リク「かき氷が食べたい」
ソラ「は?」
カイリ「リクにしては珍しく唐突ね」
リク「暑いんだよ」
ソラ「そういえば、リク暑いの苦手だっけ?」
リク「多少は平気なんだよ。だけどこうも猛暑が続くとなあ」
カイリ「かき氷かぁ。私も食べたいな」
ソラ「たしかに。じゃ食べに行く?」
リク「つったって、今日は休みだ」
ソラ「それじゃぁ、つくろっか?」
リク「道具がない」
ソラ「どうしようもないじゃん」
リク「だから言うだけなんだよ」
ソラ「納得」
リク「あ゛あ゛ー、暑いーっ!」
カイリ「暑さ忘れられるようなことでもする?」
ソラ「う〜ん」
リク「泳ぎにでも行くかな」
ソラ「いつも通りじゃん」
カイリ「でも。いいわね、そうしましょうか」
リク「二人は暑いの平気なんだろ?べつに俺に付き合わなくったっていいんだぞ?」
カイリ「いいの。リクに着いて行きたいだけだから」
ソラ「そうそう。(二人きりだとなお良しだけど)」
カイリ「なにか言った?ソラ?」
ソラ「おもわず本心が」
カイリ「いい根性してるわねぇ?」
ソラ「カイリも同じ事思ってるんじゃないの?」
カイリ「否定はできないわ」
リク「あー、ようやく暑さから開放されるー。ソラ、カイリ、俺先行くな」
ソラ「え、ちょ、ちょっと待ってよー」
カイリ「あたしたちも行くってばー」

  燃え上がっていたはずの二人の闘志はたった一言で打ち消された。
  何よりも、彼の事が第一にあるから。
  だから今日も決着は付かない。

カイリ「でも、二人きりが良いって言うのは変わらないわね」
ソラ「同感。ああ、リクってばあんな楽しそうにして……」