Looks Easy! Feels Hazy!

単語が単純だから直訳はできるのに、何を言いたいのかよくわからない!

そんな表現にこそ英語文化の匂いがぷんぷん漂うもの。

(週間でしたが、現在停止中)

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#45: This drug works well on me.「その薬は私にはよく効く」
#46: The film ‘Titanic’ didn’t work on my mind.「タイタニックって映画では、私は感動しなかった」
 くすりの本来の役目は病状を直したり和らげたりすることです。そんな役目、つまり薬としての本分を果たしているので「よく効く」という意味になります。映画は人々の心に何かを訴えかけるのが使命です。特に「泣いて下さい」的な映画は、観る人に感動を与えなければなりません。それがその映画の本分ですから、「私の心を感動させなかった」という意味になるのです。

 

#44: Im off.「休んでま~す」
 onは「接している状態」、offはその反対に「接していない」というのが基本的な意味のようです。電線のプラスとマイナスが接すると機械は動きます。onの状態だと動き続けます。off(接点が離れている)だと、電気が切れて動きません。人間にあてはめると、onは「本来、自分がすべきことをしている状態」を表し、offはその反対、つまり「お休み(非番/勤務不要)状態」です。
 これに似た考え方ができると、英語を使う幅はやたらと広がるようです。
 例えば、workを「働く」と覚えたままでは、英語の世界になかなか入って行けません。workは「物や人がその本分を尽くすこと」と考えるべきなのです。主語が労働者なら「働く」、学生なら「勉強する」、芸術家なら「作品を作る」(だから芸術作品をworksと言うのです)、スポーツ選手なら「練習/訓練をする」となるのです。物も同様です。ビデオデッキなら「録画/再生をする」だし、ドライヤーなら「髪を乾かす」、電子レンジなら「食べ物を加熱する」、ストーブなら「火がついて部屋を暖める」が、それぞれworkの意味になります。

 

#43: Im home.「ただいま。」
 houseが建物としての「家」を表すのに対して、homeはその中で暮らす人々を含めた「家庭」を意味します。しかしhomeはそれだけでなく、「家へ」「家に」「家で」などの意味を表す副詞としても使われます。今回の文を直訳すると「家にいる」になりますが、家にいる状態になったよ=帰ったよということになるのです。そうそう、良くある間違いが、hometoを付けてしまうことが多いってこと。くれぐれもGo to home.Come to home.なんて言わぬよう気をつけましょう。

 

#42: I know ins and outs of it.「すみからすみまでよく知っているよ」
 inoutがあるので、「裏も表も…」なんて言い方も良いかも知れません。

 

#41: Take that.「これでもくらえ!」
 薬を「飲む」場合、drinkは使いません。だからといってeatも違います。このtakeまたはhaveを使って「(薬を)飲む」を表現します。eatdrinkが人間の営みとして摂取する動作を表すのに対し、havetakeは物理的に「体内に取り込む」という意味で「食べる」に近い意味を表します。そう言えば、Michael JacksonBlack or Whiteのプロモーションビデオの最初のシーンで、マコーレーカルキン君(ホームアローン1/2で主演)が言ったセリフはEat this.でした。これも同様に「これでも食らえ!」です。

 

#40: Hes taking the air.「彼は外の風に当たっているよ」
 これが夜なら、「夜風に当たっているよ」とでも言うのでしょうか。ヒントにあるようにtheが付くと、聞き手にairと言えば何を指すかがわかるものを表すことになるのです。いきなり「空気」と言って通じるのは、「外気」のようです。

 

#39: I wont take a backseat.「僕は人に仕えるなんてまっぴらだ」
 運転手付きの場合後部座席はVIP用ですが、普段誰か一人を車に乗せてやる場合に、後ろに乗せるんじゃ他人行儀過ぎる感があります。見晴らしが良く、すぐ隣でお話しできる助手席に案内するのが良心的と言えましょう。そんな意味で、後ろの座席は「2番手」というイメージがあるようなのです。

 

#38: He is a creampuff.「あいつは意気地無しだ」
 creampuffはいわゆるシュークリームのこと。フランス語のshou a la cr?meを日本人が勝手にシュークリームと発音しているだけなのです。これは「クリーム入りキャベツ」なんだそうです。あの形はキャベツなんですね。それにしてもシュークリームが意気地無しの意味になるとはね…。

