フランス旅行記
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3日目

 今日はロワール地方の古城めぐり。まずはホテルからバスで45分ほどの距離にあるシュノンソー城へ向かいます。
 シュノンソー城は「6人の貴婦人の城」とも呼ばれ、その城主は代々女性。2番目の城主はアンリII世の妾であるディアンヌ・ド・ポワティエですが、なんと最初はアンリII世の家庭教師だったんですって!
 かなり年上ながらその美貌でアンリII世の心を虜にし、正妻のカトリーヌ・ド・メディチ以上の寵愛を賜りこの城をもらったんだとか。
 でも、アンリII世の死後は正妻に城を奪われてしまうんですけどね。
 (ちなみにディアンヌとは英語だとダイアナ。美の女神の名ですね)

お城近くの駅のinfo。 お城近くの駅にあったロワール古城めぐりマップ。
川のまわりにお城がいっぱい建っています。
シュノンソー城敷地入り口。 シュノンソー城の敷地の入り口。
城のまわりは森に囲まれ、敷地内で農家を営む人の家もあります。
ここで入場券をもらいますが、何種類かあって歴代城主の肖像などが描かれています。
わたしがもらった入場券にはデュパン夫人が描かれていました。
デュパン夫人はジョルジュ・サンドの遠縁にあたり、18世紀にこの城の城主でした。
百科辞典派の友人としてヴォルテール、ルソー、モンテスキューらを城に招いていたとのことです。
彼女の善意と寛容が、フランス革命時その厄災から城を守ったと言われる、才知溢れる女性です。
シュノンソー城全景。 シュノンソー城全景。
手前はカトリーヌ・ド・メディチの庭園。
シュノンソー城城館。 シュノンソー城城館。
入り口の窓辺にいたハト。 入り口の窓辺にいたハト。
写真を撮る前は2羽寄り添って仲良しだったのに、カメラを向けたら離れちゃったよー。
衛兵の間の暖炉。 衛兵の間の暖炉。
16世紀のもので、トマ・ボイエの紋章が施されています。
(実際に火が入っている暖炉ってはじめて見た〜〜!)
衛兵の間からチャペルへと続く扉。 衛兵の間からチャペルへと続く扉。
これも16世紀のもので樫で出来ています。
扉の上には、守護聖人である聖カトリーヌと聖トマの像が配され、その下に城の建設者であるトマ・ボイエとカトリーヌ・ブリソネの銘が刻まれています。
(「シュノンソーが完成した暁には私の名は記憶にとどめられるだろう」)
チャペル。 チャペル。
このチャペルは、フランス革命時、当時の城主であったデュパン夫人がここに薪を貯蔵したことから損傷をまぬがれたそうです。
ステンドグラスは1944年に爆撃で破壊されたため、1954年にマックス・イングランドによって修復されました。
ディアンヌ・ド・ポワティエの居室の肖像。 ディアンヌ・ド・ポワティエの居室の肖像。
しかしながら、肖像の主は正妻のカトリーヌ・ド・メディチ。
妾の肖像は決して公には飾らないそうです。
最後にはディアンヌから城を取り上げることができたけど、この人もかわいそうな人ですよね。。。
扉上の絵文字。 扉上の絵文字。
アンリII世とカトリーヌの頭文字であるHとCが組み合わさっています。
といいながら、よーく見るとディアンヌのDとHがからみあっているという恐るべきデザン(~_~;
どちらにも、「君とぼくの頭文字をデザインさせたんだよ♪」と言えるという。。。
これだから男ってやつは!!!
ルイーズ・ド・ロレーヌの居室。 ルイーズ・ド・ロレーヌの居室。
アンリIII世の奥さんであるルイーズの部屋です。
夫が暗殺されて以来、ルイーズは部屋を全て黒く塗り、喪に服したそうです。
彼女は常に王家の喪服である白に身を包んでいたため、「白の王妃」と呼ばれていました。
窓辺の花。 窓辺の花。
