ジャンクは燃えているか
  本体編

今は懐かしいAT機の自作について。
何とか完成しました。




しばらくお休み・・・とか言いながらもう次の日には新たなマザーボードをゲット(笑)。

これが新たなマザーボード。
ASUSTeK製P/I-P55T2P4。じゃんぱら東名川崎店で477円。
前回のボードとはレイアウト等がちょっと違います。
また、コネクタはありませんがUSBも装備しています。






今度は同じASUSのP/I-P55T2P4、Rev.3.1です。数世代前のかなり流行ったボードで、 このリビジョンではPCIx4、ISAx3、AT、Socket7、デュアルボルテージサポート、 SIMMx4、430HXという仕様です。ベースクロックは50、60、66、75MHz、倍率は1.5、2、2.5、3倍を 仕様上設定できます。しかし、隠し設定も多く、マニュアルに載っていない ジャンパの組み合わせをすると最高でベースクロック108MHz、またCPUソケットにちょっと 細工をすると倍率も5.5倍まで設定できるようになるというオイシイ製品です。 また、電圧も(隠し設定で)細かく調整できるようになっています。 よって、AMDのK6-2やK6-3シリーズも搭載可能。
今回は前回に加えて部品を追加。
CD-ROM:SONY CDU611-F 24倍速 別のマシン(\980)から抜き取り。100円くらい?
HDD:W.D.社Caviar1210 210MB IDE 96円
サウンドボード:S.B.AWE32 100円
LANボード:10BASE-T ISA 50円くらい
メモリ:ノーブランド8MBx2、NP、FP、70ns 48円
CPU(交換):MMX Pentium 166MHz 別のマシン(\980)から抜き取り。200円くらい?
マウス:PS/2 50円
これでこのマシンの構成部品の総額(モニター除く)は・・・
1667円となっています。


さて、まずマザーボード交換です。
IDEの死んでいる前回のマザーボードから全てのコネクタを抜き去り、 ケースから取り出します。CPU、メモリも取ってしまいます。 そして新たなマザーボード、P/I-P55T2P4を取り付け。 ネジで4箇所を留めて固定、そしてCPU、メモリ、各種ケーブル等を接続してゆきます。 このマザーボードはちゃんとIDEコネクタのピンが1本欠けているモノだったので 普通のIDEフラットケーブルが使えました。 CPUはせっかくデュアルボルテージ対応なので、先日別のマシンから抜いた MMX Pentium 166MHzを搭載。CPUの判別は自動でやってくれるので、倍率、ベースクロック、電圧を ジャンパで設定します。66MHzx2.5倍=166MHz、コア電圧2.8V。 メモリはとりあえず16MBのままで使用します。 あとは前回と同じビデオカードをPCIバスに挿し、電源コネクタ、LEDコネクタを接続。 このような最低限の部品だけで組んで、とりあえずスイッチオン。
ピーーーー
またもや警告音です。画面も真っ暗。何か悪いのか・・・?と思ってマザーボード上を見てみると、 メモリキャッシュ関係のジャンパが間違った位置に入っていました。 それを直して再起動。すると・・・。
ピーーーー
・・・。事態変わらず。警告ビープ音が空しく鳴り響きます。 画面には何も映りません。これでは何が悪いのかも判断できません。 BIOSのPOSTエラーで出てくるビープ音は、その長短の組み合わせで そのエラーの内容を示しているんですが、それを調べてみても AWARDのものは
「ビデオカードの不良」
「メモリの不良」
など、極めて大雑把なことしか判定できません。 どうもメモリ関係が怪しいのですが、他のメモリに挿しかえても同じようになるし、 ジャンパ設定は合ってるし、どうにも原因がわかりません。 途方に暮れて電源を入れたり切ったりしていると、十数回に1回くらいの割で何とか画面が出ます。 すると・・・。

AWARD MODULAR BIOS v4.51PG,AN ENERGY STAR ALLY
COPYRIGHT (c) 1984-95,AWARD SOFTWARE,inc.

#401A0-0109

PENTIUM-S CPU AT 133MHZ
MEMORY TEST : 5952K OK


PRESS DEL TO ENTER SETUP, ESC TO SKIP MEMORY TEST
12/10/96-82430HX-PI55T2P4C-00

とか出て止まっちゃうんです。キーボード入力も受け付けません。 しかし、メモリテストで引っかかっているということが判明しました。 そして接触不良かと思って何度も抜いたり挿したりして、再び電源入れても 改善の見込み無し。 仕方なく、また電源を入れたり切ったりしていると、

AWARD MODULAR BIOS v4.51PG,AN ENERGY STAR ALLY
COPYRIGHT (c) 1984-95,AWARD SOFTWARE,inc.

