中国・台湾・香港・マカオ

中国は本当に奥が深い国です。
ちょっと離れただけで全然雰囲気が違ってきます。
正直な所、これら4カ国には疎い僕です。


◎フェイ・ウォン
 香港では一番有名な女性シンガーであり、日本でもファイナルファンタジーのテーマ曲として、英語詩の「EYES ON ME」が大ヒットし、関西ではJ−PHONEのCMでも使われていてかなり人気を博しています。
 アジア好きの僕はもちろん、かなり前から知っていました。初めて彼女の名前を知ったのが、6年ほど前。CDのチラシでかなり絶賛されていたのですが、最初は「イカレた感じの女だな〜」といった印象で全く興味がありませんでした。
 僕が彼女の音楽を聴くようになったのは、フェイ・ウォンや、今をときめく金城武が主演のオムニバス形式映画、「恋する惑星」で彼女の歌を耳にしたのがきっかけでした。
 それ以来、彼女の歌声(そんなにうまくはないのですが)のとりこになっています。香港の音楽業界は頻繁にCDを出すのが当然なので、かなりのアルバムが出ていますが、一度聴いてみてください。まずはベスト盤から入るのがいいでしょう。  


蘇州
 正直言って中国には個人的にあまり良い印象を持っていません。僕は中国には1回だけ行ったことがあります。その時は1週間で、上海・蘇州・北京を周りました。北京も上海も観光地は割といいのですが、サービスの観念が薄く、また人々の愛想もよくなく、詐欺やボッタクリも頻繁に見かけました。そんな中でも蘇州だけは良い印象を与えてくれました。夏の真っ盛りにいったので、気温は40度くらいあり、日中は外を歩くので精一杯でしたが、 寒山寺や虎丘を始めとする、風光明媚な観光地の数々、落ち着いた雰囲気の庭園たち、昔ながらの運河の佇まい、比較的穏やかで笑顔のある人々にホッとさせられました。次回行く機会があれば、出来れば春か秋の過ごしやすい時期に行って、虎丘の前でざくろでもほおばりながらのんびりしたいですね。


台湾
 4年前に個人旅行で4日間だけ行ったのですが、残念ながらほとんど印象がありません。当初は台北は1泊だけして、南部の景勝地に行こうと思っていたのですが、あいにく前日に嵐があったらしく、台北だけの滞在になってしまったのです。そのため、予定が狂ってしまい、観光したのも2,3の公園と、故宮博物院だでした。阿里山や日月潭、太魯閣、日本語を公用語とした少数民族の集まる村など、台湾には魅力のあるところがたくさんあるそうです。近いけれども、なかなか再訪のチャンスがない国、台湾へもう一度訪れたいです。


◎チョンキン・マンション
 あまりにも有名な場所なので、ご存知の方も多いことでしょう。香港の九龍側に位置する、安宿を中心とした巨大雑居ビルです。香港は日本以上に宿泊費が高く、普通のホテルだと1万円くらいします。しかし、チョンキン・マンションには1,000円くらいのドミトリーから4,000円くらいのやや、快適な部屋まで揃っており、バックパッカーの溜まり場となっています。またここにはインドやアフリカの商売人も多く、怪しげで多国籍な雰囲気も漂っています。しかもかなり老朽化した汚いビルですが、立地は本当によく、香港島まで行くスターフェリー乗り場も徒歩2分くらいで行けますし、地下鉄の駅も目と鼻の先、食事や買い物もすぐに出来ます。何と言っても、香港最高級と誉れ高い、ペニンシュラホテルがすぐ近くにあるくらいですから・・。


