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| エジプト 〜 カイロ&ギザ&ルクソール July 2006 | |||
2日目&3日目は古都テーベだったルクソールです。まず初日はルクソール西岸観光で、「メムノンの巨像」、「王家の谷」、「ハトシェプスト女王葬祭殿」をそれぞれ観光します。ちなみにカイロからルクソールへはフライトで1時間です。朝4時半頃起きて、昨日と同じホテルのレストランでビュッフェ。昨日の悪印象に手伝って、代わり映えのない食事にあんまり気乗りしませんでしたが、まずはお腹を膨らまし、昨日同様不経済な大きな観光バスで、5時頃ホテルを出発しました。当然当たりはまだ真っ暗です。バスの中で夢の続き見ながら空港へ。ガイドのモハメッドさんもそのまま同行して、into the sky for Luxor。 まだ朝早かったせいか、ルクソールはカイロよりも涼しげな印象でした(その内にやっぱりそうではないということに気付きましたが)。ルクソール空港からは、10人乗りぐらいのマイクバスに乗り換えて(こっちの方が経済的ね)、しばらくナイル川沿いの道(アスファルトではなく、土の地面でやや細めの道でしたが、国道みたいな幹線らしき道)を快速に飛ばし続けました。ナイル川もかなり上流だからでしょう、日本で言えば2級河川ぐらいの細い川でした。ほどしばらくすると、まず最初の観光地の「メムノンの巨像」です。結構何もない平原にポツンと2体の巨像が立っているといった感じです。アメンヘテプ3世の像といわれ、本来はこの後ろに葬祭殿があったとのことですが、第19王朝のメルエンプタハ王が、自分の葬祭殿の建設のために壊して、石材を持って行ってしまい、この像だけが残されたらしいです。紀元27年に地震で向かって右側の像にヒビが入ったため、そこに隙間風が吹くと音が鳴り、すすり泣きのように聞こえたとのことですが、現在はもう修復されて聞こえなくなったらしいです。 ちなみに、このメムノンの巨像の後ろに見えているのが「クルナ村」や「王家の谷」です。メムノンの巨像の観光を終えると、再びバスに乗り込んで、いよいよ王家の谷の観光です。バスを走らせて行くと、まずはクルナ村が大きく見えてきました。結構カラフルな色合いで、マッチ箱みたいな家が幾つも点在しています。この村の住人は、元々は王の墓の盗掘のために集まった泥棒達の子孫とのことですが、家の壁には所々古代エジプトっぽい壁画が書かれたりしていました(ちょっとインチキっぽい絵の雰囲気がご愛嬌)。 クルナ村を通り過ぎると、その内にツタンカーメンの墓を発掘したハワード・カーターの家がありました。木で囲まれて家は見えにくいでしたが、結構大きな家で、あまり苦労したという雰囲気が伺えないのが微妙な感じでしたが。そのすぐ近くには、エジプト考古学者の吉村先生で有名な早稲田大学の探検隊の宿泊場所がありました。こちらはもっと近代的な建物(だったと思います。ちょっと記憶曖昧)で、同じ王家の谷の発掘調査隊でも、かくも違うかと、時代の違いを感じさせてくれます。 そこを更にやり過ごすといよいよ王家の谷の番です。駐車場には沢山のバスが沢山駐車していて、観光客も既に沢山居ました(もちろんピラミッドほど多くはありませんが)。初めにチケット売り場で、ガイドさんに纏めてチケットを買ってもらいました。元々の予定では、どれか1つの王墓を見学出来るということで、オプション料金を払うとツタンカーメンの墓を見れたので、ここは有無も言わさず申し込みました(ちなみに結局ツタンカーメンのほか2つ、合計3箇所の王墓の見学が出来ました)。 トレーラーを数珠繋ぎにしたみたいなカート(というかトロッコ列車みたい?)が何台かあり、それに乗ってしばらく行くと、すぐに下車しました。その間約100mぐらいかな?1分ほど。別に歩いてもイイんじゃない?って気もするのですが、サービスなのか、少しでも体力消耗するのを防いでくれているのか。でも帰り道の時はこんな距離でも結構助かって、これはこれで助かるなぁと痛感しました。 