ダウンレバー的北山 大辞典


前書き

 毎年、GWになると、北山川にフネを浮かべ、そして星空を眺めながらキャンプを楽しみに行く。そんな生活は、結婚する前からずっと続いている。そうか、今年は北山川に初めてきてから、10年目になるんだ。節目の今年、一念発起して、ダウンレバー的大辞典を作ってみようと思う。これを読めば、難解な単語も良くわかるはず・・・??
 
 いつもまにやら、子供達も随分増えて、そして大きくなってきた。この子供達のためにも、次世代に残る、大辞典の制作を始めてみる。

編集:佐野ヒロポン



あ:


・アウトドア:  外遊びのこと。北山では全ての行為がアウトドアにて行われる。

・アリー(ALLY):  組み立て式のカナディアンカヌー。ヒロポンの所持艇に、今回はマ○ダ艇も加わった。マ○ダ艇は今回が進水式であるが、そのバージン航海を執り行ったのは、実は晴吉家である。

(左)積み重なっているアリー。積載量350kgのこのフネと、もう一艇のカナディアンカヌー:RAM-X、そして二人艇カヤックのKIWIでキャンプ地の木津呂より下流のブルーウォーターを下る。ビールを飲みながらのんびり下る北山川は、それはそれでまた楽しい。

・アサリの酒蒸し:  キセイさん夫妻が作ってくれた5月3日の料理。前日に自身潮干狩りに出かけ、獲り散らかしてきたアサリをダッチオーブンで酒蒸しにする。ビールに良く合い、うまい。夫婦二人で仲良く作っている姿が微笑ましかったです。


い:

・筏下り:   北山村の観光アトラクション。北山川上流を筏に観光客を乗せて下る。この筏下りと下流の瀞峡めぐりジェット船のおかげ(?)で、上流にある小森ダムから一定量の放水が行われる。カヌーにとっても、安全な水量で川下りを楽しむことができる。


・イカグモテックス(左): 
 烏賊型をした4人乗りのボケモン所有ラフト。普段は吉野川を下っているこのフネを、今回オーキタが持参してくれた。北山川上流部でのラフトは楽しいらしく、乗ったクルーの面々は笑顔笑顔。ただし、ラダーをつとめたタクマ氏の顔は引きつっていたと思われる・・・。
・イカスタコス:
ダウンレバークラブ晩飯の定番の一つ。烏賊だか蛸だかなんだかわからない名前だけだけど、おいしい。雰囲気もいい。でも、作っている面々はなんだか暑苦しい(右)。


う:

・ウナバラ家: 
  北山ツアーにほぼ毎回参加の5人家族。この家族をなくして、ダウンレバー的北山川は語れない。アメオトコの別名をもつタクマ氏は、生後9ヶ月のコウを背負って川下りをしたり、オトノリの瀬でパドルを折ったり、川に冷やしたビールをダムの放水により流したりと、いろいろなエピソードを過去数々残してきた。
タクマ氏は今回の3日間で4本川下りをするという離れ業を見せ、今ツアー最も充実した川遊びをしたオトコとして認定された。

(右写真):5月5日夕方、北山川4本目の川下りが終わってテン場に着いて、完全にダウンするタクマ氏。隣のオーキタ氏もほぼグロッキー。

え:


・笑顔: 
  この川に来ると、皆に笑顔が溢れる。上流を下って、チンしても笑顔。下流を気持ちよく下っても笑顔。テン場で旨い飯を食べても笑顔。焚き火を囲んでいても笑顔。朝起きて、緑のまぶしい山々を見ても笑顔。笑顔が、この北山川の最大のキーワードである。

5月3日、今ツアー一発目のオトノリの瀬でチンダツをしたオーキタを見るキセイさん。(左写真)  自分自身は、チンするも3度チャレンジしたロールにてリカバリーしたキセイさん。チンダツして、流れてきたオーキタを見て、これぞ、笑顔!・・・・しかし、この3度チャレンジロールのせいか、翌日は肩が上がらず、敢え無く陸チン。

お:


・オーキタ:  
 北山ツアー二度目。ラフトのラダーである一方、カヌイストでもある。今回は3日間全て上流カヤック敢行し、オトノリの瀬で3日間で3回チンダツと言う成果をあげる。5月3日はオトノリの瀬のほか、小松の瀬でもチンダツをし、撃沈王に。5月5日も、3チンダツをし、ジュンを上回って、撃沈王。今ツアーの通算撃沈王も獲得。しかし、四国からはるばる烏賊グモッテクスを持ってきていただき、また、他の新しく来てくれた面々との橋渡しもしてくれました。