 

#37: The company has mushroomed.「その会社は急成長した」
 きのこはやはり急成長の代名詞的存在なのですね。余談ですが、英語の世界ではシメジもマツタケもマイタケもエノキもナメコもラクヨウもみんなみんなちゃんと名前があるはずなのにmushroomで済ませてしまいます。きのこの風味や食感の違いなどを楽しむ習慣が日本人ほど発達していないのでしょうか。日本のような、きのこに適した気候の地域が意外と少ないのでしょうか。

 

#36:This car is not a lemon.「この車は欠陥品なんかじゃないよ」
 欠陥車隠しですっかり評判を落としてしまった自動車メーカーがありますが、こんなセリフを言える車作りに懸命になっているようですね。なぜかlemonにはそんなイメージがあるようです。関連して、hotがニセモノを指すことがあります。ある映画でニセの腕時計を持って「熱い熱い、火傷しちゃうよ」なんて言うセリフを聞いたことがあります。

 

#35:She took the cake.「彼女は賞を取った/彼女は素晴らしかったよ」
 ケーキを取ったってこと=良いもの(褒美)をもらったという感じです。ケーキに対する特別(?)意識は、欧米も日本も同じなのでしょうか。

 

#34: Im in a pickle.「こまっちゃったなぁ/どうしよう」
 漬物(酢漬け)の立場になると、こんなイメージを抱くのですね。おもしろいものです。

 

#33: Its out of date.「時代遅れだよ/そんなのもう古いよ」
 ということですから、ここでのdateは「日付/時代」を表すわけですね。out ofは「~から離れて/~から外れた」という意味を持つので、他にも多くの決まり文句があります。是非辞書でout ofを調べておきましょう。

 

#32: The show must go on.「もう後には引けないよ」
 ステージの幕が開いたら、何があろうと演じきらなきゃね。

 

#31: Three is a crowd.「2人だけにさせくれ」
 3人で混雑するわけだから、3人以上は嫌だ/駄目だということになります。そこに線引きがなされているわけなので、2人が良いということを暗に示しているのです。2人になりたい状況の説明なんて、野暮なことを求めないで下さいよ。

 

#30: You bet.「全くその通り/もちろん/絶対だよ」
 betは「賭ける」の意味です。不謹慎な話しですが、人に自分の言葉を信用させたいときに、「○○万円賭けてもいい!本当なんだ!」なんてお金を絡めて言うと、取りあえず人は信用してくれるものです。あなたの話し相手が、もっともなことや絶対的なことを言った時、それに同意するあなたの気持ちだってお金絡みのほうが大きくうなずいているように聞こえるはず。「あんた金を賭けてもいいくらい本当のこと言ってるよ!」という同意/賛成の気持ちです。

 

#29: Anything goes.「何でもありだよ/何でもOKだよ」
 動詞はいつも目に見える動きばかり表すわけではありません。goは目に見えようが見えまいが「進む」ことを表します。「何でも(anything)進む」ということは、逆に「止めようとするものはない」=「何でも許される」という考え方になるのです。

 

#28: After you.「お先にどうぞ」
 直訳は「あなたの後(あと)です」となりますね。日本語のようにBefore me.とはならないのが言葉の違いの面白いところです。日本語に近い感覚の、Go ahead.というのもあります。

 

#27: Will $60 do you?60ドルで足りるかい?」
 60ドルがyouに対してちゃんと働くということは、何らかの購入や支払いが可能ということになります。

 

#26: Do your hair.「髪を整えなさい」
 最後の語を様々な語に換えて文が作れます。 dish(皿)なら「食器を片付けなさい」になり、bed(ベッド)なら「布団をあげなさい」です。face(顔)なら「化粧しなさい」になることだってあるんです。doには「ちゃんとやる」の意味。があるんです。

 

#25: What do you do?「普段は何をしているんですか(ご職業は)?」
 単なる現在形というのは今の瞬間の状態ではなく、日常の習慣や状態を述べるのに使います。そんなわけで「普段」という意味の語句が書かれていなくともこんな意味を表すことになるのです。

 