バスを降りてしばらく歩くと、王墓の固まっているエリアに到達しました。ここで初めに「ラムセス4世」の王墓の見学をしました。王墓の前でガイドさんの解説を受けた後で、少し階段を降りた所、王墓の入り口で守衛役の人にチケット切られて、いよいよ中に入りました。王墓内は撮影禁止なので画像を残せないのですが、思っていたよりも中は広く、初めしばらくは緩やかな下り坂でトンネルのように道が続いていました。壁の至る所には彩色鮮やかにヒエログラフの壁画が書かれていました。しばらくすると大きな大きな花崗岩で作られた石棺が安置されてありました。王家の谷の中では最大といわれるその石棺は、最初は柱か壁かと思ったほど大きな石棺でした。そこが玄室で、確か、その後ろにも部屋があり、そこに宝物が安置されていたらしいです。・・・と、ざっとこんな感じだったと思うのですが、すみません、この辺の記憶はちょいと曖昧です。王墓内見学を終え、王墓を出る所で、守衛役の人に、王墓をバック撮影してくれないかとお願いしました。念のためチップを渡してお願いすると、王墓の中に入った状態で、王墓ごと撮影してくれました。ラッキーだったのですが、後から思えば、お金を渡せば、初めからある程度王墓内も撮影させてくれたのかな...?っていう気もしました。 ラムセス2世の王墓の次はいよいよツタンカーメンの王墓です。ラムセス6世の王墓の地下に作られたため、未発掘のまま盗掘を免れた訳ですが、入り口自体はラムセス6世の手前にあるような感じでしたが、実際にはそこから地下に潜って行くので、正に地下王墓の状態でした。 ここでも同じように、王墓の前でガイドさんからこの王墓の説明を受けました。王の墓としては小振りなこの墓は、ツタンカーメンが突然の死を迎えたため、本来は王の墓ではなかった所に埋葬されたとか。実際に入ってみると、先程のラムセス4世のものと比べるとだいぶんこじんまりした印象です。少し急な階段を降りて行くと、直に部屋があります。これが前室と呼ばれる部屋で、儀式に使われた遺物が置かれていた部屋です。その奥にももう一つ部屋がありますが、右手にも別の部屋があります。こちらが玄室で、石棺ではなく、金を張った木棺が4重に重ねられていた中に人形棺が何重も重ねられ、最後に有名なツタンカーメンの黄金のマスクがあった訳ですが、今では、その内の1つの木棺がガラス張りのケースの中に置いてあります。その中にはツタンカーメンのミイラが今も安置されているとのことです。ちなみに、この玄室の右奥の方には宝物室があるのですが、玄室にふさがれる感じで、そちらまでは行くことが出来ませんでした。 ツタンカーメンの王墓の見学を終えた後は、もう1つだけ好きな王墓を見れるということで、ガイドさんのオススメを聞くとラムセス1世が良いとのことでしたので、そちらに行ってみました。こちらは、大きさはラムセス4世ほどではないですが、壁画の色合いが、それまで暖色系のものと異なり、青い寒色系の色彩で、またちょっと違った感じで面白かったです。それ以外の部屋の感じは残念ながらちょっと覚えていません。 王墓見学を終えると、元来た道をまた逆戻り。この頃はもうお昼近いので、かなり日差しがきつかったです。辺り一面は砂漠のような感じなので、一面真っ白で光の乱反射ですぐ焼けそうな感じでした。ちなみに、実際には砂漠ではなく、岩石と砂利だらけといった感じなのですが、岩肌を良く見ると化石がゴロゴロ埋まっています。この高台の砂漠が昔海か川の底だったのかぁと、何とも不思議な気分に襲われました。 さて、例のトロッコ列車みたいなカートに乗り、駐車場まで戻ると、またバスで移動です。今度は王家の谷の裏側の「ハトシェプスト女王の葬祭殿」に向かうのですが、その前に、花崗岩を使った石細工の店の案内されました。元々エジプシャンなミニチュアが欲しかった私は、前日のハンハリーリ・バザールで見つけられなかったお土産物をGETする意味でも期待感高かったのですが、確かにお望みのものはあったのですが、いかにも高値過ぎました。御影石で、石が良いから高いのだと説明してくれますが、別にいい石でなくていいから安いのが欲しいと思っていた私とでは、値段交渉にも至りません。例によって、「幾つ買う?二つなら1個当たり安いぞ」とか勧めるのですが、如何せん2個も3個要らないので、No