オトノリの瀬一日目

小松の瀬一日目

オトノリの瀬三日目

・オトノリの瀬:   北山川上流部でスタート直後に遭遇する、かなり長い瀬。最初の進入の一段目と、すぐに現れる二段目のホールがパワーも落差もあって、チンの確率が高い。ワタクシも、5月3日に一段目でチン、ロールでリカバリーをするも、二段目もチン。あなどれない、楽しい瀬。

 (右)オトノリの瀬の一段目と二段目を突破するオーキタ。しかし、このあと、三段目でチンをし、何度かロールを試みるも、チンダツをして流されていきました・・・。
 (左)5月3日、一段目でチンをするキセイさん。一発目のロールを失敗して、そのまま二段目に落ちてゆくカヤック・・・。二回目のロールも失敗・・・。チンダツをすると、誰もが思ったそのとき、三度目のチャレンジをして、ロール成功!!
 
 キセイさん曰く
マッツンからえら呼吸を学んでおいてよかった!!


 今回不参加のマッツン。ワタクシにもえら呼吸を教えて下さい!

か:

・簡易水道:   木津呂の河原から道路に出たところに、木津呂集落用の簡易水道のタンクがある。その簡易水道からのオーバーフローをテン場では飲料水及び食器洗い用に利用させていただいている。おかげで水にはあまり困らない。でも、河原だから、トイレは無いよ。

き:

・キセイさん:   還暦間近ながら、かなりの頻度で参加していただくダウンレバークラブの長老。世間はゴールデンウィークと呼んでいるが、キセイさんにとっては、シルバーウィーク。今回は初日に上流ロングコースにカヤックにて参加。筏スタート〜田戸を無チンダツで漕ぎきる。しかし、頑張りすぎたせいか、ロールを三度チャレンジしたせいか、翌日は陸チン。ちなみに、ダウンレバーステッカーはキセイ夫妻に作っていただいており、まだまだ好評販売中です。

く:

・クーラーボックス:   北山川流域はとにもかくにも不便な地域。ツアーの必需品はなんといってもこれ、クーラーボックス。今年も、クーラーボックスにはこれだけの食材を詰め込んで、テン場入りしました。

 サーモン一本  スペアリブ5kg  シャウエッセン20袋  鳥モモ肉2kg  挽肉4kg  手羽元6kg  ベーコン2kg  卵8パック  お茶たくさん  野菜たくさん
 そして、ビール10ケース!    食材はほぼ完食しました。

け:

・渓谷美:   北山川上流の、筏下りでも行けない、和船でも行けない、勿論、ジェット船でもいけない、カヤックのみ見ることが出来る素敵な渓谷。侵食された不思議な形の岩岩と、断崖絶壁の続く景色は一見の価値あり。瀞場は長いけども、気持ちいいです!



こ:


・小松の瀬(右): 
  北山川上流部最大の難所、小松の瀬。力の強い芯流の先に待ち受けているのは、恐怖のストレーナー。我々カヤックは、おとなしくチキンコースの左岸よりを下るしかありません・・・。5月3日、ワタクシとキセイさん、オーキタの三人でチャレンジ。ロープレスキューの布陣を整えた核心部は三人とも突破!しかし、その下のエディラインでオーキタがチン!ロールを何度も試みるも、まだまだえら呼吸をマスターしていないため、チンダツ!
 核心部を行くオーキタ(左)

余裕で突破のはずが、この下でチン・・・・。



さ:

・サンドイッチ:   最近の朝ご飯・昼ごはんの定番。8枚切りの食パンを山ほど買い込んで(13袋)、トマトやレタス、チーズにきゅうり、ピクルスにハムなどをめいめい勝手にはさんで食べる。テン場ではホットサンドクッカーでホットサンドにしたり、昨夜の残りのチリコンカーンをはさんで、本当にホットなホットサンドにしたりして食べる。

し:

・ジャンバラヤ:   メキシコやテキサス地方の名物ライス。スキレットやダッチオーブンで作りやすいので、北山川の定番メニューの一つになっている。ベーコン、ウィンナー、鶏肉、たまねぎと、米をそのまま炒め、チリパウダーとコンソメで味付けをする。ワタクシは最もビールに合う米系の料理と思っている。ちなみに、とある料理のコンテストにジャンバラヤで出品し、見事に優勝したこともある。

・シミズ(左)
毎回突然参加する彼。今回は愛娘・ゆうちゃんを連れての親子参加。5月4日、5日とも二人で下流のブルーウォーターを下る姿は微笑ましい。過去の北山川には密造酒を作ってきたり、ハムを作ってきたりと、いろいろな特殊な技を披露してくれた。
・ジュン:
北山初参加のジュン夫妻。四国では吉野川でラフトに乗っていた彼らだけども、カヤックはデビュー。5月4日、夫婦二人でそれぞれ一人艇に乗って下流のブルーウォーターへ。最初にある、木津呂の長い瀬をさとちゃんは難なく突破。ところが、ジュンは最初の瀞場でカヤックに乗ってわずか15秒でチンダツ(右写真)。その後も、殆ど瀬という瀬の無い下流で、過去最多の4チンダツと言う離れ業を披露してくれた。上流にチャレンジした面々を差し置いて、5月4日の撃沈王はジュンだったのだ。

す:

・スペアリブ:   キャンプ定番のDO料理。今年も5月4日の夜作り、翌日はその残り汁でカレーを作った。このカレーがまた、どえらいおいしい。今年は最終日の天気がかなり悪いと言う予報だったので、前夜のキャンプを諦めて、テントをたたんで撤収したおかげで、このカレーを食べ損なったメンバーも多いはず・・。来年はしっかり食べましょう。

・スモークサーモン:   ダンボール製の燻製器と、スモークウッドで作るお手軽燻製。前夜から風乾させ、水分を飛ばしてから燻製する。つまみとしてかなりうまい。サンドイッチの具にしても、これまたうまい。


せ:

・瀬:   川において、白い波立つ難所のことを指す。北山川上流にはオトノリの瀬、ナイアガラの瀬、ムササビの瀬、小松の瀬といった数々の瀬がある。テン場においては、家庭の瀬、子供の瀬というのがあって、時々強烈なストッパーになってカヤッカーを苦しめる・・・。5月5日、他の皆同様、上流部に行こうと準備に勤しむワタクシ。カヤックも積み、準備も済まし、さて、最後に着替えようとテントの中でロングジョンを着たその時!隣で大地がぽろぽろと大粒の涙を流してこう言った。
お父さんと遊びたいから、今日はカヌーに行かないで・・・・。

 震えながら泣く彼を見て、そのまま放っておくわけにはいかない。遊び心よりも、親心である。この日は、ロングジョンを着たまま、上流出発組を見送ったのである。

 さて、テン場で大地と遊ぼうと思ったら、彼の具合が悪そうだ。顔を真っ赤にして、気分が悪いと訴える。しばらく横になっている間、ワタクシは他の子供達と遊ぶ。遊ぶ。瀞場で子供を6人乗せてカナディアンカヌーを漕いで、遊ぶ。そこに、大地の姿が無いのが、少し寂しい。昼の3時ごろ、おやつ代わりに、昨夜焼いておいた焼き芋を皆で分ける。大地も、半分食べながら、こう言った。

「お父さん、この焼き芋、おいしいね。ボクなんか、これでもう今日5本目だよ!

 大地よ!君が気分が悪くなった理由がわかった。ただの胸焼けだ。食い意地がはったために、ワタクシと一緒に遊ぶことも出来なかったのね!上流行きを諦めてまで、テン場に残ったのに・・・・。家庭の瀬や子供の瀬はなかなか突破が難しいもんだ・・・。



・千枚田
木津呂から車で約20分。日本有数規模の千枚田が丸山地区にある。この千枚田は水が入るこの季節が一番美しい。

そ:

・ソーセージ:   夜になり、子供達が眠りに落ちていくと、大人の時間である。焚き火を囲んで、ビールを飲む。焚き火の周りには、串に刺さったソーセージが、炙り焼きされている。満天の星空の下、今にもはちきれそうになっているソーセージを食べている瞬間が最も幸せなひとときかもしれない。

た:

・ダッチオーブン:
北山川キャンプ料理の主役の鋳鉄製鍋。晩御飯のたびにダッチオーブンが山と積まれ、それぞれの鍋から殺人的にいい匂いがしている。右の写真は5月3日の晩御飯で、メニューは左から
・アサリの酒蒸し
・豆ご飯
・チリコンカーン
・ジャンバラヤ
・イカスタコス
・ジャンバラヤ


ち:

・チリコンカーン:   北山川キャンプの定番のDO料理。メキシコで食べて一発で気に入った一品。ご飯にかけても美味しい。ビールとの相性も抜群。

・チンダツ:    引っくり返ったカヌーから抜け出ること。抜け出たあとは、パドルとフネをしっかり確保しつつ、流されていかねばならない。レスキューされるときと、船に入った水を抜いているときがなんだか恥ずかしい・・・。今ツアーでは、オーキタが特にたくさんチンダツしていたような気がする・・・。

つ:

・月:   GWの5月2日もしくは3日はいわゆる八十八夜。夜空を見上げるとまん丸のお月様があたりを明るく照らしている。月を見ながら一杯飲むのもまた、楽しい。3時ごろには月が隠れ、星空が広がる。

て:

・テント: 
  40人もの人間が泊まるとなると、テントの数もかなり多い。まるで、難民キャンプの如くである。タープも無秩序に広がっており、ますます難民キャンプ化している木津呂の河原・・・。数年前までは他のキャンパーもいたけども、今はとてもじゃないけど他の人が入れるような雰囲気ではない・・・。ちなみに、トミダ家の長男の名前もテント。「テント、何処にいる?」「テントにいる」などと、時々紛らわしい会話が聞こえてきたりする。

と:

・トミダ家:   参加回数の多い5人家族。お父さんは、特に満腹中枢と疲労中枢の神経が完全にイカレていて、どれだけ食べても満腹にならないし、それだけ遊んでいても、疲れない。彼を基準にすると、食材がどれだけあっても足らないので、買出しに困ったりするが、彼のおかげで残飯が残らないのはありがたい。疲労中枢のいかれっぷりも相当のもので、冬(二月)のある日、タクマ氏にこんな電話がかかってきたらしい。
トミダ:「今度の休みの日に、スキー行こうぜ。集合はコンノの道の駅ね。」
タクマ:「コンノ?なんで?」

トミダ「決まってるじゃんか!朝5時からカヌーを漕いで朝錬して、それからスキーに行くんだよ!あたりまえだろ?!

・・・・・・当たり前の基準が、全くわからないオトコである。

な:


・ナイアガラの瀬:   北山川筏コース最大の落差の瀬。芯流に乗っていくと、突然目の前に落差3m程度の滝が現れる!右からの水流に負けず、また、左からの返しの波に負けず、ひたすら芯流をこぎ続ける。フォーワードストロークがきちんとできるかヤッカーには楽しい瀬であるけども、初心者には厳しい洗礼を浴びさせる!


突入するキセイさん

突入するオーキタ

突入するジュン

・・・敢え無くチンダツするジュン・・・


に:

二枚目:   テン場にも、川面にも、いつも二枚目が一人はいる。大きな声では言わないが、ワタクシのことである。

ぬ:


・抜け出る:   いわゆる、チンダツのこと。詳しいことは、オーキタか、ジュンか、ユイクンに聞いてください。彼らは、何度もカヌーから身を乗り出して、水泳を楽しんでいましたから・・・。

ね:


・燃料:   テン場において、アサヒ ガス提供のガスボンベに入っているLPGのこと。もしくは、コールマンのピークワンや、ランタンを燈すホワイトガソリンのこと。川の上においては、アサヒ スーパードライのこと。

・ノグソ:   キャンプの基本はこれです!きちんとスコップで埋めて、マーキングをしてください!

は:

・ハイエースバン:   トヨタの誇る、日本の貨物用自動車。ここ北山に荷物を運搬するのにもかかせない。今回は、ワタクシのハイエールバンに加え、キセイさんの高級ハイエースと、マ○ダさんのハイエースバンが登場。カヤックやカヌイストの運搬に大いに活躍した。

ひ:

・ビール:   ダウンレバークラブの合言葉的単語。上流に行っては飲む。下流に行っても飲む。テン場では朝から飲む。外で飲むビールほど旨いビールは無い。

ふ:


