< 2002 June はこちらへ > 2002 (Feb. 〜 May) はこちらへ>
2002 (Jan. Mar.) はこちらへ> / 2001 (Sept.Dec.) はこちらへ >

WAVE 〜 日々のコラム すべてのINDEXはこちら
2002 Januray February March April May June July August September October November Decembe

July 2002    
July 25 有力大学野球選手〜最新ドラフト情報
July 20 ようやく国際化する高校野球
July 19 ファッション考〜本人が気がつかない謎
July 17 関東大学ラグビー順位予想 (早いよ、おまけに自信なし!)
July 16 ブレイクするかレフティ宮沢(FC東京)〜俊輔を超えろ(サッカーJ1)
July 12 2002 関東大学ラグビー SCHEDULE(注目カード)
July 09 日本プロ野球はこれから〜独自色で興隆へ
July 05 2−6−2の法則に淘汰されるのか?〜日本サッカーの行方
July 01 気の早い大予想〜早稲田、関東学院、初のプレーオフ進出か
 
2002 SUMMER PRE-SEASON RANKING BY TOUCH DOWN ( as of June 30 )
(関東大学アメフト)

+

July 25

有力大学野球選手〜最新ドラフト情報


かなりの有力選手のドラフト状況が固まってきた。最新の有力大学選手ドラフト情報を。

和田 早大 福岡ダイエー 本人が強く希望。これにより他チームの選択が急激に進んだことは確かである。
木佐貫 亜大 巨人 150km奪三振王。上原に続くエースになれる。ヤクルト・日本ハムも参戦希望だが、巨人濃厚。
久保 東海大 巨人 原監督の路線で既定の路線。投球術に優れている。
村田 日大 横浜 右の大砲として期待の三塁手。
多田野 立大 横浜 六大学四天王の一人。手薄なローテーションを救うか。
永川 亜大 広島東洋 地元出身で一致。190cmのスケールの大きな快速球投手。
杉山 龍谷大 大阪近鉄 関西N0.1投手。
シュラメック テキサス大 オリックス メジャードラフト1巡目ながら本人がテスト希望。
新垣 九州共立大 福岡ダイエー 大学入学時より決定済み。しかし、投球術にもう少しの工夫がほしい。
小森 東農大生物産業学部 日本ハム 札幌移転をにらんだ獲得路線。全日本候補投手。144km本格派右腕。
三垣 東農大生物産業学部 日本ハム PL出身。三塁手。甲子園で松坂と対戦も未定。
       
       


まだまだ有力選手はたくさんいるが、現時点としてはこのようなリストアップになっている。


BACK TO TOP


July 20

ようやく国際化する高校野球


私は野球が好きである。
最近は時間がとれなくてスタジアムでの観戦があまりできないのが残念であるが、TV観戦はよくやる。中継状況の多様化によって、わざわざWOWOWの契約などをしなくてもかなりのプロ、アマ両方を観ることができるようになっている。
都内であれば、プロ野球は6試合中、3〜5試合の中継を毎日やっている便利さである。

こんな野球好きな私も、どうしても高校野球は今まであまり好きになれなかった。理由はずばり、わざとらしいアマチュアリズムが嫌いだからである。高野連などによる必要以上の規制、なんでも“さわやか”などという簡単な言葉で済まそうとする風潮が好きではない。
高校野球でもプロを目標としているプレーヤーはたくさんいる。大学野球や社会人野球経由でプロにいこうが、高校から直接プロにいこうがプロ志向はプロ志向である。こういう選手たちを“さわやか”などという矮小なことばで片付ける考え方は好きではない。
プロ、おおいに結構である。むしろはっきりとプロ宣言してほしい。それが才能ある人への正当な評価である。“さわやか”などという何十年も前の錆付いたような言葉でごまかしてほしくないのである。

要は高野連よ、閉鎖性をやめよ、オープンに野球を楽しめるようにせよ、といいたい。入場行進の仕方がどうのとか、ユニフォームの規約がどうのとかそんな細かなことをいうな、である。野球が楽しくなくなる。レベルの高い選手ははっきりと進路を公表すればいい。このプロ球団にいきたい、この大学で野球を続けたい。そういうことを選手個人個人がいえるようになれば野球はもっと楽しく華やかなる。なによりプレーしている本人達が一番気持ちをすっきりとしてプレーができる。
これこそ、“さわやか”というものだ。

