★手描き友禅 ★型友禅
![]()
まずは 手描き友禅 とは何か簡単に説明しましょう。
綿でも絹でも化繊でも、白生地にそのまま筆で染色すればどうなるか?
滲(にじ)みますね。 では、にじませないには どうするか?
にじまない様に(色が混ざらない様に)堤防を作ります。
下絵の上に堤防(糊、ボンドで)を作っていきます。
その堤防(枠)の中に染料を筆で挿します(描きます)
勿論、混ぜ合わせる事も出来ますね。
これで、お互いハッキリした絵が描けます。
さらに、描いた絵の上に伏せ糊(防染)し、地染めします。
これで どんな複雑な文様でも 明確に描けます。
大まかにいえば、これが友禅です。
この技法は、宮崎友禅斎によって確立されたといわれます。
この後 この友禅技法により より複雑な絵柄が製作される様になりました。
京都から金沢・加賀藩にこの技法が伝わって、以降 加賀藩独特の技法が
生まれます。それが加賀友禅です。対して京都で発展したのが 京友禅。
おおまかにいえば 金銀箔、刺繍、絞りを使わないのが 本加賀友禅 で
使っているのが 京友禅と思っていれば間違いありません。
(勿論、特例は双方に有ります。京都でも十日町でも加賀友禅を作ってます。
本加賀でも 金銀箔、刺繍、絞りを使用している作品も有ります。)
(他にも 技法の違いが有ります。以前は、糊の違い とか虫食い他で見分けて
ましたが、現在は双方共同じ事をやります)
本加賀の場合 落款(着物の下前)と証明書(袖)で判断しています。