・フライドチキン:   スキレットで蒸し揚げする本物のフライドチキン。ダウンレバー的キャンプ料理の定番の一つで、これがあれば、永遠にビールが飲み続けれるという一品。今回は別当君がひたすら揚げ続けてくれ、一級フライドチキン取扱い主任の免許を全員一致で認定された。


・二人艇:
二人乗りのカヤック。今回もトミダがKIWIを持ってきてくれた(左写真)。二人乗りにもかかわらず、がきんちょどもは何人のっているんでしょうか・・・・。


へ:


・別当家:  
久しぶりに参加の別当家。以前参加したときは、奥さんのよっちゃんが一人艇でチンダツをし、そんなに流れの無いところでズボンも水着もカッパに引っ張られて脱いでしまい、白い太ももを露出した露な姿で我々レスキュー部隊の前に現れたという、北山最大のチンダツ伝説を持つ。今回は家族4人で仲良くブルーウォーターカヌー。


ほ:


・星空:   北山川の木津呂キャンプ場の一番素晴らしいことは、景色がきれいなこと。特に、夜空の星空は、空一面に星が広がり、天の川の洪水みたいになる。今回はそれほどの星空を見れなかったけども、タイミングがよければ、とてもロマンチックな雰囲気になる。20歳の女の子が隣にいたら、絶対に口説く自信がある(勿論、ワタクシにとっては、他の場所でも口説けるのだが・・・)。ぜひ、オーキタやムラッキーのために、そういったシチュエーションを作らねばならない。

ま:

・マ○ダさん:
一昨年カヌーを始めたばかりというのに、吉野川(大歩危)をカヤックで下ったり、ユーコン川に新婚旅行でカヌーツアーに出かけたりと、相当な経験値を持つ。ナイアガラの瀬も見事に突破(左写真)するも、このあとの瀬でチン⇒ダツ。今回はアリーも購入し、二日間で上流二本下流一本下ると言うハードスケジュールであった。おかげで、帰りはなんと、熊野市内でハイエース内でチン。帰宅は翌日の夜10時と言うザマだったようである・・。

・薪拾い:    子供達の朝の仕事。アウトドア度の高くなってきた子供達は、言われることなく朝起きると薪拾いにでかける。北山川の朝のいい風景の一つだ。

み:


・水カゴ(魚の罠):   水質もそれなりに高く、また人造物も殆ど無い北山川だけども、上流の小森ダムからの時間を区切った放水のせいか、魚影は少ない。毎回水カゴを沈めるも、今回は、どんこが一匹入っていたのみ。


む:

・ムササビホール:   水量次第ではキーパーホールになるムササビホールは、ナイアガラの瀬のあとの、長い瀬の最後に現れる。カヤッカーがホールで遊んでいるので、わかりやすい。ワタクシ自身、昨年は完全にチンしたまま捕まってしまい、10秒以上我慢した記憶がある。ガッツリ捕まったあと、ロールで上がったワタクシに、まわりのカヤッカーから拍手が沸き起こったくらいである。

め:

・目玉焼き:   朝のメニューによく登場するのが、目玉焼き。スキレットで作ると、中が半熟のトロトロの目玉焼きが簡単に出来る。そう、たとえ、40人分の目玉焼きを作ろうとして、特厚の目玉焼きとはいえ、だ。実際、40人分を一枚で作るのは不可能で、12インチのスキレットでは最高24個分くらい。必ず一度は24個の目玉焼きを作って、「二十四の瞳」なんていうのが、朝の風景になっている。

も:

・モーニングカヌー:   朝飯前にまだジェット船の来ない下流を小川口まで漕ぎ行くカヌー。朝日が山にあたって、とても神々しいし、ジェット船が来ないので、水面が鏡のように山々と浮かんでいるカヌーをくっきりと反映する。今回は、5月5日早朝に、ウナバラ家、石山家、田上家、トミダ、マ○ダ夫妻に金沢夫妻、そしてシミズが出艇していった。


や:


・焼き芋:   テン場では起きている間中、焚き火がついている。これを使って、サツマイモをアルミホイルでまいて、焼き芋を作る。子供達にも、また、大人たちにも人気の一品である。


ゆ:


・湯の口温泉:   木津呂から最も近い温泉。100%源泉掛け流しの名湯で、ぬめりのあるお湯は美肌効果が高いといわれる。ワタクシも以前、湯治に利用したことがある。300円。

