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ZUERICH (SWITZERLAND) その1 - 10分のCOFFEE TIME

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MILANOからZUERICHへ、またはZUERICHからMILANOへ飛ぶ場合、わずか25分でついてしまいます。 わたしは何度もこのFLIGHTに乗りましたが、いつも驚くのがわずか10分の水平飛行のときにサァーッとアテンダントのひとがコーヒーとちょっとしたお菓子を持ってくることです。そして、少し下がり始めたかなと思ったとたんに、空のコップをかたずけていくのでした。


それといつも思うのは、ZUERICHは、やはり日本語(またはドイツ語)でいう”チューリッヒ”よりも英語でいう ”ズーリック” の方がなんとなくしっくり聞こえます。
ただこの路線も何年か前に事故がありました。そういうのは後で聞いたとしてもあまり気持ちのいいものではありません。

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ZUERICH (SWITZERLAND) その2 - Flight Crewは公務員

( この項はアメリカで航空経営学を学ぶサルサさんへの返信を兼ねています。彼のweb site "SALSA's Aviation Diary"へはLINK PAGE からどうぞ。)

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ZuerichからParisへ飛ぶflightで、こんなことがありました。一言でいえば東欧と西側の格差を如実に感じたということです。乗ったのはRomanian Airlineでした。私の場合、airlineを選ぶなどという余裕は時間的にありません。とりあえず、スケジュールにあっていればどこのairlineであってもbookingしてしまいます。


continental Europe内のフライトですから、100人乗りぐらいの飛行機です。乗っているのは20人程度、flight crewは機長をいれれば7〜8人ぐらいでしょうか。東欧のcrewですから、全員が公務員ということになります。彼らの社会にはserviceという意識が希薄であることはある程度理解できますが、まさしく英語でいえば - bureaucracy, or bookish - といった感じです。


まず乗るまでに1時間ぐらい待たされたのは良しとしましょう。こんなことはどこのflightでもありうることですから。 さて、ようやく乗り込むと、我々乗客は機内中央にかたまって乗れ、というのです。 Why?  何人もの乗客が聞くと、”飲み物などをサーブしやすい”。 "Yeah, that's right, you are really right!" ヨーロッパ人であれば東サイドのそのようなことを理解できますから、ほぼあきらめに似たYesとなりとりあえずflightは飛び立ちました。


ほぼ30〜40分ぐらい飛んだでしょうか。なぜか前にかたまって立っているcrewがひそひそと話し始めています。こんなときは、そんな態度をとられるよりも、大げさに言えば、まだ落ちた方がましというものです。客の見えないところで話せよ、というものです。乗客のrequestに応じてようやく機長がアナウンスしました。まずルーマニア語です。まあ百歩譲ってOKとしましょう。Zuerich - Paris便ですから、次にフランス語、そしてドイツ語、最後に英語です。


しかし、言ったことはすべて本当に一言、英語で言えば、- We will be back to Zuerich. Because, out of order - なんちゅう説明や!out of order ってなんやねん! 関西人でもない私もおもわず突っ込んでしまいたくなりました。乗客はブーイングする気も起きなかったのです。


またサーブしてくれた飲み物やsweetに付いていたスプーンやフォークは、例えていえばコンビ二で売っているプリンなどに付いているものよりも質の劣る、ちょっと押せばすぐ折れそうな感じのものでした。
結局、Zuerichに戻ってからまた40〜50分も待たされてからもう一度乗り込んで今度こそ、本当にParisへと到着するのですが、再び乗り込んだときにもSorryの一言もありませんでした。


まぁ、こんなものさと思えばなんということもないですけど。それとRomanian Airline関係者の方、もし見ていたらすみません。悪気はありません。これは事実です。

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ZUERICH (SWITZERLAND) その3・ 007は存在するか?

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Crossing point between East and Westは、経済的な意味でいえばアジアにおけるHong KongやSingaporeですが、もう少し政治的な部分を含む東西の接点は意外にZuerichやViennaということになります。現在は東西のバランスがかなり崩れてきていますので状況としてはだいぶ良くはなっているようですが、、、


私の仕事先の一人でZuerichにオフィスを構えていて2年毎にVisaを書き換えるためにSofiaへ戻るというブルガリア人に聞いた話によると、かなり多くの東欧人達がZuerichやVienna経由で西側にいわゆる出稼ぎも含むかたちで移動したり滞在したりしているとのことでした。


なにしろ現在、京都パープルサンガで活躍中の三浦知良選手が、その前の移籍先であったZagreb (Croatia)へ行くというニュースを聞いたとき、私は瞬間的にずいぶん以前にみた007のスクリーンが頭に浮かんだものです。雪のZagrebで西側への逃走用のパイプを秘密裏に通すユーゴの兵士達の緊迫したシーンを思い出したからです。


Vienna(ウイーン)などは音楽の都などという表現しかあまり使われませんが、詳しいことはわかりませんが、かなり複雑な事情もあるようです。

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Zuerich (Switzerland) その4・ Switz Deutsch

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ヨーロッパはどこにいってもいろいろな言葉というより方言がありますが、その道の研究者を除けば、私たち日本人にはわからない、民族や歴史が遠因となっている言葉の違いには考えさせられるときがあります。

たとえば、Belgiumの公用語はフランス語のような感じがしますが、実際は民族の分裂の問題からフランス語ともともとあったFlemishも公用語となっています。フランダースとかフランドルというと日本の人には、なじみがあるかもしれません。あまり政治や宗教には触れたくありませんが、Flemish派とFrench派とは相当根深いものがあるとベルギー人に聞きました。

これとはまったく違って、昔からの単なる地域的な方言が、SwitzerlandにおけるSwitz Deutchです。スウイッチ ドイッチはもともとスイス地方の方言ですが、当然ドイツ語なのですが、ドイツの人が聞いてもよくわからないのだそうです。

しかし、日本でも同じことですが、関東と関西だけでもこれだけ違うのですから、これと同じようなことはドイツでもよくあります。ドイツのずっと北のほうで育った人の言葉は不思議でした。やはり北欧に近いからでしょうか、少しくちごもる感じなのでしょうか、Jaがスペルはわかりませんが、NeiとかNeというので、Yesなのに否定されたような気持ちになって、とまどったりしたことがあります。日本人が ね、ね、と言っているようにも聞こえます。 彼は親しみをこめて自分の気持ちを表したのでしょうが、、、

これとは反対に、なぜかふーッ と引き込まれそうに幻想的なのはやはりSwedishです。Yesをメロデイのように ”ヨ〜ォ”といわれると、どんなに厳しいビジネストークのときでも、別の世界に連れていかれるような、なんともいえない雰囲気をかもしだすのは不思議です。

日本語でも、津軽弁(このいい方でいいでしょうか、青森地方の皆さん)はフランス語の響きに聞こえるといいますが、私もそれにはある程度、納得できる気がします。

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