#24: Can you make yourself understood?「あなたの言葉は通じますか」
 直訳は「あなた自身を理解された状態にすることができますか」ということですので、納得できると思います。

 

#23: Lets get going.「さあ、始めよう/行くよ」
  -ingは「~している状態の…」という形容詞と考えます。getは「~な状態になる」と言う意味で使うことが非常に多い単語です。ということは、「going(進んでいる/動いている状態)になりましょう」となり、上の日本語の意味合いが出てくるのです。

 

#22: Lets face it.「現実を見ろよ」
  faceは名詞で「顔」、動詞では「面する/直面する」です。目をそらさずしっかり見なさいという気持ちはとてもわかりやすいと思います。

 

#21: You only live once.「人生は一度きり」
 予想通りの意味じゃないでしょうか。最近授業でやったのですが、 liveを「住む」としか考えないようではいけないのです。英語の世界では「生活する」ことは即ち「生きる」ことなのですね。

 

#20: Hold it.「こらえろ/我慢しろ」
  holdは「維持する(keep)」よりももっと「今の状態や今ある物を維持する」の意味がが強いようです。ポータブル MDプレーヤーなどにホールドスイッチなるものがあって、再生中にONにすると何を押してもそのまま再生状態を維持し、停止中にONなら何を押しても停止のままですね。それがholdです。

 

#19: No way!「だめ/ぜったいに、いや」
 恐らくは、相手の言ったことに対する方向性は no(ゼロ)なのだということなのでしょうね。主に拒否・反対に用いる語です。どんな映画にも1度くらいは出てくるんじゃないかな?私が最初にこの言葉に出会ったのが映画「Blues Brothers」です。

 

#18: I didn't ask you for your advice.「大きなお世話だ/あんたに聞いてないよ」
 というわけで、かなり嫌な表現でしたが、そんな険悪な雰囲気を感じ取れましたでしょうか。ケンカを覚悟してお使い下さい(?)。

 

#17: You don't say.「まさか(そんなばかな/うそだろ)」
 動詞の現在形というのは、「今」のことを一過性のものとして述べる進行形とは違い、「習慣的行動」を表す形です。つまり You don't say.の解釈は、「普段なら(そんなことを)言わないだろう。」つまり「まさかそんな言い方なんかするはずないよな」と、なるわけです。

 

#16: You know the best.「君がやるべきだ。/(それをするのは)君しかいない。」
 何かしなければならないとき、事情や状況を一番わかっている人がするのが良いという、非常に合理的な考え方です。

 

#15: The line is busy.「(電話で)話し中だ。」
 何のことはありません。電話回線が忙しいのです。忙しい( busy)と言ったからには、他のこと(別の電話に出ること)は出来ないのです。

 

#14: I wasn't born yesterday.「僕は(私は)もう子供じゃありません」
 特別な解説は不要でしょう。「昨日生まれたわけじゃない」という直訳から十分推理できますよね。

 

#13: I know you, don't I?「お合いしたことがありましたっけ?」
 私の好きな映画の中でのセリフです。直訳は「私があなたを知っているのですね?」です。会ったことがない気がするのに私のことを知っているように見つめてくる人がいたら、会ったことがあるかどうかをストレートに尋ねるよりも、この直訳の気持ちで相手に尋ねます。すると、全く知らない(覚えてない)にしても、相手の視線をしっかりと受け止めようとする気持ちだけは伝わるので、相手を安心させられます。

 

#12: Don't I know it!「もちろん良く知ってるよ/僕がそれを知らないわけないでしょ」
 「僕がそれを知らないだろうか(いや、良く知っている)」ですが、 #7以来久しく出なかった反語的表現だと考えましょう。

 

#11: I don't mean maybe.「ホントさ/本気だよ」
 「 maybe(たぶん/~かな)」なんて半端な言い方を意図していない、ということになります。I mean it.は「マジだよ」の意味で、ほぼ同じです。it(話題になっていること)を意図しているということだからです。

 

#10: Sounds fine.「いいねぇ。/いいんじゃない。」
 動詞の soundは「きこえる」で、fineは「良い/申し分ない」というような意味です。この場合の「きこえる」とは、音や声が聞こえてくるのではなく、話しの内容について「良さそうにきこえる」ということです。

 

