@でっかいフネがやってきた!
ぼよよーん、ぼよよーん。空気の塊(変な表現)、ラフトボートはすごい。瀬に突っ込んでも、ひっくり返る気がしない。岩に体当たりしても、ぼよーんと跳ね返される。8人も乗れる。空気を抜けば、ベットにもなる(というのを、ババタイチローが実践していた)。
今回も、四国、歩危モンの面々が、でかいフネ・ラフトを持ってきた。
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私自身、ラフトに乗るのはNZ以来である。期待に胸を空気で膨らませて、気合充分で乗り込む。ラダーという舵を取るキーパーソンはユウキである。このオトコに、我々ほかの4人のクルー(乗務員の事ね)は命を委ねるのだ。熊野川の支流,北山川の上流部は決して簡単な川ではない。しかも、クルーの一人はあのエドである。なぜか、ヘルメットをかぶっていない。なぜか?エドは、私のヘルメットを車に積み込み、それを自分でかぶろうとしたらしい。私はもちろん、自分のヘルメットが車に入っているのを見て、自分自身のヘルメットを確保した気分でいた。いざ、出発!というときに、エドはヘルメットがない!前述したが、決して油断の許される川ではない。ラダーユウキの判断で、エドは瀬に入る時は漕がず、ひたすらラフトにしがみついているという事になった。だからエドは、瀬という瀬はすべて頭を低くして、ラフトにしがみついていた。結果、エドには北山の瀬の恐怖がわからなかったのであろうか、エドはこう言っていた。 「佐野さん、来年はカヤックで下りますよ!」 命知らずである。また、身の程知らずである。 |
最初の難関・オトノリの瀬に突入する。不沈艦ラフトも真っ先に突っ込んだ。2級から2.5級の瀬が長く続く。流れも複雑で、ホールもできていた。船は沈まない。しかし、
クルーの一人、なおちゃんはいきなり落水!300mほど見事に流されていた。
カヤック部隊といえば、オトノリでは、ババが沈。300mほどやはり流されつづけていた。清水も一日前にゲットした新艇(といっても中古だけど)007にて撃沈。カヤックデビューという三浦君も敢無く轟沈。チームヤマハ発情期の室田は体半分水面に沈めながらも、ハイブレースにて何とか持ちこたえていた。・・・・・北山川、油断ならず・・・。一番顔がこわばっていたのはユウキだったような気がした。
| 次の2級の瀬でも、三浦君と清水は撃沈。最大の難所・小松の瀬(通称ナイアガラ)では三浦君、本日3回目の沈。この瀬は、落差約2m。しかも両側からの波もあり、かなり難度が高い。エドはしっかりラフトに張り付いていた。フネの最善席に座る二人の女性、なおちゃんとさっとんはラダーの声が瀬音で聞こえず、「ラフトに張り付け!」という指示も無視して漕ぎ続けていた。私は、自分が一番かわいいので、指示に従い、すぐにラフトにへばりついた。その時、女の子だけが、何も知らずに漕ぎ続けていた。なおちゃんはまたも落水かと思われたが、どうやら無事だったらしい。 | ![]() |
ラフトは、荷物の積載量もすごい。いつものように、戦国ラーメンのために、大量の水と10袋のラーメンを持って川に出る。もちろん、ピークワンとライターの準備も抜かりない。昼飯時、ひとつの鍋でラーメンをすするが、エドに以前ほどの面白さがなかったのが残念だった。今年こそは、岩場で滑って、ころんだ拍子にラーメンを天高く舞い上げ、自身の頭上にぽとりと落とすという技を披露してほしかった。あいかわらず、箸の持ち方は変だったけどね。
(*戦国ラーメン:いわゆる袋ラーメンを、何種か一つの鍋に入れて作るアウトドア料理。取り皿などはカヌーの積載量の関係で持ってこないため、鍋から直接箸で麺をつかんで、そのまま食べる方式。欲張ってたくさん麺を取ってしまうと、麺をすすり上げることができず、あまり量を食べることができない。島根県の江の川で採用された昼食の方式)
昼食後も、三浦君はハイブレースの練習をしようとして沈したり、柳の木にひかかって沈したりと計五回もひっくり返り、本日の撃沈王の名を独り占めした。柳の木にひかかってひっくり返ったときなどは、瀬の下にフネだけ流れてきて、下流にいた他のパドラーも我々もしっかり驚かされた。本人はなぜか、川原をとことこ歩いてきたけどね。
寒いという感覚が完全に麻痺しているババ太一は、何故か雨の中でも冷たい川の中に飛び込んでいた。彼となおちゃん、室田とひろこちゃんは、人類河童科である。彼らはでっかいフネも小さい船も関係なく、ただひたすら水の中にいれば幸せなのである。北山川は、そんな彼らを温かく水の中に引きづり込んでいた。
A胃袋拡張作戦!