この状況を打破してくれそうな波が今、高校野球に起きつつある。
それは日系高校野球選手の活躍である。
こんなにオープンになってきたことが観る側としてはとても楽しい。高校野球嫌いの私もこのような流れは大歓迎である。
以前であれば、外国籍選手というと在日韓国籍をさすことが多かった。しかし、彼らはすでに本名で選手登録することが圧倒的に多くなっている。これも実に歓迎すべきことである。こんなことの国際化すらなされていなかった日本という国はいったいどういうことだったのかと思う。

さて、私が今年の高校野球で注目しているのは在日韓国籍選手ではない。
ついに登場しはじめた日系ブラジル人、イラン系日本人、そして去年甲子園でも活躍した日系ベトナム人プレーヤーである。
かれらの才能が日本で確実に開花しはじめている。以下にそのプレーヤーを列記してみたい。

1.日系ブラジル人プレーヤー
山形県予選で旋風を巻き起こしそうな羽黒高校の3選手。
この高校はおそらく予選決勝まで進み去年の甲子園出場校である酒田南高と雌雄を決するのではないかといわれている。ここのエースが日系3世の吉村健二(3年)である。MAX143kmの快速球を投げる。このボールを受ける捕手が同じく3年の茅野ルイスである。4番バッター。さらに控えではあるがすでに実践で活躍している2年生投手にカルデーラ・チアゴがいる。
こういう選手が高校野球で活躍してくれると観客側としてもわくわくする新しい世界が広がる。強豪・酒田南高の壁を突破して甲子園へ行くことはできるのだろうか。

2.イラン系ハーフ
こちらは1年生だが、早くも予選で一勝したダルビッシュ・有投手。父がイラン人、母が日本人である。東北高校(宮城)。142kmのストレートを投げる。彼にはすでに巨人をはじめとするスカウトが注目しているという。

3.日系ベトナム人プレーヤー
こちらはすでに1年生でありながら去年の甲子園で登板し、実力を証明、人気も急上昇。グエン・トラン・フォク・アン投手である。東洋大姫路高2年。 彼の場合は大学野球へ進むことも考えているらしい。まだ2年だが、そのうち系列大学の東洋大に進学して神宮を沸かせてほしいものである。
それにしても東洋大はこういう話題の選手が多い。現在2年の松沼投手は西武ライオンズ投手コーチ・松沼兄の子息である。リーグ戦でも一勝しローテーションピッチャーとして活躍中。また、今年から西武監督になった知将・井原監督の子息もまだレギュラーではないが同じく東洋大2年である。

類まれな才能を受け継いで活躍する姿をファンとしては観たい。
やはり血というものはあるのだろうか。


BACK TO TOP


July 19

ファッション考〜本人が気がつかない謎


私は大学生のころスーツやブレザーを20着ぐらい、ネクタイは100本近く持っていたと思う。
いま考えてもなぜこんなに持っていたのか不思議である。あまりまじめにでたことがない授業にもブレザースタイルでいったりしたことがある。もちろん、スーツ、ブレザー、ネクタイといっても決してオジサンスタイルではない。それなりの好みはあったし興味にまかせて研究したりもした。

ところが今はスーツは学生時代と同じぐらいしか持ってないと思う。ネクタイは多分そのころの半分ぐらいかそれ以下だと思う。数えたことがないのでよくわからない。わりあいとスーツは好きではあるが、必要でないかぎりラフなスタイルが多い。この意味ではふつうと逆かもしれない。

学生時代になぜそんなにスーツがあったのか? その理由はなんだろうといろいろ考えるとたぶんこんなことが考えられる。
A.体型として直したりする必要がほとんどない。= 足の長さの調節さえすればサンプルとして展示してあるものと同じものを買うとぴったりなのだ。直しがいらないのだ。どこにいってもこんなに楽なお客さんはそんなにいないといわれた。
B.状況に応じて違うスーツを着たりネクタイをすることで楽しい気分になれる。
C.小さい時から身の周りにファッション誌や生地、洋服などがたくさんおいてあった。これは私の母がファッションや服飾関係の仕事をしていたからである。したがって、そういうものが家庭内にあることが極めて日常的であった。

このWEB SITEで、しばしばファッション(Current Globeなど)をとりあげたりすることに何の違和感も持たない。これはこんなことが影響しているのかもしれない。こういう私の感性などについて時々聞かれたりするが、本人にとってはなんともないことが、ほかの人には不思議に映ったりするのだろう。

今はもちろん学生時代のスーツなどはない。しかし、私の体型はそのころとほとんど変わってないので、トレンドさえ気にしなければの話であるが、学生時代のものを着てもなんの不自由もないと思う。

