2011.03 佐賀&島原半島


3月18日(金)
撮影は新山口で。 個性的特急列車。
今回はJRが企画しているレール&レンタカーという割引きっぷで旅をしてみました。九州新幹線も開通したので往路は新型車両さくらを利用。指定席は2列&2列のシートで座り心地上々。あっという間に博多へ到着しちゃいました。

博多から佐賀までの間は特急かもめで移動。乗りこんだ車両はソニックという愛称を持つ、シュッとした外観に革張りシートの車内。ゴージャス感あるじゃんって期待してみたら、革だけに滑りやすくて座っていても安定感がなく、車両の揺れも大きくて落ち着きませんでした。残念や。

よー走ってくれました。 550円ランチ。
佐賀駅からはレンタカーで移動。一人なので軽四自動車をオーダーしたら日産モコを用意してくれてました。とりあえずは事前に調べておいた佐賀の温泉をナビに設定し、あとはその道中で何かあったら立ち寄ろうかなといったノープランドライブを敢行。

国道34号を西に向けて走っていたら、大町町にある地産市場ひじりの里という所でたろめんと書かれたのぼりを発見。地元グルメ?と気になったので立ち寄ってみました。たろめんとは、かつて地元にあった「たろめん食堂」が提供していたオリジナルメニューで2010年に復刻。キャベツやエビ、角切り豚肉などの食材を炒めてうどんにドーンと乗せたもので、ちゃんぽんのうどんバージョンといった感じ。スープは牛骨をベースにしており、しっかりとした味付け。ショウガも効いてて美味しくいただきました。

春の陽気でした。 これが噂の・・・
佐賀県の温泉に入っとかなあかんなと思い、武雄市にある北方温泉四季の里 七彩の湯を目指す。日帰り入浴ができて車で行きやすい所やと思います。お湯はぬるっとしてて美肌の湯なんだとか。内湯と露天で1時間くらいノンビリさせてもらいました。ここからは国道使って長崎県へ。

有明海沿いを下っていたら遠くに水門らしきものが。あれがもしや国家事業的な?って気になったので、ナビルートを外れて近づく。と思いきや水門自体が道路になってて、そのまま海上を突っ走るハメに。あとあと調べてみたらこの道は諫早湾干拓堤防道路と呼ばれ、やっぱりアノ干拓事業絡みでした。島原半島への近道やのにナビはこの道を選んでくれませんでした。なにゆえ?

老舗旅館らしいす。 1200円ディナー。
この日の宿泊は島原市にあるホテル南風楼で。格安プランを予約したら格安な部屋に案内されました。まー食事無しで寝るだけやし、海の見える温泉に浸かれるからよしということで。デザイナーズ客室や露天風呂付きの豪華客室に泊まれるプランもあるそうです。

地元の料理って何かあるかなー?と調べてたら具雑煮というものを見つけたので、早速姫松屋という食事処へ。島原の乱で原城籠城中に生まれたという説もある郷土料理で、簡単に言ってしまえば餅がメインの具だくさん寄せ鍋かなと。食後はさっさとホテルに帰ってゴロゴロしてました。



3月19日()
豊富な水を大事に使う。 眉山をバックに。
朝は7時半に出発。まずはホテルから歩いて5分くらいの所にある浜の川湧水へ。島原市は水の都と言われるくらい湧き水が豊富です。その水を上手に利用しているのがココ。4つに区切られたゾーンに湧き水が流れており、上から順番に食品を洗う所、食器のすすぎ場、食器洗い場、洗濯場という風に用途を決めています。生活の知恵ですね。

車に乗って島原復興アリーナを訪問。ここでは高さが10mにも及ぶサムライブルー龍馬像を見ることができます。元々は2010年のワールドカップに合わせ国立代々木競技場に設置されていたもので、その後島原市へ移設されたそうです。造りがハリボテっぽくて背中は残念なことになっているので、正面から見学するのがオススメです。

自然ってすごい。 観光道路なんだか生活道路なんだか。
道の駅みずなし本陣ふかえには1992年の普賢岳で起きた土石流により被災した家屋が保存展示されています。1階部分は完全に土砂で埋もれてしまい、そこから先の時間が止まっていました。いかにして自然と付き合うか、ということを考えさせられる場所でした。

島原市中心街に入り武家屋敷を散策。通りの真ん中には水路が引かれており、豊かな湧水が流れていました。町並み保存で規制が厳しい、といった雰囲気は無く、当時の様子を見学できる武家屋敷や普通に現在を暮らしている家屋が混在してました。

中には入ってません。 春霞に包まれて。
武家屋敷を抜けて島原城まで歩いて行く。松倉豊後守重政が1618年から約7年の歳月をかけて築いたもので、明治の初めに廃城、解体されたんですが、1960年代に五層天守閣などを復元し現在に至るそうで。歴史的建造物というよりは町のシンボルといった雰囲気でした。

1991年から約5年続いた普賢岳噴火による溶岩で出来上がった平成新山。垂木台地にある平成新山ネイチャーセンターに行ってその成り立ちをさらっと学習したり、周辺を散策して平成新山を眺めたりしてみる。頂上の雲がなかなか取れず、その全景を撮れんかったのが残念。

もう一度行きたい。 どこもかしこも蒸気だらけ。
うねうね山道をモコに頑張ってもらい雲仙温泉街まで走る。とりあえずはホテルでもらったパンフレットに載っていた小地獄温泉館へ。ここの温泉は硫黄臭が強くてお湯は乳白色。雰囲気も昔の湯治場って感じで、ワタクシの温泉ランキング上位に食い込んできました。また行きたいわぁ。

せっかくなんで雲仙地獄を歩いてみる。至る所からゴーゴーと蒸気が噴出してて、大地の力強い息吹をしっかりと感じ取ることができます。

600円なり。 ハイパーサルーンと呼ばれてます。
山を下り諫早から長崎自動車道で佐賀へ戻る。その途中に川登SAでちょいとひと息。遅めの昼飯は平戸名物と銘打たれたあごだしラーメンをチョイス。トビウオでとったダシを活かした醤油ラーメンで、アッサリとしていました。

佐賀駅でレンタカーを返却し、再びJRで博多駅へ戻る。帰りに乗った特急みどりはハイパーサルーンと呼ばれる車両。どのへんがハイパーなのかはよー分からんかったけど、先頭車の展望はなかなか良かったです。

写真は18日に撮った分です。 こだまにも使われるように。
博多駅は九州新幹線全線開通に合わせて大幅なリニューアルをしたらしく、大変きれいになってました。百貨店はあるし土産屋も充実しすぎて目移りするばかり。博多駅で2時間くらい余裕を取っていたのですがあっという間でしたねぇ。

復路の新幹線はひかりレールスター。この列車も2列&2列の座席で、ノンビリ寛ぎながら姫路まで帰ってくることができました。出発2日前にルートを決定して、たいした情報も持たんままに旅立ったわりには充実した2日間となりました。