シェフ:Takuma Unabara
彼は、12インチのダッチオーブン(DO)と10インチのキッチンオーブンを所有するアウトドア料理人である。このキャンプはシェフ海原の料理の舞台であった。キャンプ3日間のメインディッシュはこれであった。
・一日目:DOスペアリブ(ポンタ) DO鍋(ワタクシ?) DOごはん(味つき?) 密造ビール(清水) サラダ他
・二日目:DOロースト丸鳥(タクマシェフ) チリコンカーン(タクマシェフ) エセご飯(室田氏) エセご飯おじや(馬場氏) スモークサーモン(タクマシェフ) サラダ他
・三日目:DO集大成カレー DO焼き豚(タクマシェフ) ボケ風野菜炒め(ゆうき) ライスお好み焼き(馬場氏)
DO三昧の日々は、最高にうまく、毎日毎日満腹だった。シェフに感謝したい。何しろ彼は、朝飯食べてすぐに、晩御飯の準備をしていたのだから・・・・。
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| 一日目:DOスペアリブ&DO鍋 | 二日目:ローストチキン&チリコンカーン | 一日目:清水の作ったエセビール |
去年のこと。買出しを担当したワタクシ、あまりの皆の飲みっぷりに驚かされた。2ケース買った500mlのビールはあっという間になくなり、暴動が起こりそうな勢いだった。それを踏まえ、今年は500mlを3ケース、350mlを1ケース買っていった。ところが、やはり昨年相当不満だったのか、ババ太一もなんと、500mlを二ケース買ってきた。しめて500mlだけで120本!今年のラインナップはすばらしい。ワタクシ、ひたすら飲み続けた。朝から飲んだ。今回、一度もコーヒーを沸かしていない。ひたすらビールを飲んでいた。しかし、最終日には少し残っていた。終わってみれば、胃袋、肝臓ともに肥大した、ただのおっさんがそこにいた。
B初節句を川原で祝う!
佐野大地。10月8日生まれの0歳児。今年の5月5日は初節句である。家には兜が飾ってある。もちろん、ジジババが準備してくれたものだ。初節句くらいは一緒に・・・、というジジババの希望は、はじめから打ち砕かれていた。これから先も。節句を祝うことはまず無理であろう。いや、もとい、節句を祝うのは川原で、だろう。今回、チームヤマハ発情期の室田とくれちゃんから、大地の初節句のお祝いをいただいた。イカシタレーサーつなぎである!むろた、ありがとう。くれちゃん、センスいいねー。
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今回の大地君、初物尽くしでした。なにしろ、キャンプ自体、初めて。いきなり4泊5日である。温泉に入ったのも初めて、焚き火を見るのも、ランタンのあかりをみるのも、川を見るのも初めて。すごいおっちょこちょいの人間を見るもの初めてのことだろう。今回、大いに成長したであろう大地。あおいチャン、みずほちゃんに次いで、アウトドアベイビーの模範となれ! 当然だが、大地が初めてのことは、パパママも初めてのこと。ベイビーを連れての初体験は何かと大変でした。特に温泉は、男湯に大地ともう一人、生後10ヶ月のみずほちゃんがいたので、すごい慌ただしかった。タクマパパとワタクシ、二人でフルチンで脱衣所、洗い場、浴槽の中と走り回っていました。先にベイビーを脱がしてから親が服を脱ぐべきか、その反対か。我々は二人してまず親が裸になり、その最中にベイビー二人は泣き始め、我々はフルチンで前を隠しもせずに走り回っていました・・・。いやはや大変じゃ。 |
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| チームヤマハつなぎの大地とワタクシ | カナディアンカヌーと大地 |
C失言の日々
今回も、こんな失言が飛び出していました・・・。
1.ポンタ編
なおちゃん : 「えどさんって、何で『エド』なんですか?」
ワタクシ : 「何でと思う?当ててみてよ」
タイチロー : 「ほら、誰かに似てるでしょ、CMに出てる・・・」
ポンタ :(いきなり)「えどむらさき・・・・・??」
本当は、CCレモンのCMのエドワードと言おうとしたらしいんだが・・・・。そこにいた全員、目が点になっていた。彼女は脳みそのボルトが少々緩んでいるようである。
2.なおちゃん編
ラダーゆうき : 「掛け声は『ひっ・ひっ・ふー』だぞ」
なおちゃん : 「それって確か、『マラーズ法』だったよね。」
・・・・・車内大爆笑。脳みそのボルトが一本抜けているようである。
3.ワタクシ編
ワタクシ : 「たくま、この豆腐とねぎ、何に使うの?」
たくま : 「去年、竹内さんが作った、豆腐に、ザーサイとメンマをのせたつまみを・・・」
ワタクシ : 「あー、あの、豆腐にねぎをのせて、ザーメンをかけたやつかね???」
たくま : 「・・・・すごいものをかけてるなあ」
『ざーさいとめんま』と言おうとしたんだが・・・・。脳みそはアルコール漬けになっているようだ。
4.四国編
タイチロー : 「四国で一番驚いた方言は、挨拶ですよ」
ワタクシ : 「挨拶?というと・・?」
タイチロー : 「朝一番から、『おはようございました』っていうんですよ」
ワタクシ : 「朝から終わってるなあ・・・。」
きっと、もっと失言ってあったんだろうね。今回はこんなところで・・・・。
D最後に
はるばる遠くからありがとう。
幹事のたくまとますみちゃん、ありがとう。
また来年も、きれいな景色、うまい空気と水、満天の星空、そしてDO料理三昧は変わりません。
そして、6度、熊野川へ。最高でした。