thank you。結局サービスのジュースを飲ませてもらっただけでバスに戻りました。そして今度こそ「ハトシェプスト女王葬祭殿」に向かいました。 駐車場でバスから降りると、遠くの切り立った崖の麓に、蜂の巣のような穴が見えます。それがハトシェプスト女王の葬祭殿です。また、崖の至る所に小さな穴のようなものも見えましたが、それは貴族や職人達の墓とのことでした。ここでは王家の谷と同じように、またトロッコ列車のようなカートが何台かあり、それに乗って近くまで行きました。カートを降りると、葬祭殿がもうかなり近くまで接近してきました。そこから歩いて行くと正面に階段がありますが、初めはそこを登らずに、ガイドさんから1階部分の壁画の説明を受けました。初めに向かって左側。こちらでは、アフリカの異民族がエジプトに朝貢に訪れた時の様子が描かれていました。ついで向かって右側。こちらにはハトシェプスト女王がアメン神から王位を授かった物語が描かれていましたが、ハトシェプストの姿が後世トトメス3世によって削り取られているところなどが残されていました。 ![]() 1階の壁画の説明を受けた後はフリーでしたので、2階へあがりました。ハトシェプスト女王を模した石像が柱を背に幾体も並べられた門を潜ると、中はテラスのような感じになっており、柱だけが残されています。真正面の所には穴があり、それが王家の谷に続く抜け穴になっているとのことでした。この後は元来た道を戻るべく、階段を降り、カートに乗って、バスの駐車場まで歩いて行きましたが、途中に売店が幾つか並んでおり、そこの店員が手に手にエジプト土産類を持ち、観光客に売り付けに来ていました。当然のように私の所に来ましたが、どれも聞こえないフリして無視していたのですが、最後の頃にちょっと手頃なミニチュアを売り付けに来た男がいました。3個で千円とか言って来ました。チラッと見ながら多少の興味を見せると、しつこく追って来ましたので、「10ポンド!(=200円)」と吹っかけてやったところ、初めは「20ポンド!」と値切ってきましたが、私が無視してバスの方へズンズン歩いて行くと、ついに「10!」と折れて来ました。「なぁんだ、折れるんじゃん」と思って念押しで「10エジプシャン・ポンド?」と確認すると、一瞬間を置いて小声で「10ダラー...」。 「ざけんな!」 ![]() 改めて無視してバスへ乗り込んでやりました。これで本日の観光は終了で、この後は昼食を食べに行きました。その晩宿泊する予定のホテル「メルキュール・ルクソール」から程近い、ナイル川沿いのオープンテラス的なレストランでした。 いつものパンと付け合せのような料理のほか、またバーベキューみたいなものが順番にサーブされました。ただこの時は食事の内容よりも。目の前のナイルが滔々と流れる様に目を奪われてしまいました。ちなみに遠くの方には王家の谷も見えていて、何だかルクソールを復習しているかのような感覚があり、結構満喫できました。 食事を済ますとバスに乗り込み、この後は金製品のお店に案内されました。ここでは金で作られたカルトゥーシュの製作即売を行っていましたが、さすがに金製品は高く、おいそれとは買えませんでした。一応銀製品も紹介してもらったのですが、こちらもなかなかのお値段で、流石に貴金属はそう簡単には買えません。それでも折角の記念ということで、一番安い金製品のカルトゥーシュを買いました。ちなみに、ここでは名前をヒエログラフで入れてくれるのですが、それが完成したら、ホテルに届けてくれるということで、お金だけ払ってお店を後にしました(後で確かに届きました)。 買い物も終えると、程近くのホテル「メルキュール・ルクソール」へ到着し、チェックインです。ホテルの雰囲気は思っていたよりも、そこそこゴージャスな雰囲気がありました。ホテルのロビーではパピルス絵画の即売などやっていました。思わず値段をチェックしましたが、そんなに値段は変わらない感じでした。