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WINE

 

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日本におけるWINE考 ( June 2000 )

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日本の現在のWINEの基盤を作ったのは田中康夫氏です。十数年前に”TREND PAPER"なる有料会員向けの年間不定期刊行誌を彼は発行しました。わたしの記憶では当時の公称部数は約1,000部だと思います。数十ページのわかる人だけわかってください‐というコンセプトで’SOPHISTICATEDとは何か?’という冊子です。現在の田中氏の発表されるものの下地となっているといえるものです。

ただし、この冊子は実質2年もたたずに残念ながら廃刊となりました。これは予想されたことですが、このような良質な刊行物は決してペイしないという見本のようなパターンでしたが、わたしには金額には変え難い大きな財産をもらったともいえるものでした。総合的な内容に関しては別の項で述べますがここではWINEに関してのみ述べたいと思います。

この中で田中氏の日本のWINE界に与えた最も大きな功績は、今ではビッグになりましたが、ソムリエの田崎真也氏をINTERVIEWのかたちでデビューさせたことです。この対談記事をまとめたものが2〜3年前に文庫本化されていますが、WINEを”正しく ”学ぼう” とする人には最高の入門書兼学習書といえます。

WINEを楽しく飲む、日本の居酒屋さんに飲みに行く感覚で自然に飲む‐‐‐ ただしあくまで正しい知識のもと、品をなくすことのないように楽しむというものです.

その後、マス・マーケテイングをめざして日本のWINE界はお決まりの、有名人を起用する情緒的な方向に走りWINEそのものの良さをも打ち消してしまうような現在の状況をつくっているのは商業的見地からは仕方のないことですが、"TREND PAPER"を知るような人にはあまり影響のないことともいえます。

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