これにはそれなりの理由がある。
私の場合、どちらかというと学生時代よりも仕事をするようになってからスポーツなどに入れ込んだほうである。うまくなりたい、強くなりたいという無駄な願望をかなえるために栄養学からダイエット関連などをそれなりに勉強した。
女子栄養大の80カロリー1点法などはほとんど暗記するぐらいに覚えた。これは一日の必要摂取カロリーはもちろん外食時にはどのような品目をどのように摂取すべきかなどが克明に表記されたものである。スポーツ選手のみならず一般人はもちろん、ダイエットの際にもバイブルともいうべきものである。
80カロリーを1点としてスポーツをした場合、普通に過ごした場合など1,600〜2,400カロリーにキープする計算法である。これを知っている人には良くわかることだが、健康についての考え方がどれだけ大切かを教えてくれる。

ここでは内容についての詳しい記述はしない。
それはなぜか? ふだんの食生活に気をつけていない人はおそらく卒倒するかもしれないからだ。ごくふつうと思ってもいいかげんな生活をすると4,000カロリーぐらいにはすぐになってしまうという恐ろしいことが書いてある。

こんなことはくだらないという人もたくさんいると思う。しかし、知らないよりは知っていたほうがいろいろなことがわかる。
すくなくとも、10年、20年たっても同じ体型でファッションを楽しむには大切であるといえる。
それは感性を保つためにも必要なことである。


BACK TO TOP


July 17

関東大学ラグビー順位予想 (早いよ、おまけに自信なし!)


BBSへの「待ち遠しいラグビーファン」さんのリクエストにお答えして2002関東大学ラグビー順位予想をしてみます。

ただしこの数年ラグビーに関してはほとんど観にいってないのでただひたすらカンに頼った予想ですのでお許しください。
リンクしているラグビー観戦王者&スペシャリスト「にこたまボーイ」さんの厳しいチェックと“正しい予想”をお待ちしています。

  対抗戦グループA リーグ戦グループ一部
優勝 早稲田大学 関東学院大学
2位 帝京大学 法政大学
3位 慶応大学 中央大学
4位 明治大学 東海大学
5位 筑波大学 日本大学
6位 日本体育大学 大東文化大学
7位 東京大学 流通経済大学
8位 青山学院大学 専修大

対抗戦グループA

優勝は早稲田で決定。長年親しんだ東伏見グランドに別れを告げ、上井草新グランドで心機一転。オープニングを対オックスフォード大戦で意気上がる。しかも春先のオープン戦で1点差ながら関東学院に勝ったことが大きな自信となっている。
2〜4位はまったくわからない。どのチームも最後まで予断を許さない展開になるだろう。慶応は一時の勢いがなく、明治はこの数年やや低迷中である。意外と帝京がでてくるような気がする。赤い旋風が再び吹くか?
5位、6位も拮抗している。ずっと影をひそめていた日体大の復活はなるか。筑波はしぶとく中位をキープするのか。
7位、8位もどうなるかわからない。入替戦の組み合わせに響く順位をひとつでも上げたいところである。東大はかつてのSO大芝のようなキーマンが出現するかがポイント。青学はかなりがんばらないとBグループ転落の危機が現実のものとなるかもしれない。


対抗戦グループBは入替戦出場をかけて優勝を目指す。このところ対抗戦グループはAとBの格差が開いてきている。上智、成蹊、成城などなんとか少なくとも2位までに入り入替戦へ望みたい。

 
リーグ戦グループ一部

こちらも優勝は社会人チームのように安定している関東学院で決定か。法政が優勝する展開になるとリーグ戦全体がもっとおもしろくなる。この2校は大学選手権をもにらんだ調整をしてくるだろう。9月の交流戦、法政 vs 早稲田、関東学院 vs 明治、さらに国際交流定期戦である関東学院 vs オックスフォード大も注目である。
3〜5位はまったくわからず。ダークホースは系列高校からの補強が実りつつある東海。台風の目になるかもしれない。中央はSO升本らのルーキーや若手が活躍し伝統の炎のタックルを発揮すれば上位へ食い込む力は十分。日大は去年から入れはじめたトンガ留学生がどれだけなじんで機能するかにかかる。
6位〜8位も混戦。初のトンガ人監督ラトゥが新生大東文化にどれだけパワーを注入できるか。流経は付属高と仙台育英高経由のニュージーランド人留学生による補強を大学でどれだけ生かすか。専修は野球も一部に復帰、大学全体に活気がでてきた。ラグビー部もこの勢いに乗りたい。