部屋に入ると、部屋の中からバルコニー越しに、先程の眺めと同じように、ナイル川と王家の谷が見えていました。真っ白な太陽光線の中、ナイル川がどこまでも蒼く輝き、とてもイイ感じでした。 しばらくホテルのベッドの上で体を休めた後、近くのお店を探索に行くことにしました。バスでホテルに来る道すがら、道路脇に手頃な土産店があることを確認していたので、その辺を散策することにしました。ホテルを少し出ると、道路沿いにズラズラっとお店が並んでいました。当然のように、日本人らしき私の姿を見つけると、どのお店の店員も日本語で一様に話し掛けて来ます。それが、例によって「千円!」とかなら良いのですが、ここでは皆、私を店の中に引きずる込もうとします。店の中でジックリ交渉しようと思っているようなのですが、こちらとしてはどうにも不気味なので、断るのですが、中には腕をグイと掴まれて店に引き込もうとするので、とってもビックリでした。 そんな中、1軒シーシャーのお店を見つけました。ちょっと立ち止まって見ると、すぐに店員らしきが声を掛けて来ました。例によって「まぁ、入れ」みたいに店に押し込まれましたが、今回は欲しかったので入ってみました。「実際には使えなくて良いので、一番安い奴をくれ」旨伝えると、出てきたのは何と300ポンド!「ざけんじゃねーよ!」と思い、呆れ顔で昨日カイロで30ポンドで売っていたというと、例により「モノが違う!これはイイ素材なんだ!」とか何とか言ってきます。でも「ありえない。高すぎる」と言うと、「じゃあ幾らなら買うんだ?」と電卓を差し出すので、「30」と叩いてやると、今度はあっちが呆れ顔でまた「これはそんな安物じゃないんだ!」とか言って来ます。30ポンドでないとサラサラ買う気はない私は「じゃあ、もういいよ」と言って店を出ようとすると、店員は電卓を叩き直して「250」とか売って見せて「俺ならこれぐらいだ。オマエは幾らなら買うんだ?」とか言ってくるので、私はまた同じように「30」と打って「私はこれ以上お金持っていない」とか言うと「じゃあホテルについて行くから払えるだろう」とか言って来ました。「じゃあもういい」とまた店を出ようとすると、店員はまた電卓打って「180」とか呈示してきました。 実はこのやりとりを延々と重ねたところで、結局50ポンドまで値引きさせることに成功しました(一体300って何なんだ?!って感じ)。もうちょっと粘って30ポンドまで落とそうかとも思ったのですが、流石に疲れて来たので、千円ならイイかと思い、そこで手を打ちました。でも後から考えれば、やっぱりハンハリーリ・バザールで買えば良かったと、ちょっと後悔してしまいました。 お土産物も買い、ホテルに戻ると、夕食までまだ時間があったので、少しだけホテルのプールで水浴びしました。折りしも午後の日差しの強い時間ですが、例によってとても乾燥しているので、水着姿で日陰に入るとちょっと肌寒く、水に浸かるとかなりブルッと来ます。でも水に入っている間はそういうことは感じないのですが、水から上がるとまたブルッと来ます。日陰に入って風も吹こうならガタガタ来ちゃいます。ホント、エジプトのこの乾燥した空気は不思議なものです。ただ、この時プールでは、エジプシャンらしき若者達が、我が物顔にプールを占領してボールゲームなどしていたので、残念ながら余りプールを楽しむことは出来ませんでした。 プールを終えてしばらくすると晩御飯の時間。今日はホテルのロビー階にあるレストランで食事でした。ここではコースメニューからアラカルトで選ぶプリフィックスメニュー式の食事でした。私はお魚のコースでエビのグリルを頼んだのですが、実は後から思うとこの選択は大変ミスだったようで、帰国してから脱水症状になったのですが、どうもこのエビの可能性が高いようでした(他には心当たりがないので)。なるべくエビは口にしないようにしましょう。 この日はこれで終了で、翌日の神殿観光に備えて、ゆっくり休みました。 (⇒続く) |

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