青年団:Soul Inspiration!
青年団とは
(熊本県青年団協議会のホームページより)
1)青年団とは
青年団とは、地域を基盤にした若者の集団です。そこに住む若者なら、職業や政治信条、宗教など
の違いに関わず、誰でも入れます。伝統芸能の継承や盆踊りを仕切ったり、スポーツで汗を流したり、
ボランティア活動をしたりと、普段の活動は多岐に渡ります。村おこしに取り組んだり、平和運動に参
加したりと、社会に目を向けた活動も展開しています。しかも、メンバーは勤労青年が中心で、平日
の夜や日曜・祭日に公民館など公的施設を利用して活動が進められています。
2)青年団のルーツ
青年団のルーツは、鎌倉時代にさかのぼると言われています。地域の行事や氏神の祭りを行うと
共に、仕事の教育や訓練を受けるための若者集団として、自主的につくられた「若衆組・若連中」が
原形だといいます。明治時代に入り、こうした青年集団は政府の指導で青年の修養機関として各地
に設立されるようになりました。しかし、昭和に入り、時代は暗い戦争へと突き進んでいきます。政府
によって組織されていた青年団は、次第に若者を戦場へと駆り立てる役割を担うようになりました。
敗戦後、戦場から故郷へ戻ってきた青年たちは、新しい時代への希望を胸に各地で青年団を再建
させました。再建された青年団の誓いは、「青年は二度と銃をとらない」というものでした。こうして生
まれ変わった青年団が大きな試練にさらされたのが、戦後の高度経済成長の時期でした。1960年
代から日本は経済的にめざましく成長していきますが、その一方で若者は都市部の貴重な労働力と
して故郷での農林漁業から離れざるをえなくなってしまいます。故郷に残った青年たちも忙しく勤め
に出るようになり、青年団活動を続けるのが難しい状況に追い込まれたのです。しかし、青年団はこ
の試練を乗り越え、現在も各地で活動を繰り広げています。
3)青年団では
青年団では、メンバー一人ひとりが抱えている悩みを、語り合いを通してみんなのものとし、その解決にあたるという活動が続けられてきました。こうした中で、メンバーたちは仲間同士の信頼関係をつくりあげ、孤立感を払拭し、コミュニケーションを飛躍的に広げ、深めてきました。同時に、仲間たちの中で明らかになった問題を正面から取り上げ、学びながら運動へと発展させることで、若者の正義感が十分に発揮されています。心底気のあった仲間と仕事や恋の悩みから、地域や社会の問題、地球環境や平和の問題まで幅広く語り、学び、行動する-----それが青年団の醍醐味です。その中で、若者たちが一人ひとりの可能性を大きく花開かせ、いきいきと自らの人生と時代を切り開いていくのです。
