2007.09 屋久島


9月6日(木)
もうすぐ新幹線に変わります。 納得の1420円。
夏の18きっぷ第3弾は東へ!…て思てたら台風直撃な雰囲気だったので急遽方向転換。18きっぷ売りさばき、代わりに新幹線乗って屋久島を目指すことに。九州新幹線ができて便利になりましたが、博多−新八代間はまだ未完成なので、在来線リレーつばめに乗り換えんといかんのが少々手間です。

仕事の都合上午後出発だったので、鹿児島に着いたら晩飯どき。昨年も訪れたトンカツ屋かつ寿で黒豚ロースとんかつを注文。鹿児島県日置産の黒豚肉は揚げたてアツアツ柔らかジューシーで言う事なし。大盛りで頼んだご飯も美味しくて非常に満足でした。食後は特にウロウロすることなくアッサリ就寝。


9月7日(金)
薩摩を学ぶ。 甘いモンが好きで良かったわぁ。
予約した屋久島行きの船は午後便なので、午前中は鹿児島市街を散策。勉強がてらに維新ふるさと館を訪ねてみました。幕末維新に活躍した西郷隆盛・大久保利通など薩摩人のエピソードが紹介されており、維新体感ホールという所では、ミョーにリアルな薩摩人達のロボットが幕末維新の歴史を再現してくれます。30分ほどの上演なので非常に大雑把ですけどね。

9月といってもまだまだ残暑が厳しかったので、休憩もかねて「天文館むじゃき」に立ち寄り、すっかり有名になった鹿児島スイーツしろくまのSサイズをいただく。ふんわりやわらかなミルク味のカキ氷に果物・豆・ゼリーなどバラエティ豊かなトッピングが施されており、目と舌を楽しませてくれます。

鹿児島−屋久島往復12600円。 平屋でシンプル。
鹿児島−屋久島間は高速船トッピーで移動。水中翼船とかジェットフォイルと呼ばれるこの船、水中翼によって得られる揚力のため船体が浮上、海面上を時速約80キロで飛ぶように突っ走ります。波による揺れも思ったほど無くて、船と併走して飛び回るトビウオなんかを眺めながら快適に屋久島へ向かう。

屋久島に初上陸です。とりあえず重い荷物を置きに宮之浦ポートサイドユースホステルへ。名前のとおり港のほとりに建っており、テラスに出ると波の音が心地よく響いてます。

普段口にすることの無い味を堪能。 お酒が好きで良かったわぁ。
ユースで夕食の提供は無かったので、近所のお食事処四季亭で晩ご飯。ユース割引が利く「おまかせ定食」は屋久島産の食材を使用しており、飛び魚の一夜干しや刺身、つけあげなどなど地元の味を楽しませてもらいました。

食後はユースの談話室で屋久島の焼酎三岳を飲みながらノンビリ。最初は誰もおらんかったから、テラスで波の音をBGMに星空眺めつつ一人酒をたしなんでおりましたが、次第に他のホステラーさんやペアレントさんも集まり、PM11:00頃まで楽しい酒盛りができました。


9月8日(
朝焼けに映える。 いざ・・・!
朝6時起床。何かのガイドブックで山登りする前には益救神社へ参っときなさいという記事を見たので散歩もかねて参拝。1200年の歴史がある屋久島山岳信仰の総本山ということだったので、この日の安全を深く祈願してきました。

8:30のバスに乗り込み、運転士の楽しいガイドを聞きながら今回の旅の目的地白谷雲水峡へ。縄文杉登山コースとともに人気のあるウォーキングコースで、写真のように入り口からしばらくは道も舗装されており歩きやすかったです。

すんごい生命力。 よっ!二代目!
屋久島といえば屋久杉!と思い、推定樹齢3000年といわれる弥生杉のあるところまで歩く。遊歩道が完備されているので、お気楽に辿り着くことができました。幹周り8.1m、高さ26mの巨樹に圧巻されつつ、その生命力にあやかりましょうと幹肌にそっと触れたりする。

さつき吊橋という橋がある所でコースは分岐。さらに色んな杉を見に行きましょうと原生林コースをチョイスしてみましたが、一歩踏み込んだら先ほどまでの遊歩道とは違い完全な山道。少し登ったところに二代大杉という、一代目の株の上に二代目が生長した杉が目に入ってきます。まーそれにしてもデカイことデカイこと。写真撮ったけど大きさが伝わらんです。

コレが無けりゃ遭難しそう。 自然の恵みをいただく。
二代大杉を過ぎると辺りはすっかり原生林の森。歩道もおおよそは判断できますが、時々「んっ?」て迷いそうな所がありました。そんなときは写真に写っているピンクのひもを目印に進みなさいと入り口で管理者から言われてたんでその通りに歩いていく。

普段の運動不足・ほどほどにあるアップダウン…ヘロヘロになりながらさまよっていたワタシを助けてくれたのがあちらこちらで見かけた清流&湧き水。冷たい水で顔洗たり飲んだりしながら疲れを癒すことができました。
屋久杉と一体化してみました。 米良さんの声が聞こえそう。
二代くぐり杉なんていう巨木もありました。その名のとおり根元をくぐることができ、見上げてみれば杉の空洞越しに空を眺めることができます。

ようやくもののけ姫の森と呼ばれる原生林に到着。映画「もののけ姫」の舞台となった森はここがモデルになったらしく、宮崎監督も何度か通ったとか。苔むした幽玄の森が広がっており、木霊がいてもおかしくないような雰囲気でした。

人にかまうヒマなし。 風も穏やかでよかったわ。
何度かヤクシカに遭遇しました。上のコイツは至近距離にもかかわらず逃げる気配なし。シャッターチャーンス!って思いペシペシ写してたら、同じように撮影されてる一人旅の方がおり、ちょっとの間ウダウダ言いながら一緒に歩かせてもらいました。しゃべり相手がいると一人で黙々と歩いている時より疲れが半減したようで助かりました(^−^)

原生林を見渡せる太鼓岩に到着。少しガスがかかってましたが、屋久島の雄大な自然を拝むことができました。今回のコースはひとまずココが終着点。ちょいと休憩して折り返し、気がつきゃ5時間くらい歩き続けてました。次回訪れるときは体力つけて縄文杉へ・・・!なんて思いながら島を離れ鹿児島市内へ戻る。


9月9日(
市内観光に便利。 桜島は落ち着いてました。
あっという間に最終日。新幹線の時間まで余裕があったので、観光名所をぐるっと巡るバスカゴシマシティビューに乗りこみ市内散策。

西南戦争最終決戦地・城山で途中下車。展望台からは今も活動を続けている桜島を一望できます。

西郷隆盛がひそんでいたのは写真右側。 どー見ても銭湯。
展望台から散策しつつ西郷洞窟へ。西南戦争で西郷隆盛ら薩摩軍がたてこもった洞窟で、政府軍に囲まれ自刃するまでの最期の5日間を過ごしたそうです。こんだけ見学しといて西南戦争を良く知らないのですが、何か?

旅のシメは城山長寿泉で。屋久島で酷使した足を温泉で癒しつつノンビリする。んで、再びバスに揺られて鹿児島中央駅に戻り鹿児島の旅無事に終了。昼前出発の新幹線に乗りピシャと帰ってきました。次回はしっかり下調べして、時間に余裕をもって遊びに行きたいもんです。