PLAYZONE2004"WEST SIDE STORY"
7月2日(金)18:30〜 in青山劇場

まず、素晴らしい舞台となった今年のプレゾンに拍手を。
プレゾンという形で括ってしまうと、はみ出した部分の方が多いです。というよりも、『少年隊PLAYZONE'04』というタイトルは『supported by Samantha Thavasa』というのと同じく、誰がこの舞台を支えているのか…という表示みたいなものだと思いました。結局これはブロードウェイミュージカルの『WEST SIDE STORY』でした。
見る前には、ものすごく期待している部分と、ものすごく怖がっている部分があって、それは見てみなくちゃわからない部分だったのですが、怖がっていたことは全て払拭されましたね。
『WSS』は版権が厳しい翻訳物ミュージカルの中でももっとも制限が厳しいことで有名だし、映画版のイメージが強いし、ダンスは激しいし、歌は難しいし…と、不安なことが多かったんです。
ショータイムはないだろうなーという覚悟はしてました。で、『ロミジュリ』に比べてもテーマが重いので、ショータイムなしはある意味厳しいなーと…。暗い終わり方の上、もしも舞台が映画ほど感動的ではなかったら、救いようがないのではないだろうか…と非常に失礼な危惧を抱いておりましたが、とにかくそういう質的なことは全部クリアできていて、少年隊3人の実力に改めて驚いた…というのが正直な感想です。

有名なミュージカルなので、あらすじはいいですよね?そして、たぶん例年のアドリブ報告もできないと思います。だってアドリブ入れる余地がないもの。
というわけで、今回の舞台レポは純粋にももじゅの意見をまとめたものになります。
それでもよければ、これから1ヵ月半余りおつきあいくださいませ。

少年隊の3人、それぞれに弱点というものがあって、まずヒガシは『歌』だし、かっちゃんは『ダンス』だし、ニッキは『演技』だなーと思ってました。
ヒガシの『歌』はかなりヤバイよね〜。最初の音が当たらないもんなーと、トニーという配役を聞いた瞬間(トニーはヒガシだろうと思っていたにもかかわらず)『ゲゲッ…』。
かっちゃんの『ダンス』これも厳しいな。だってベルナルドだもん。足、上がらないんじゃないの?
ニッキの演技の弱点っていうのは、いわゆる『くさい芝居』。いつの間にか大げさでくさい芝居をするようになってて、これが『WSS』には合わないのではないだろうか…。
そんな不安を感じるってこと自体、少年隊を見くびっていたんだなーと、今は反省してます。
まず、かっちゃんのベルナルド。
オープニングからしっかりと足が上がってました。しっかりとしたステップに、痩せて美しくなったかっちゃんの意地を見ましたね。発表当時はヒガシの厳しすぎる意見に反発も出ましたが、あの時はまだ自信無さげだったかっちゃんが、今は自信たっぷりに踊ってました。かなりの緊張は感じましたが…。
ももじゅ的にはオープニングよりも不安に思っていた体育館でのダンスバトル『マンボ!』、これが香寿たつきさんとの息もぴったりで、素晴らしい出来でした。
ヒガシのトニー。
発声方法からレッスンしなおしたんだろうなー。おなかから声を出していて、きれいに高音も出ていてこれまたびっくり!
まず『Something's Coming』で『ああ、今までと全然違う!!』と感動し、あの難しいナンバー『Maria』を歌いきったときには半泣き。そして島田歌穂さんとのデュエット『Tonight』でボロ泣きですよ〜〜
その後1幕のハイライト『Tonight』の五重唱の最後、朗々と歌い上げたヒガシくん…素晴らしかった!!
そして、ニッキのリフ。
こんなことを言ったら失礼すぎてニッキファンに刺されるかもしれないけど、近年まれに見る素直な演技でした。
無邪気で大人になりきれないリフをそのまま表現するニッキの演技力に改めて感動しました。
かっちゃんやヒガシに比べると、ニッキは歌もダンスも出来て当たり前のところがあって、きついダンスを連続しながら歌っている割には報われないなーと思いますが、それはニッキのレベルがもともと高いからなので仕方ないかもね。
でも、全体的にリフの持っている屈折したもどかしさみたいなものを、非常に上手く醸し出していたのはさすが!です。

とにかく、初回は3人の努力の跡に感動しましたね。鳥肌が立つくらい素晴らしい舞台でした。

初日と言うことで、ゲストも豪華でした。
まず、タッキー&翼、そしてkinki-kids、そしてその光一くんにエスコートされて森光子さん。トニセンの3人と、カミセンの剛健のふたり、そのあとにカツーンとNEWSの東京組がそろって登場して、客席もまばゆいくらいでした。
でも、始まってしまえば客席なんか全然気にならないくらい光り輝く舞台に魅了されました。
少年隊の可能性がまだまだたくさんあることに気づかされたことが一番の収穫でした。

 

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