今でも、彼女の悲しみが部屋に満ちているようです。
当時のままの漆黒の内装が残されているのは、今ではこの部屋だけ。
彼女は喪服に身を包み、黒に閉ざされた部屋で毎日何を思いながら過ごしていたのでしょうか。。。
天井の文様。 部屋の天井。
天井ももちろん真っ黒です。
壁を飾るモチーフは、銀の涙、未亡人の飾り紐、そして茨の冠。
全て喪のしるしです。
ルイーズのイニシャルのギリシャ文字「λ」とアンリIII世のHがからみあった絵文字も見えます。
彼女は、本当に夫であるアンリIII世を愛していたんですね。
カトリーヌ・ド・メディチの居室。 カトリーヌ・ド・メディチの居室。
寝具は16世紀のもの。
脇に飾られた絵はル・コレージュの「愛の教え」です。
ディアンヌ・ド・ポワティエの庭園。 ディアンヌ・ド・ポワティエの庭園。
アンリII世の愛情度を反映して、こっちのほうがカトリーヌの庭園よりずっと大きいんですって!
ヴァンドームのセザールの居室。 ヴァンドームのセザールの居室。
彼はアンリIV世とガブリエル・デストレの息子で、1624年にこの城の城主になりました。
組梁天井。 カノン装飾を施された縁取りのある組梁天井。
城の見学はガイドさんがついていましたが、時間があまりなかったせいか2,3部屋の説明をざっとしてくれただけで後はパンフレットを見ながら各自見学といった形でした。
パンフレットに、このような解説があったので天井まで見ましたが、言われないと気が付かないまま通り過ぎてしまうかも。。(^^;
階段(下り)。 城の階段(2階→1階)。
組天井には直角に切れた格縁、くさび石のついた縁取りがあり、その中は人物像、果物や花などで飾られています。
踊り場付近上部には、波打つ髪の女性の円形胸像も。
階段(上り)。 城の階段(1階→2階)。
下りてきた階段を見上げるとこんな感じ。
イタリアにならって、フランスで初めて作られた真っ直ぐな階段の一つとのこと。
白く塗られた壁が光をやわらかに反射して美しい。
ルイ14世のサロン。 ルイ14世のサロン。
ルネサンス様式の暖炉と、ルイ14世が伯父のヴァンドーム公爵に贈ったリゴーによる自画像が見える。
このサロンには18世紀のフランス派の作品も多く飾られており、デュパン・ド・フランコイユ(デュパン夫人)の肖像画もこの部屋にあります。
暖炉の上の紋章。 暖炉の上の紋章。
フランソワI世とクロード王妃を表わすとかげと白てんが描かれています。
サロン入り口。 サロン入り口。
上部には彫刻が。(守護聖人?)
部屋の入り口には、このような彫刻が数多くあり、城を訪れる人々を出迎えてくれます。
厨房。 地下の厨房。
食膳支度室、使用人のための食堂、肉処理室、食料貯蔵室があり、厨房に食料を運び込む船のための桟橋もあります。
ルネサンス様式でしたが、第一次大戦中に城を病院として使うため、新しい設備が運び込まれました。
厨房の水取り口。 厨房の水取り口。
竜?怪物?
玄関。 玄関。
尖頭形組天井が美しい。
くさび石はひとつひとつずらして互い違いにされ、柱頭は草葉、薔薇、天使の顔、怪物の形をした守護神、宝角などで飾られています。
フランス・ルネッサンスの装飾彫刻としては最も美しい作品のひとつ(1515年)です。
マルクの塔。 シェール川のほとりに建つマルクの塔。
シュノンソー城建立の際、もともとあったマルク家の要塞城と風車要塞を取り壊し、主塔だけが残されました。
ちなみに今はお土産屋さんになっています。
井戸の装飾。 塔の横にあった井戸の装飾。
なんか怪物みたいなのがついてるなーと思ってなんとなく写真に撮ってみたんですが、これが実はマルク家の紋章のシメール(怪物の形をした保護神)とのこと。
保護神だなんて、怪物の形してるけどいい子だったのね。。。

