RUGBY NEWS
VOL.01 |
東大ラグビー部に何が起こったか ( September 15, 2000 ) |
VOL.02 |
全国大学選手権展望 ( December 15, 2000 ) |
VOL.03 |
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VOL.04 |
関東学院、完成度高い組織力でV ( January 14, 2001 ) |
VOL.05 |
朝鮮大学校リーグ戦参入の意義(March 11, 2001) |
| VOL.06 |
+ VOL 01 ( September 15, 2000 ) 東大ラグビー部に何が起こったか + |
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+ 9月9日、スイカジャージーでおなじみの東大ラグビー部が4年ぶりで対抗戦での勝利を収めた。対日体大戦でスコアは13−8(前半10−3、後半3−5)である。 これには2つの要素があると思われます。ひとつは、もちろん東大フィフティ−ンの健闘ですが、個人的に考えるのは大芝篤主将(4年・桐蔭学園)の存在です。花園にも出場した彼の東大入学後の軌跡をたどると、その心の揺れを垣間見ることができます。入学当初、大芝選手は東大入学者で多くのスポーツ経験者が考えるようにアメリカンフットボール部に入部しました。私はこのときこれで東大アメフト部も遂にプレーオフ(*注〜下の注釈を参照して下さい)に進出するだろうと思ったものです。 GO TO 日本のアメフト事情(アメリカンフットボールの魅力)ページへ ところが夏ごろになって大芝選手は、いつのまにかラグビー部に所属していました。私は東大OBではありませんので詳しい事情はわかりませんが、やはりスタンドオフ(SO)としてラグビーを続けたいという気持ちになったものと思われます。彼がSOとしてその頭脳を発揮すれば、東大ラグビー部もかなりいいところまでいくだろうとの大方の予想でした。 そしてついに4年ぶりに対抗戦Aグループでの勝利です。快挙といえます。多いに賞賛されるべきことと思います。 これはもうひとつ東大ラグビー部にとって大きな意味があります。 今年から対抗戦グループはAグループとBグループとの入れ替え戦を2校行うことに決定しているからです。Aグループの最下位を脱出し、7位だとすれば入れ替え戦はBグループの2位とやればいいからです。もちろん、それ以上の戦績を上げるかもしれないのでこのような表現は大変失礼なのですが、、、 いずれにしても2年前から対抗戦グループも遂に入れ替え戦制度を導入し、東大は2年続けて入れ替え戦で勝利しAグループを死守しました。1年目の成城大戦はわずか4点差というきわどいものでした。去年は立教をわりといいスコアで下しましたが、これで来年以降の東大ラグビー部の存在を多いにアピールできるということになりました。 そしてもうひとつの要素というのは、教師育成という命題を抱えている日本体育大学の岐路ということになると思います。これについては、あまり詳しいことはわかりませんので、専門家の方にお任せしたいと思います。 + |
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+ 注〜プレーオフ 関東大学アメリカンフットボールリーグは、大学数が多いために1部校14校をA,Bの二つのブロックに便宜上分けています。このA,B両ブロックでの1,2位校をたすきがけの形(A1位 vs B2位、B1位 vs A2位)で準決勝を行い、その勝者同士による決勝=CLASH BOWLで関東チャンピョンを決定します。 関東王者と関西1部8校のトップ校と大学チャンピョンをかけて甲子園ボウルを行います。 + |
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+ VOL.02 ( December 15, 2000 ) 全国大学選手権展望 + |
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2000年の大学選手権が12月16日から始まる。焦点は慶応の2連覇か、関東学院の王座奪回なるか、また久々に同志社が関西勢としてどれだけ巻き返すかといったところです。 ラグビーそのものの人気低下をはねかえすためにも、各リーグがしのぎあいさらなる熱戦を期待するものです。今シーズンの総括と全国大学選手権大会の展望を下記しました。 |
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. VOL.03 ( January 02, 2001 ) 初のリーグ戦同士の決勝へ 法政、気迫のディフェンスで慶応に辛勝、関東学院は組織力で同志社に快勝 |
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. 第2試合の大一番、慶応 vs 法政は両校にシンビンによる退場者を出す荒れた前半だった。しかし裏返せば、法政の気迫のプレッシャーのあらわれといえる果敢なディフェンスによるもの。法政、慶応両校の必死の攻防は後半ついに初のトライをよび、最終スコア15対13というきわどいものであった。法政の健闘が光る一戦であった。 これに先立っておこなわれた関東・関西両リーグ戦1位同士の戦いは、突破力の同志社が前半、12対8とリードした。しかし、あえて風下で太陽を正面にするハンディを選びながらも、この得点差でしのいだ関東学院が後半地力を発揮、その組織力と個々の選手の高い判断力をともなった能力で冷静に加点し、順当に決勝へ駒を進めた。 決勝は1月13日、国立競技場。 . |
関東学院は順当ともいえる組織力の高いラグビーで法政を下し、2年ぶり3度目の大学選手権を制覇した。スコアは42−15(前半:17−7、後半:25−8)。 SO今村は堅実な成長をみせ、渕上に匹敵するぐらいのいいプレーヤーになり、SH春口とともにゲームをつくった。バックスの三宅も今後のスターを予感させ、四ノ宮がいないことを感じさせなかった。 一方の法政は、前半は準決勝の慶応戦でみせた堅いディフェンスで対抗したが、セットプレーの乱れから得点があがらず、後半はやや守備ももちこたえられなかった。 次の社会人相手で関東学院にはなんとか一矢を報いてほしいと思う。法政、慶応、同志社の健闘も期待したい。 . |
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VOL.05 (March 11, 2001) 朝鮮大学校リーグ戦参入の意義 3年前の申請時には実らなかった朝鮮大学校のリーグ戦への参入がついに受理された。今シーズンはとりあえず一番下の6部よりスタートすることになるが、練習試合の結果などから推定して、すでに実力は2部クラスといわれている。 順調にいけば4年後には2部入りとなる。そして少なくとも10年以内には一部へ昇格するかもしれない。リーグ戦の興隆の波としては大東文化、関東学院を1次、2次とすれば次の数年間は東海大仰星から花園トップクラスのプレーヤーが、続々入学している東海大と思われ、第3次の波といえる。そしてそれに続くのが第4次の朝鮮大学校なのではないだろうか。 現在の2部や1部下位校にとっては厳しい現実がやってくる可能性大である。 |