リーグ戦二部は一部とかなり接近してきている。毎年一部7位、8位と二部1位、2位が厳しい入替戦模様を見せている。今年は入れ替えがあるかもしれない。トンガ留学生が付属から補強されつつある埼玉工大、ニュージーランド留学生のいる拓殖大、早大〜神戸製鋼の日本代表だった堀越監督率いる立正大などが虎視眈々と一部昇格を狙っている。また一部昇格1年で降格した山梨学院も巻き返しをはかる。


以上、両グループとも大学選手権への出場権のある5位までをキープするのが最低限の目標となる。さらにシード権や組み合わせの優位性を求めて少しでも順位を上げておきたいところである。


LINK
July 12 2002 関東大学ラグビー SCHEDULE (注目カード)
June 18 夢はかなうか?〜ラグビー・スーパー12大学リーグ構想
August 02 ラグビー大学選手権〜2003年よりの改革決定


BACK TO TOP


July 16

ブレイクするかレフティ宮沢(FC東京)〜俊輔を超えろ(サッカーJ1)


ワールドカップ後のJリーグが再開した。
日本サッカーの真価と進化が問われる後半戦である。ここから新しいスターは生まれるか?

中村俊輔がイタリアセリエA・レッジーナへ移籍が決定。中盤のゲームメイキングのできる次代のスターにFC東京のレフティー宮沢が名乗りをあげた。
原新監督のもと、攻撃サッカーを旗印にFC東京は今シーズンスタートしたが、主力にケガ人が多くでている。しかし、このなかで開幕試合からボランチとして抜擢された宮沢正史が中盤および試合そのものを作る重要な役目を果たしている。シーズンイン後も成長著しくいまやFC東京の主力選手としてなくてはならない存在になっている。

後半開幕戦対サンフレッチェ広島戦でも、2万人の観衆を前に20Mのフリーキックを直接ゴールイン。試合を決定づける3点目をゲットした。

帝京三高〜中央大学時代より“スーパーレフティ”として日本学生代表にも選ばれている。ルーキー時の去年は主にサテライトステージでの出場だったのでJ1においては無名に近かった。今年のJ1では得点としてはMFなのでまだ2得点である。しかし、ワールドカップ代表選出時に開かれていたナビスコカップでも得点を量産、大活躍した。

なにしろ得点の内容がすばらしいのである。フリーキックからの直接ゴールインが何発もある。またコーナーキックからゴールを決めた得点もある。正確な左足からのパス、ゴール前への球出しのコントロールは抜群、ついに俊輔の有力対抗馬として注目されるようになった。

次世代代表候補に急浮上である。2006年のドイツ開催ワールドカップへの候補の注目株として要注意。俊輔もうかうかしてはいられない存在になりそうである。
FC東京 #16 宮沢正史に注目である。


LINK
宮沢 正史プロフィール
SANSPO : FC東京に俊輔のライバル出現、レフティー宮沢だ


BACK TO TOP


July 12

2002 関東大学ラグビー SCHEDULE (注目カード)


関東大学ラグビー協会は2002年度のスケジュールを発表した。注目カードをピックアップ。
今年度も交流戦が3カードある。大東文化大vs帝京大、関東学院大vs明大、法大vs早大である。

2002 関東大学ラグビー SCHEDULE (注目カード)
DATE
  TIME HOME VISITOR STADIUM reference
9月14日 13:00 大東文化大 帝京大 秩父宮 大学交流戦
15:00 関東学院大 明治大
9月15日 14:00 オックスフォード大 早稲田大 早大ラグビー場 国際交流戦
9月18日 19:00 オックスフォード大 慶應義塾大 国立競技場 国際交流戦
9月22日 13:00 法政大 早稲田大 秩父宮 大学交流戦
15:00 オックスフォード大 関東学院大 国際交流戦
9月28日 15:00 法政大 東海大 秩父宮 大学リーグ戦1部
10月6日 14:00 中央大 大東文化大 秩父宮 大学リーグ戦1部
12:00 慶應義塾大 東京大 東京スタ2 大学対抗戦A
14:00 関東学院大 東海大 大学リーグ戦1部
10月27日 14:00 早稲田大 日本体育大 秩父宮 大学対抗戦A
12:00 日本大 専修大 東京スタ2 大学リーグ戦1部
14:00 中央大 東海大
11月3日 日祝 12:00 慶應義塾大 明治大 秩父宮 大学対抗戦A
14:00 早稲田大 帝京大
11月9日 12:00 流通経済大 東海大 秩父宮 大学リーグ戦1部
14:00 関東学院大 日本大
11月10日 12:00 明治大 日本体育大 秩父宮 大学対抗戦A
14:00 慶應義塾大 帝京大
14:00 法政大 中央大 三ツ沢 大学リーグ戦1部
11月16日 14:00 明治大 帝京大 秩父宮 大学対抗戦A
11月17日 12:00 関東学院大 中央大 江戸川 大学リーグ戦1部
12:00 日本体育大 東京大 東京スタ2 大学対抗戦A
14:00 法政大 日本大 大学リーグ戦1部
11月23日 土祝 14:00 早稲田大 慶應大 秩父宮 大学対抗戦A
11月24日 12:00 中央大 日本大 秩父宮 大学リーグ戦1部
14:00 関東学院大 法政大
12月1日 14:00 明治大 早稲田大 国立 大学対抗戦A