お城見学を終えた後は、敷地内のワインシャトー(醸造所)の見学とロワールワインのテイスティング♪
城ゆかりの画家が書いたラベルが赤白ロゼ各2種類ずつあり、日本へ発送してくれるとのこと。
わたしは白が気に入ったので、ハーフサイズで白4本と赤2本の詰め合わせで注文しちゃいました。
ハーフだと1本1200か1300円くらいかな?日本よりお安く買えるとのことです
(日本だといくらになってるんだろう。。。)
さてさて、そろそろお昼どき。お城のそばのレストランで昼食です。
今日はお魚!

11月19日の昼食。 11月19日の昼食。
つけあわせはじゃがいもとグリーンピースです〜
(別の器に入っていて好きなだけ自分で盛り付けられるのだっ♪)
デザートは3色アイスでした♪
お城の周りの町の風景。 ご飯を食べ終わってぶらぶらとバスまで戻ってきました。
道すがらの風景はこんな感じ。
パリよりもちょっと田舎でのんびりしていて、ここはここでいい雰囲気です♪


午後は二つ目のお城、ブロア城へと向かいます。
1時間ほどバスに乗ると、車窓から城下町が見えてきましたよ〜〜♪

ブロア城の周りの町。 ブロア城の周りの町。
町全体が統一された感じできれいです。
街中の坂道。 バスを降りて、街中の坂道をみんなでのぼります。
結構歩いたけど、こういう細い道も情緒があってステキ。
これか? おっつ、これがお城か?!
と思ったら、これは市庁舎らしいです。
お城まではまだまだ〜〜
市庁舎前で説明を聞くメンバー。 とりあえず、ここで一息ついて添乗員の新川さんの説明を聞くメンバー。
まさか、ひさびさのガイドでこのとき新川さんが場所がわからなくなっていたとは誰も気付きませんでした。。。
やっと到着!ブロア城! やっと着きました!ブロア城!!
ここは外からの見学のみです。
フランス観光局からもらった資料によると、この城は「三部会室(ゴシック)、ルイ12世翼棟(15世紀)、フランソワI世翼棟(16世紀)、ガストン・ドルレアン翼棟(17世紀)」の4つの城で形成されているんだそうです。
城主の像。 城主であるルイ12世の像。
入り口上部に飾られています。
ルイ12世の紋章。 ルイ12世の紋章。
自分の身は自分で守る!という信条から、身を守る針を持つやまあらしが選ばれています。
ちゃんととげとげした毛に冠をかぶっているのがかわいいですねぇ〜〜
こっちのエライ人たちって、みんなこういう「自分を表わす動物」を持っているんだなぁ〜〜
いいなっ!!わたしも何かきめようかなーー
(ハムスターとか)

最後のお城はシャンボール城。ここも外からの見学のみ。
ここは16世紀にフランソワI世が作らせたもので、左右対称の天守中央にある螺旋階段は、仲良しだったレオナルド・ダビンチの作ではないかと言われています。

シャンボール城。 シャンボール城全景(だいたい)。
裏庭から見たほうが全体がよく見えるということで最初は裏側に回りましたが、このあたり(横のほう)から見たほうがキレイな気がします。

古城めぐりもおわり、今度はパリへと移動です。
今日泊まるのは、最初に泊まったのと同じホテル。
そういえば、最初にとまったときお湯の出が悪かったんですが、日本人の集団が他にも泊まっていてお風呂でお湯をがんがん使ってしまったためにホテルの湯量が減ってしまっていたんだそうです。
こっちの人はシャワーでさっと汗を流すだけなので、日本のようにお湯をたくさん供給する体制にないんだとか。
わたしはぎりぎりぬるま湯で頭まで洗えたけど、水風呂に入らざるを得なかった人もいたようで。。。
新川さんがホテルにかけあってくれたそうだけど、今日はちゃんとお湯が出るのかなー。
そんな話を聞きながら、戻ってきました、パリへ!
今日の夕食はホテルでのディナーです。

11月19日のよるごはん。 11月19日のよるごはん。
前菜はキッシュロレーヌ。
キッシュにホワイトソースを添えて食べるのは初めてだけど、これが本式なのかな?
11月19日のメイン。 メインはポーク。
やわらか〜い♪
ツアーでついてるご飯も、おなじものが続かないように工夫してくれてるみたいです(^^)
デザート。 デザートはミルフィーユ。
これがむちゃむちゃ甘いんだ!!!
上にかかってる白いやつが、多分お砂糖を溶かしたようなもの。
甘くて食べきれない人続出でした(^^;;

 明日はパリの市内観光とベルサイユ!
 ノートルダム寺院やルーブル美術館も行くし、パリの見所目白押しです!!
 ノートルダム寺院のあたりにレートのいい両替屋さんがあるとのことで、両替タイムも設けてくれるとのこと。
 そろそろ現金の残りが心配になってきたので(なんといってももともと75ユーロしか持ってきてなかったし)明日連れてってもらおうっと!(市内観光の時にも、きっとお土産を買ったりするだろうしね♪)
 あと、そうだそうだそうなのです!明日はいよいよボージョレが解禁なのですっ!!
 もしかしたらお昼ごはんの時にボージョレが飲めるかも?!
 解禁直後のパリの街ってどんななのかなー♪
 みんな朝からよっぱらいなのかしら?!(考えすぎ?)
 そんなワクワクを胸に、(お湯の心配のドキドキも胸に^^;)部屋へと向かったのでありました〜(明日へつづくっ!)


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