#9: Back up!「(後ろへ)下がれ」
 パソコンの世界では万一のクラッシュに備えての backupは必要なもの。それとは違って、動詞のbackと副詞のupの2語熟語は上のような意味があります。「触るな!」と言う代わりに言ったり、強盗が銃を向けて言うセリフだったりします。強盗にこう言われて、強盗の後ろに回って援護なんてまさかしないでしょうね。

 

#8: Help yourself, please.「セルフサービスです/御自由にお召し上がり下さい」
  helpは「助ける」の意味で広く知られていますが、基本的には「~のために援助をする」ということを表します。あなた(you)に向かって「あなた自身を援助して下さい」ということは、「自分自身を援助して下さい」=「自分で盛って食べて下さい」となります。だから"She helped me to some beer."=「彼女は僕にビールを注いでくれた」となるわけです。
 蛇足ですが、「Help.=助けて!」だからといって、命に関わるような場面(災害/事故など)で助けを求めるときにHelp!と言っても、逆にちゃんと「助けて」と言葉を言えるだけまだ余裕があるように誤解されてしまうこともあるとか。そんなパニック時、人はやみくもに泣き叫ぶか、救助隊が遅いと罵声を発するなど、冷静ではないようです。こういう人こそ優先して救助すべきと思われるそうです。

 

#7: Why don't you join us?「一緒にやり?ませんか/いっしょにやろうよ」
  joinは「…に仲間入りする」の意味です。Why don't you…は、「…しませんか」と勧める言い方です。直訳すると「なぜ…しないの?」となりますが、反語的考え方で言えばその逆を指すことになります。よくわからない人は、叱られたときを思い出してみて下さい。「なんで片づけないの!」は理由を尋ねてはいませんよね。叱られた本人は、もっと叱られるような理由しか言えないから、無言で片づけるのみ…つまり「片づけなさい」と言われたことになるわけです。応用としてWho knows it? Who cares?なども同様の発想で考えましょう。(「誰も知るはずないよ」「全然構わないよ」)

 

#6: Do you have the time?「今何時ですか/時間わかりますか」
  theは、話者と聴者が互いの頭の中で共通して一つに絞り込むモノ(人)に付けます。私が「太陽」と言えば誰でも頭の中で空を動いていく太陽に意識を絞り込みます。だからsunには常にtheが付くんです。ここではthe timeです。誰にいきなり質問してもよい表現ですので、timeの数ある意味の中から万国共通で存在するもの=「時刻」がその意味にあたります。ちなみに、a timeとするとどんな意味になるでしょうね。

 

#5: This is not my day.「今日はついてないや」
 「私の日」=「世の中が私のために動いているかのように、自分に都合よく物事が進む日」です。

 

#4: It's up to you.「君次第さ」
 例えば、日本語にも「・・・が話題にのぼる」なんて表現があります。「のぼる」は話題に「登場する」事を表します。例文もそれに似ていて、「 youの所に登場している(you以外の所には登場してない)」ということになり、it(が指す物事)に対して何かを出来るのはyouだけになるのです。

 

#3: You did it!「やったね!/やるじゃん!」
  do/didは「する/した」という意味がありますが、日本語の「する/した」は中途半端だろうがいい加減だろうが、手掛ければ「した」ことになるような風潮があります。もちろん「する/した」は「最後までしっかり行う」ことを本来表す語で、do/didはその日本語の本来の意味をしっかりと持っています。だからI did my homework.と言えば「宿題を 最後まで手抜きせずした」の意味なのです。互いにわかっている事柄 (it)を最後までしっかりと行った(did)わけですから、成功したりうまくいったり完成させたりしたことになります。そこから上記の訳が出てくるわけです。

 

#2: I can't help it[that].「どうすることもできません」 helpには「助ける」の意味がありますが、相手は「人」と限りません。it[that]は会話している人同士がわかっている事態や状況を指し、それに「援助や手出しができない」=「どうしようもない」ということです。

 

#1: I had a ball last night.「夕べはとても楽しかった
 ballって「舞踏会/踊る」を表す語でもあります。haveは「ある」とか「行う」という使い方の方がむしろ多いと思います。例文は「みんなで(踊るのと同じくらい)楽しいことをした」という感覚です。

 

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