ジャンクは燃えているか
  本体編

化石級のノートPCにWIN95をインストール。
モンダイはまずHDD。




ある日、車でジャンク屋回りをしていると、じゃんぱら東名川崎店で477円ノートマシンを発見。 店員さんが値付けして陳列して3分くらいで購入。 これだけ古いマシンで、しかもこのお値段なのに一週間の保証付き、さらにACアダプタまで付属 していると言ったらもう買うしかないでしょう(笑)。
店で観察したところ、本体にWINDOWSシールが付いていたのでCPUは多分486DX4あたりかな・・・と 思っていたら、実は486DX2の50MHzでした。 さらにメモリは8MB。そんでもってFDD内蔵、CD-ROMドライブはナシ。 トドメは音源非内蔵、ポインティングデバイス無し。HDDは340MBでした。 完全にDOSメインで、しかもビジネス用途のマシンのようです。
しかしまあ、ポインティングデバイスが無いとその分小さく作れるし、 実際このノートはB5サイズで結構軽いし・・・DOSワープロ等に用途を限定すれば 使い勝手も良く、持ち運びも簡単でかなり優秀なマシンといえるかも。
しかし・・・WINDOWS環境ではそれではちょっとツライ。
マウスは外付けすればいいけど、CPU、メモリは動作条件ギリギリ。 さらにHDDは一応条件は満たしているものの、使っていると時々異音がしてくるので 半分壊れている様子。
・・・で、とりあえずHDDを交換することにしました。

*FMV-540N/S1のスペック*
・CPU:i486DX2 50MHz
・MEMORY:8MB
・HDD:2.5インチ340MB
・バッテリー:死亡
・FDD:2モード
・CD-ROM:無し
・ポインティングデバイス:無し
・BIOS:Phoenix(Alt+Ctrl+ESC同時押しで入れます)
・液晶:DSTN?
・PCカード:2スロット

交換のために秋葉原で買ってきたHDDはIBMのDHAA-2540です。 2.5インチで高さ17mm、IDE540MB。500円で購入しました。


これが今回買ってきたマシン、富士通のFMV-450N/S1です。

  


1995年頃発売、fmworld.netにもカタログが載っていないほど古いマシン。大きく見えますが、実際にはかなりコンパクト。 このくらいまでなら「持ち歩こうかな」と思える、という程度の重さ。 今回はHDDを交換するのですが、それにはまず分解してHDDまで辿り着かなければなりません。
しかし、ここで第一の難関。開け方が判りません。 マニュアルなんて当然無いし、ネットで検索かけても特に情報がありません。 仕方ないので底にあったネジをはずして、どうも怪しいと睨んでいたキーボードをいじってると・・・・。
開きました。パカッと。軽くツメで固定しているだけのようです。そしてそれを底のネジ(1本)で止めていると。 中は以下のようになっていました。

  


左のあるのがHDDユニット、そして標準バッテリー。右にあるのがFDDです。真ん中にある空間は増設バッテリーのためのものです。 キーボードの下はこれらのデバイスで埋め尽くされているので、マザーボードのスペースはこの奥。 液晶部分の下だけで、大きさでいうと25cm x 5cmくらいのスペースです。マザーボードのほうは分解していないので詳しくはわかりませんが (もしかしたら2重構造になっているかも)これはかなり小さなマザーボードです。 以前分解した同じ富士通のFMV-5166(MMX Pentium166MHz搭載)はかなり大きなマザーボードでしたが、それと比べると3分の1以下の大きさ。 ノートマシンの小型化がどんどん進んでいる現代でこれは珍しい現象なのでは?
ここまでバラしたら、あとはHDDマウンタを固定しているネジを2本外せばHDDを取り出すことができます。 そしてこのマウンタからHDDを外すのが、方法を知らないとちょっと面倒。 まず、マウンタユニットとHDDを接続しているコネクタ(フレキシブル基板が付いているのである程度自由に動きます)を外し、 マウンタに片側だけ固定しているネジを外して、HDDをねじるような感じで取り出します。
こうして取り出したHDDはQUANTUMのDaytona341ATでした。買ってきたHDDよりもちょっと厚みが有る感じです。
さて、HDDを交換・・・する前にHDDにWIN95のセットアップファイルを転送しておかなければなりません。 このノートマシン、CD-ROMドライブないし、ワタシFD版WIN95持ってないし。

  
変換コネクタを使用して普通のIDEケーブルに接続している所。右の写真の変換ケーブルはマウンタもセットで600円くらいでした。

そこでたまたま足元にあった(笑)Acerのタワーマシンに接続。FDISK、フォーマットして、適当なフォルダ作ってCDの\WIN95の中身をそっくりコピー。 そしてノートマシンに取り付けてsetup.exeを実行すると・・・。
めでたく成功!しました。ファイル等のコピーも完了し、再起動するということでリセットがかかったのですが・・・。
ブートしねぇ。
最初はHDDからのブートができないような設定になっているのかと思って、BIOSを見てみましたがそんな項目ありません。 いや、そもそもブートシーケンスの設定自体が存在しません。
次にマスターブートレコードを書き換えてみましたが効果なし。
ここまでのセットアップにまずい所があったのかな?と思い、HDDを取り出して先ほどのタワーマシンに取りつけると・・・。
ちゃんとブートします。あれ?なんで・・・?
さっぱり原因がわからないままに、再インストール開始。 今度はパーティションを切る所からノートでやろうと思ってFDIDKを起動してみると・・・。
おかしいです。
HDDを11MBとしか認識しません。ホントは540MBなのに。BIOSではちゃんと認識したのに。
しかもファイルシステムがFAT12になってます。・・・原因はコレ?
11MBではしょーがないので、再度タワーマシンに付け直してFDISK。FAT16で。ちゃんと容量も合っています。 そしてフォーマットからはノートで行い、再起動のところまでこぎ着けました。 さて・・・BIOSのメモリチェックも終わり、緊張の一瞬。
STARTING WINDOWS 95...
なんか呆気なく成功。
なんでだろう・・・と考えていると、先ほどとインストールの時に一つだけ変わった点がありました。
それは起動フロッピーを作成したこと。
確かさっきは起動フロッピーを「作らない」でセットアップしたら、何だか途中で「FD入れろ」とかいうエラーが出ていました。
これが本当の原因なのかどうかはわかりませんが、とにかくうまくいったのでよしとしましょう(笑)。

 
インストール成功!起動ロゴとデスクトップが表示されたFMV-450N/S1。

 ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.22  (C)EP82改/かず ★ ★ ★ 
M/B Name      
Processor   i486DX2 [GenuineIntel family 4 model 3 step 5]  
VideoCard   Cirrus Logic  
Resolution  640x480 (8Bit color)  
Memory      7,228 KByte  
OS          Windows 95 4.0 (Build: 950)   
Date        2003/04/06  01:05  

HDC = スタンダード IDE/ESDI ハード ディスク コントローラ

A = GENERIC NEC  FLOPPY DISK    
C = GENERIC IDE  DISK TYPE44    

   ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
   756     1315     680      173      30       64           0

Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write    Copy  Drive
      592    714     110      11    1341    1208     740  C:\20MB