・ユイ君:   今回、カヤックデビューかつ、キャンプデビューの34歳のルーキー。家族4人でレンタカーを借りて北山ツアーに参加。悪友のトミダにそそのかされ、上流に連れて行かれ、そして、ダウンレバークラブ初の流血事故(幸い、傷自体は深くなかった)。それでも、ユイ君の明るい人柄のせいか、北山の魅力のせいか、またまた来年も参加する約束をして、5月5日昼前に帰宅の途についた。

よ:

・酔っ払い:   ・・・・・・テン場にいる人間の殆どが、ビールを片手に歩きまわっている。目に見えるオトナ全員、酔っ払いでしょうな・・・。



ら:


・ラーメン:   北山川の昼飯の風景の定番。大鍋にインスタントの袋ラーメンを数種類適当に混ぜていれ、鍋を囲んでめいめい箸をつつく。しょうゆ、味噌、とんこつ、、塩ラーメン等の味が混じったちょっと濃い味付けのラーメンは、慣れると病みつきになってしまう。これまた、ビールによく合うので、ついついビールが進んでしまう。

り:


・リブカレー:   ダッチオーブンでガッツリ煮込んだスペアリブ。その残り汁でカレーを作ると、これまたそこらのレストランの比にならないほど旨いカレーができる。子供からオトナまで楽しめるそのカレーは、いままで残ったことが無い。今回は、キャンプが一日短くなったため、食べれなかった人も多いので、来年は早めに作ろうと思う。

る:


・るりちゃん:   田上家の長女(小5)。アウトドア度が極端に高い田上家の第一子らしく、カヌーに乗っても、全く物怖じしない。今回は、緩やかな流れを遡り、最後はフェリーグライドで横切らせてみたけども、本人にとっては全く簡単なことだったみたいである。彼女を見習って、アウトドア度の高い子供達がどんどん参加してもらいたいものである。昨年の北山川では、罠にかかったニホンザルを一匹、道端でみかけた。車を停めて、珍しそうにサルを見る子供達と違って、随分落ち着いている彼女と弟達。「どうした?」と声を掛けると、こう応えてくれた。

毎日通学路で見るサルは、もっと大きいから、これくらいのサルは別に珍しくないよ。」
 ・・・・・・へーーーー、そうなんだ・・・。

れ:



・レスキュー:
 北山川において、川の上では、チンダツをして流されたかヤッカーを助けること。ただし、優先順位があって、ますは、流れてきたビール。そして、パドル、カヤック、最後に人間。ちなみに、右のカヤッカーは、レスキューをされる側のみなさん・・・。5月5日は、まずはスタート地点の瀞場のロール練習でオーキタがダツ&レスキュー。オトノリの瀬でも、オーキタ&ジュン君がレスキューされる。ただし、レスキューのない日は、なんだか何か物足りなく思ったりもする・・・。



ろ:


・ロール:   セルフレスキューの代名詞的なカヌーの技。正確には、「エスキモーロール」といい、流水の中では、ショートロールという動作の早いリカバリーテクニックを使う。ロールが出来ると、比較的安全に川下りを楽しむことが出来るので、ぜひ、マスターしてほしい技のひとつである。ちなみに、ワタクシは、相変わらず、自信がない・・・。
 5月3日の上流・オトノリの瀬。一段目で即チンをしたワタクシは、そのままロールをし、上がった状態で二段目に突入。これまた引っくり返り、再びロール。そこのエディにはいり、キセイさんを待つ。キセイさんは、一段目で即沈し、そのままロールにチャレンジするも失敗。二段目を引っくり返ったまま落ち、再びロール。また失敗。ここでチンダツかと思いきや、三度目のトライで見事に艇を起こしあげた!!まわりのカヤッカーから拍手喝さいがあったのは言うまでも無い!ただし、前述したように、翌日は肩が上がらす、オカチン(陸沈)をしていましたが・・・。
   

ゎ:



・輪:   ここ北山川には、旨い飯がある。空気の旨い、星のきれいなテン場がある。ホワイトウォーターもブルーウォーターも楽しめる川がある。でも、何よりも、この不便な僻地にわざわざやってくる、最大の理由は、ここには、本当に遊び心に溢れた友達の輪がある。北山川に限らないけども、気のいい仲間達、その仲間からまたまた広がっていく新しい仲間達、そんな人間の繋がりの輪を、ずっと大事にしていきたい。・・・・・・・ね。


ん!