんですけどね 「魂とられるんじゃないの?」って言われるくらいです

でも その甲斐あって非常にいい出来です もうこれが私的には究極でしょうか
これ以上の発想は今のところありません

これまでサンダーバード2号を何台作ってきたことでしょう
何台作ってもまったく飽きがこない不思議な魅力を持った機体です

いずれ誰かの手元に届けられることかと思いますが、大切な宝物のひとつに加えていただけたらなって思います


たぶん・・・誰にも真似できないでしょう


                        ・・・・・ END ・・・・・  



                              

出品中のページへ戻る