参照:東京スタ2は東京スタジアムセカンドフィールド、2002年より新規オープン:収容人員2,000名


LINK
July 17 関東大学ラグビー順位予想 (早いよ、おまけに自信なし!)


BACK TO TOP


July 09

日本プロ野球はこれから〜独自色で興隆へ


ワールドカップの日程に若干影響を受けていたプロ野球が後半戦に突入した。
これからの日本プロ野球についての雑感。

1.サッカーに押されて人気減少〜という統計の誤謬。

Jリーグが誕生してから、特にワールドカップが日本と韓国で共催されてから、プロ野球は押されているなどという「シンプル」な発想の報道などが行われたりしているが、これらはかなり統計上も間違ったいいかたである。
いわゆるミスリードという誘導の仕方である。マジックなどで「これは何も仕掛けがないふつうのハンカチですね。」などと言い切って前提とする例の方法である。

むしろ、スポーツ、文化などは2つ以上またはマルチになればなるほど相乗効果を起こすものである。
今年はワールドカップがあったのでプロ野球の観客動員数は減ったでしょう、などというのは大きな間違いで実際はパ・リーグで6%、セ・リーグは4月、5月の阪神効果があったためもあるが、10%以上の観客増加となっている。
ワールドカップの反動による後半戦のJリーグの観客動員のほうが逆に心配である。

物事をシンプルに受けとめることは楽しいことではあるが、客観的に把握して動向を見極めることは大切なことである。

2.ファームにおける先見性〜湘南シーレックスの成功

湘南シーレックスは横浜ベイスターズのファームチームである。2年前より一軍であるベイスターズから分離して完全独立採算システムにした。
なにごとも日本で最初にやる進取の気性に富んだ”YOKOHAMA”という土地柄や気質を反映している。

この構造改革はいまのところ、かなり成功しているといえる。湘南シーレックス独自のユニフォームにし、横浜ベイスターズとはまったく違うチームにみえる。しかし、一軍で活躍するにはこの湘南シーレックスのユニフォームから昇格して横浜ベイスターズのユニフォームを着なければならないのである。
ホームグラウンドももちろん横浜スタジアムではない。横須賀スタジアムや相模原球場である。
観客動員も一試合平均3,000人を突破、週に1〜2回地元UHFであるTVK TV(テレビ神奈川)の中継があり、固定ファンをつかんでいる。またスポンサーも湘南サイドへの独自スポンサーである。これらの中継には試合に出場しない選手や広報を含むシーレックス関係者を積極的に放送席にゲストとして登場させるという画期的なスタイルをとっている。

また、この中継はイースタンリーグなのでほかのチームの若手選手や一軍に上がりそうな選手を見ることができるので、横浜ファン以外の人でもかなり関心をもっている番組となっている。
ちなみにイースタンリーグのチームは、巨人、西武、湘南(横浜)、ヤクルト、鎌ヶ谷(日本ハム)、千葉ロッテである。

このような先覚的なシステムに刺激されて、現在では湘南以外にも次の2チームが完全独立またはそれに近いシステムでファームを運営している。
ひとつはウエスタンリーグの神戸サーパス(オリックス・ブルーウエーブのファームチームである。スポンサーは関西の不動産業界大手である穴吹工務店。)、そして上記のイースタンチームにもでてきた鎌ヶ谷ファイターズ(日本ハム・ファイターズのファームチーム)である。
別記するが日本ハムは一軍そのものが札幌へ移転することになった。