◎雲南省
 現在僕が憧れている場所です。前にも書いた通り、漢民族は少しクセがありますが、雲南省だけは別で、ハードな中国個人旅行の中では、かなり穏やかに過ごせるそうです。特に大理は非常に良い場所らしいです。その他、ユニークなトンパ文字のある麗江、ラオスの国境近くに位置する熱帯気候のシーサンパンナ、石林などの観光地がたくさんある省都の昆明、など魅力のたくさんある場所です。
 ラッキーなことに年末は4日間だけですが昆明で過ごすことになりました。でも、いつかは雲南省を制覇したいと思っています。昆明が気に入ればの話ですが・・。


◎香港のCD屋
 香港には有名なCDのチェーン店、HMVがたくさんあります。そこには日本のCDも専門のコーナーがあるくらいたくさん置かれています。多くを占めているのが、香港でライセンス製造をしているものなのですが、だいたい、1,500円くらいで買えます。また、日本から輸入したものも置いていて、こちらは関税もかかり、1枚4000円程度もします。海外で買ったほうが安いなんてなんだか変な話ですよね。
 香港の安宿で眠れなくて退屈していたので、ちょっと散歩に出かけたら、深夜12時を過ぎているのにも関わらず、HMVはまだ営業していました。夜もにぎやかな街ってかえって安全ですよね。


◎郭 英男(Difang)
 音楽に詳しい方ならご存知かも知れません。台湾アミ族の歌手です。歌手と言っても、元々は村に伝わる歌をアミ族のコミュニティーの中で歌っていただけでした。それに歌と言っても歌詞はなく、スキャットで歌の雰囲気を作り上げているんです。実は少し前に81歳で亡くなり、「馬蘭吟唱隊」というグループでアカペラで歌っていました。
 4年ほど前、彼等のデビューCD「Circle of life」が日本でも発売されました。彼等のアカペラにシンセサイザーなどのアレンジがなされているのですが、僕がCD屋の視聴機で聴いたときは、思わず出てきそうな涙をこらえようとしました。ギスギスした日本での生活に彼の優しくて大らかな歌声は、心をきっと浄化してくれることでしょう。


上海コーヒーガール
 夜、上海の外灘といわれる海辺を歩いていました。そこには、カップルや家族連れなどたくさんの人で賑わっていました。僕は特にすることもなく、ジュースを飲みながらブラブラしていると、かなり綺麗な現地の女の人が、「一緒にコーヒーを飲みませんか?」と英語で声を掛けてきました。普通こんなシチュエーション考えられませんよね。その場は断り、再びボケっとしていたら、同じように別の女性から声をかけられました。
 後で聞いた話によると、この女性たちは自分の働いている薄暗い店に連れて行き、コーヒーを飲んだり、カラオケをしたりしながら、風俗まがいのサービスをするそうです。もちろん、それだけお金もかかりますが・・。やはり、日本人というのはここでも上客(カモ)なんでしょうね。


◎台北の不思議
 台北には4日間だけ滞在していましたが、なぜか現地の「普通の人」何度も声を掛けられました。それも、別に派手でも何でもない、若い女性に昼間に声を掛けられることが多かったです。その度に「僕は台湾人じゃなくて、日本人なんです」というと離れて行ってしまいましたが、一体なぜ声を掛けてきたのか未だに謎です。
 やっぱり、「言葉」というものは大切ですね。

◎LAのチャイナタウン
 アメリカ料理の不味さにうんざりし、最後の日の朝食はロサンゼルスのチャイナタウンでとることにしました。チャイナタウンの規模はかなりのもので、いる人も中華系ばかり、交わされている言葉も中国語、ここには横浜や神戸と違い、華人の生活がしっかりと根付いています。
 僕等は中国人の経営するベトナム料理屋に入り、フォーというベトナムラーメンとチャーハンを頼みました。店構えは古臭くても、味はアメリカ料理よりはるかに上で満足のいくものでした。
 朝食を終え、会計の時に他のアメリカンレストランでするように約15%のチップを上乗せして店のおやじに払いました。するとそのおやじは怪訝そうな顔をしてチップを返してきました。
 地理上にはアメリカでも、ここには確固とした中国人社会が成立しているわけです。