#401A0-0109

PENTIUM-S CPU AT 133MHZ
MEMORY TEST : 16384K OK

AWARD PLUG AND PLAY BIOS EXTENSION v1.0A
COPYRIGHT (c) 1995,AWARD SOFTWARE,INC.

INITIALIZE PLUG AND PLAY CARDS...
PNP INIT COMPLETED

DETECTING HDD PRIMARY MASTER ...NONE

CMOS CHECKSUM ERROR - DEFAULTS LOADED
_


PRESS F1 TO CONTINUE,DEL TO ENTER SETUP
12/10/96-82430HX-PI55T2P4C-00

上のような画面が出てきました。 で、ネットで「CMOS CHECKSUM ERROR」というのを調べても、 バッテリー切れがどうのとか書いてあります。 しかし、このP/I-P55T2P4、バッテリーがないんです。 困り果てて、またしばらく色々試行錯誤をしていたのですが、 ふと本体を立てて(今までは寝かせたまま作業、テストをしていたので)電源を 入れてみると、何と普通に起動できるじゃないですか。 ここでHDDとかを取りつけても、難なく認識します。 しかし、再び横にするとビープ音の嵐。 メモリやボード類の挿し方が悪いのかと思い、何度も抜き挿ししても変化なし。 そして、そこでふと思いついたのであります。 「マザーボード自体の建て付けが悪いのではないか」と。 そこでマザーボードを外してみて気付いたのです。
使ってないスペーサーがハンダ面をショートさせていました。
つまり、このマザーボードに空いている取り付け用の穴より、 ケースに取りつけられているスペーサーの方が数が多く、 ネジ止めに使われない余ったスペーサーが基板に触れていたのです。 これにて奇妙な症状の原因が判明しました。 早速余計なスペーサーを外して、組み直し。 すると、今度はちゃんと動きます。 そこで、マシンにHDD、CD-ROMドライブ、各種ボードを取りつけて 再度電源オン。

AWARD BIOS起動画面。
HDDやCD-ROMドライブもちゃんと認識しています。
また、ボード類もOK。PnPで検出されています。







これで無事に組み上がりました。ここまでだいたい2日かかりました・・・・。

全てOK。異常なし。
HDDの容量もちゃんと認識されています。








正面からの写真。
FDDはべゼルがないのでちょっと不恰好です。
CD-ROMドライブは2台搭載。







リアパネルのインターフェース群。
ブラケットで各コネクタを取り付けるのでちょっとスロットが
使えなくなっています。








これが内部。ドライブベイをめいっぱい使ってます(笑)。
CD-ROMは空いている5インチベイに増設。これでCD-ROMドライブ2連装です。
HDDはメインに540MB(C:)のものを、サブに210MB(D:)ものを使うことにしました。

作業中の机の上。
色々なモノが散乱していますね(笑)。








最終的に、このマシンのスペックは以下のようになりました。占めて1667円。
CPU:MMX Pentium 166MHz
メモリ:SIMM ノーブランド8MBx4=32MB、FP、70ns
HDD:FIREBALL 540AT(540MB、C:)、Caviar 1210(210MB、D:)
マザーボード:ASUSTeK P/I-P55T2P4、Rev.3.1
CD-ROMドライブ:I/Oデータ製 6倍速(E:)、SONY製CDU611-F 24倍速(F:)
FDD:3.5インチ2モード
サウンド:S.B.AWE32
LAN:10BASE-T ISA
VGA:Cirrus Logic 5434 PCI
ケース:200W ATケース
キーボード:AT英語キーボード
マウス:PS/2マウス

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.22  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name      
Processor   Pentium(MMX) 166.57MHz[GenuineIntel family 5 model 4 step 3]  
VideoCard   Cirrus Logic 5434 PCI  
Resolution  640x480 (8Bit color)  
Memory      31,760 KByte  
OS          Windows 98 4.10 (Build: 2222)  A   
Date        1995/04/01  00:49  

HDC = Intel 82371SB PCI Bus Master IDE Controller
HDC = Creative Labs IDE controller
HDC = プライマリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)
HDC = セカンダリ IDE コントローラ (デュアル FIFO)

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
C = GENERIC IDE  DISK TYPE47    
D = GENERIC IDE  DISK TYPE46    
E = FUNAI E2650            Rev 1.01
F = SONY CD-ROM CDU611-F  Rev 2.0a

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
  3710     6422    4923     3222    5272     4688           5

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
     5361   5718     832      78    4925    4718    1466  C:\20MB


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