さらに、このスポンサーシステムの導入はついに大学野球界にも波及、2002年秋季リーグより各大学野球リーグ独自のスポンサーロゴをユニフォームの一部に付けることができるようになった。
大学野球界では一体どんなスポンサーが付くのだろうか。とても新鮮な感じがして楽しみである。

3.札幌日本ハム・ファイターズの誕生

2004年より正式に日本ハムが札幌をフランチャイズにすることが決定した。
プロ野球、またパ・リーグそのものが大きく地殻変動を起こそうとしてる。

チーム名は「札幌日本ハム・ファイターズ」であり、ホームスタジアムは札幌ドームである。

Jリーグ・コンサドーレ札幌に続いてのフランチャイズ化は北海道経済にも大きなメリットを生み出すといわれている。
長期的な考え方をするとコンサドーレ札幌の存在や札幌雪祭りの比ではないという。

札幌日本ハムファイターズ誕生には紆余曲折があったが、当初の予定通り短期間にクリアされた。さらにこれらの障害以上のプラス面が各方面に寄与しそうである。
トータルのプラス面は上記したとおりであるが、さらに個々の部分で次のようなものがある。

A. 札幌ドーム側への大きな安定経済効果
コンサドーレ札幌ではわずか年間10試合程度の稼働率であったが、日本ハムのホーム試合数はさらに60試合近く増える。これほど大きな安定収入源はない。稼働率は70%以上とのことである。さらに地元TV局との中継契約やマスコミでの取り上げられ方を考えれば、全国への発信規模と効果は莫大なものがある。野球の話題や試合の度に「札幌、札幌」と連呼されるわけである。この効果はダイエーが福岡になって「福岡ダイエーホークス」として有形無形のメリットを引き起こしたことを考えれば一目瞭然である。

B. 日本ハム本社と日本ハムファイターズへのメリット
首都圏に6チームもプロ野球球団があり、人気面や観客動員で苦労していた日本ハムファイターズにとっては、これほど独自色を出せる球団運営は大ヒットである。
さらに日本ハム本社は北海道だけで25ぐらいの事業所(関連会社を含む)をあることを考えれば営業面でもこれほどプラスになる展開はほかにはないと思われる。
これからは川崎から千葉にいって急激に熱狂的ファンが増えた「千葉ロッテ・マリーンズ」を凌ぎ、さらに西武ライオンズなどにも匹敵するようなチームになるかもしれない。これにはもちろん、北海道や札幌の人たちの後押しが必須ではあるが。

C.準フランチャイズを目指した西武ライオンズ商法の成功
この札幌日本ハムファイターズ誕生で意外にも得?したのが西武ライオンズである。
西武ライオンズは札幌ドームでの準フランチャイズを目指し、日本ハムより先立って2003年にすでに20試合を札幌ドームで開催することが決定していた。しかし、準フランチャイズなどどいう規定はプロ野球機構には実際は存在しないので、日本ハムの札幌進出に対して難色を示していた。
しかし、札幌ドームと日本ハムが同意すれば規約としては成立する。ただし、“道義”的なものを求めて表向きのフランチャイズ変更とは別にしっかりと西武ビジネスは進攻していた。
簡単にいうと次のようなものである。
a. 日本ハムが主催試合を行う場合の宿舎をプリンスホテル系とする。
b.札幌ドームでの西武ライオンズの主催試合を年間6試合程度を残す。
c. 札幌市が西武側に今後の誠意を示す。つまり、札幌日本ハムファイターズの試合への市側の協力、具体的には北海道全体からの試合などを含むツアー客誘致ビジネスを西武トラベルやプリンスホテルを使用する協力を惜しまない。
などである。

さらに私が一番、なるほど、と思ったのはこれである。
日本ハムの札幌ドームへの移転に伴い、東京ドームの使用が当然60試合近く減るわけである。ここへ現在観客数がやや頭打ち状態の西武ドームオンリーの主催試合を年間数試合から10試合近くまで東京ドームで西武ライオンズの主催試合とする、というものである。
この変更への大義名分はこれである。「東京でパリーグの試合を観ることができなくなるから。」というものである。
正しい意見であるし、今まで西武ライオンズを観たいと思っていても都心では時間的に無理だった。所沢の西武ドームまでは都心からだと1時間ぐらいはかかるからである。これを水道橋の東京ドームで観ることができる。これはファンにとってももちろん願ったりかなったりということになる。
とりあえず、西武 vs 札幌日本ハム を東京ドームで年間6試合ぐらい組むらしい。その後、西武主催ゲームを札幌日本ハム以外のチームともやるようにしていけばいいわけでる。千葉ロッテファンにとっても大変ラッキーという話になる。また福岡ダイエー、大阪近鉄バッファローズ、オリックススブルーウェーブファンなどにとっても会社関係が東京にはたくさんあるので営業的には大きなメリットが見込まれる。

サンヨー・プロ野球オールスター戦は7月12,13日に東京ドームと松山・坊ちゃんスタジアムで開催される。
しかし、プロ野球界では着々とこのようなうねりが起こっている。


LINK :
March 21
マルチジャンル型スポンサーへの模索〜日本ハムの札幌ドーム移転プラスセレッソ大阪


BACK TO TOP


July 05

2−6−2の法則に淘汰されるのか?〜日本サッカーの行方


日本に長く生活し日本のスポーツに詳しいジャーナリストであるマーティー・キーナート氏が最新の”SPORTS ILLUSTRATED"で「やっぱり」というような警鐘を日本サッカー界に寄せている。

キーナート氏はまた今回のワールドカップで多くのサポーターなどがワイド画面などで応援するという「スポーツバー」を六本木に日本で初めて作ったことでも知られている。ここはメジャーリーグやNFL(アメリカンフットボール)をアルコール、ソフトドリンクなどを飲みながら皆で楽しむというスタイルをとりいれるために始めたところである。
当初、私も何度か入ってメジャーリーグやNFLを多くの人と一緒に楽しんだことがある。かなりの割合が在日アメリカ人やヨーロッパ系の客でにぎわっていたが、最近はかなり日本人の姿も多くなっている。日本人もかなりこのような楽しみ方ができるようになったのはとてもいいことである。

しかし、キーナート氏はこのようなことを今回発言している。

日本人がワールドカップに熱中したのはわずか二週間であり、オリンピックの感覚となんら変わりなかった。これは昔、日本人がオリンピックのときにバレーボールに熱狂的になったことに酷似している。しかし、その後のバレーボールがどうなったかを注視せよ、と。

もっとも大事なのはこれからのドメスティックリーグが充実することである。
すなわち、Jリーグに対して本当のサポーターやファンが関心を持ち、今後の日本サッカーを支えていかなければならない。

私はワールドカップの最中に、このHPのBBSでもこのように発言したことがある。ワールドカップ熱の20%の人が今後の日本サッカーを大事にしてくれればいい。ほかの人は一過性のファンでいてくれるのはいいが、それ以上はいらないというようなことである。

2−6−2の法則とはなにか?
これはサッカーにおける布陣のことではない。
2−6−2、生物界における能力分布表というべきものである。すなわち、生物界においてはどう操作、教育しようともほんとうに正しく理解して物事を進めることができるのは20%しかいないのだそうである。60%はごくごくふつうなのだそうである。この60%にはいくら一生懸命教育しても結局ダメということが学問としてひとつの法則が確立されているのだそうだ。それでは最後の20%は? この部分は最初からまったくあてにならない層とのことである。

私はこの2−6−2の法則をまったく知らなかった。つい最近知ったばかりである。
しかし、BBSで発言したことが奇しくも一致したことを単なる偶然とは思えないのである。

サッカーを愛する人たちよ、少なくともこの20%の人たちにこれからの日本サッカーとJリーグを愛してくれることを望むとしかほかに適切なことばが見つからない。
なぜならば、私はサッカーはスポーツの中では多分4番目か5番目に好きなジャンルなので、今後の日本チームがワールドカップで健闘できるかどうかということには正直あまり強い関心はない。
ただしJリーグのこともかなり興味があるし実際知っていることや本場のサッカーということでいえばドイツでブンデスリーガも観戦したことがあることを付記しておきたい。
そのときはオリバー・カーンではなかったが、、。

単なる素人がこんなふうに日本サッカーを心配するのは「オレ・バカーン」?苦し〜い、これってだじゃれになっているのだろうか。

LINK : SPORTS ILLUSTRATED / Soccer in Japan faces uphill battle


BACK TO TOP


July 01

気の早い大胆予想〜早稲田、関東学院、初のプレーオフ進出か(関東大学アメフト)

 2002 SUMMER PRE-SEASON RANKING BY TOUCH DOWN ( as of June 30 )はこちらへ


2002関東大学アメリカンフットボールリーグ戦プレーオフ進出校はどこか?
気の早い予想をしてみたい。

Aブロック:

法政は頭一つも二つも抜けてほぼ決定的。ポイントは新QBの出来次第で関西に対抗できるかどうかにある。
もう一校は関東学院が初の進出の可能性が高い。ここ1〜2年の戦力は充実している。ただし、ディフェンスの失点が多いのが気になる。もう少しロースコアに抑える守備ができるかどうかが大きな分かれ目となる。
日大は去年初の入替戦の屈辱を跳ね返し今年は上向きである。関東学院を阻止するとすればやはり日大が底力を発揮した時か?
明治は主力に中大附属高出身者をそろえた。今年も昨年のクリスマスボウルで敢闘賞を獲得した山崎が加入、早くもレギュラーとして活躍している。
東大、中央はオフェンス、ディフェンスとも主力が卒業、再建期である。両校とも新QBと攻撃パターンの確立に取り組んでいる。
山梨学院はようやく一部昇格も部員不足が深刻、新入生を入れて21名という少数精鋭でなんとか勝利をもぎとりたい。

Bブロック:

専修がオープン戦とはいえ法政を下し、意気軒昂である。持ち味のスピードは健在。メンバーが少ない分、けが人に注意すればトップで抜け出そうである。
去年、あと一歩でプレーオフに届かなかった早稲田、今年はついに初のプレーオフ出場の壁を破りそうである。エースQB波木が成長、2本目安村もオープン戦で実績を積み波木を助ける大きな力となりそうである。
日体大はエースQB中村をオープン戦であまり起用せず、控えのプレーヤーの底上げを狙ったのが不気味である。早稲田を引きずりおろすとしたらやはり日体大か。
東海はことしも不透明、細かなプレーをどれだけプラスできるか?パワー健在だけに仕上げが注目される。
慶応はもうひとつ力不足、中堅どころとしては安定した戦力だが上位を狙うにはもう少し全体の戦力向上が必要。
筑波も攻撃の主力が卒業、ことしは入替戦阻止に全力をあげたい。
帝京は数年前の勢いがみられない。また毎年いわれることだがモチベーションをどう保つか?

Go to 2002 SPRING SEASON RANKING ( 2002-03-30 by 'Touch Down' )


二部

Aブロック:
着実に力をつけてきているのが新潟大学。一橋、上智がこれを追う。さらに青学、横浜国大が続く展開か。

Bブロック:
春季好調は神奈川大学。立教、城西が続く。防衛大は毎年シーズン前半がカギ。学習院もあなどれない。


*入替戦*

ここ数年、一部と二部の格差は広がってきている。二部校が昇格するのはかなり厳しい情勢になってきている。去年の山梨学院は5年間かかって昇格した例。
去年から入替戦の組み合わせが事前に判明するシステムとなり、スカウティングもしっかりできるようになったのでさらに二部校にとってはつらい。2年前の横浜国大のようなラッキー一発昇格はありえない。

モチベーションを崩さず、高いレベルのフットボールをするという強固な意志を持って入替戦に望むチームにのみ昇格の可能性は残されている。
その一番手は新潟大学か?
ただし、入替戦にまわる一部校でかなり士気を低下したチームと対戦した場合とみる。
今のところ一部校で入替戦の可能性のあるところは:山梨学院、東大(Aブロック)筑波、帝京(Bブロック)などか。


2002 SUMMER PRE-SEASON RANKING BY TOUCH DOWN ( as of June 30 )

POINT

関東大学A ブロック

関東大学Bブロック

関西学生

70.0

    関西学院大学FIGHTERS
       
      立命館大学PANTHERS 
       
       

65.0

  専修大学GREEN MACHINE   
  法政大学TOMAHAWKS    京都大学GANGSTARS
       
       
       

60.0

関東学院大学HURRICANES

早稲田大学BIG BEARS  
       
  日本大学PHOENIX  東海大学TRITONS   
    日本体育大学GOLDEN BEARS  
       

55.0

      大阪産業大学LIONS 
     帝京大学ASASSINS 近畿大学DEVILS
   

慶應義塾大学UNICORNS

 
  明治大学GRIFFINS     
  中央大学RACCOONS     

50.0

  筑波大学EXCALIBERS  同志社大学WILD ROVER
  東京大学WARRIORS   神戸大学RAVENS 
       甲南大学RED GANG 
       
 

山梨学院大学RED WARRIORS

   

45.0

   

AS OF END/JUNE 2002


BACK TO TOP


 

< 2002 June はこちらへ > 2002 (Feb. 〜 May) はこちらへ>
2002 (Jan. Mar.) はこちらへ> / 2001 (Sept.Dec.)はこちらへ >