Guitar Speaker Cabinetの製作(工事中)
| このページでは、キャビネットの製作について、私自身の日記形式で紹介を行うものであります。キャビネットの製作法について詳しく述べているわけではありませんので、大して参考にはならないかと思います。 ここでは、キャビネットを自作するのは、こんな苦労があるのだということをお伝えできればと考えております。 このPageについて御意見等ございましたら伝言板又はMailにて御連絡頂きますようお願いいたします。 Guitar用Speaker Cabinetの製作について 現在使っているSpeaker Cabinetは、Altec
LancingのER12SというSpeakerで、簡単にいうとEVM12SのOEM製品だったりします。それ一発を、Closed
Cabinetに入れて、Bassreff portも作ってみました。素早いPicking Responceや、Middle
Rangeの特性がとても満足いくものでした。また、18mmのPine材をFinger
Jointで組み、Baffleは21mmのRawn合板、Backpanelも21mmのRawn合板に補強桟を付けて、かなり頑丈にしました。その結果、かなりのBass
Rangeも再生してくれるようになりました。(その代わり恐ろしく重くなりましたが) というものの、EVM系の高効率Speakerは、High
Rangeまでならしきろうとすると、どうしても大音量にならざるをえないので、しがないマンション住まいとしては、埃をかぶせる毎日となっています。 というわけで、なんとか、小音量でもそれなりに良いSoundを出してくれるCeletion系のSpeaker
Cabinetをもう一つ作ろうということになりました。 他にも、最近製作した3 Channnel
AmpもEVM系だとちょっと音が硬くなるというか、線の細さがそのまま出てしまうような感じになるため、ここはCeletion
Vintage30あたりで、定番のSoundを手に入れてみようとも思います。 さて、話変わって筆者は今マンション住まいなのですが、このマンションでは、住民の規約上で、「電動工具の使用禁止」が謳われています。なんとルーターはおろか電動ドリルすら使ってはいけないとか。このような状況でいかにしてSpeaker
Cabinetを作成するのか、そこがポイントとなるわけです。 製作にあたっての基本方針 製作にあたっては、 1)工具は極力使用しない。 2)なるべくコストを抑える
材と材の接続方法は、桟を使います。桟はPine材18mm各のものを使います。これは上記のサイトですと、良いサイズがないのと値段がはるものばかりなので、近所のDIYショップで安いもの(松集成材とか)ですませようと思います。 さて、実際の製作では、もう少しコストを抑えようということで、面取は自分で行うこととし、丸穴加工の要るFront
Baffleを上記のサイトで注文することとし、それ以外はDIYショップで買いに行くことにしました。買ったのは、メルクシパイン集成材の1800mmX300mmX18mmの板一枚、これで約2,200円、あと
600mmX400mmX18mmの板一倍、約850円、これで、 まず、Sideの板両方に補強用の桟をボンドで取り付け、その後、Top,Bottom
をSideに取り付けます。集成材の場合、木目によって反りが生じます。ですので、この反りを修正するために、補強桟をボンドでしっかりと接着し、乾くまで重量物でしっかりと押さえつけます。また、組んでいくと特に補強桟は寸法が合わなくなってきます。これは、加工時の誤差によるものですが、仕方ないと考えてください。むしろ大きめ(長め)に加工してもらい現物にしっかりと合わせましょう。 おおまかな設計図としては以下のとおりです。寸法は上記を参考にしてください。
木材の選定のポイントについて 今回メルクシパインを使いましたが、これって北欧産のパインと比べると少し柔らかいように感じました。そのため加工は大変ラクです。北欧パインは削ったりするのが非常に大変だった覚えがあります。パインなんてどれも一緒だろうと考えていましたがそうでもないようです。 その他、木材を選ぶ際のポイントですが、やはり反りがなるべくないものを選ぶ方が加工がしやすいです。上にも書きましたが、製作の途中で反りは発生してきますので、あまり拘る必要もないのですが。一方、反りのある板を補強桟で強引に反りを修正すると、木材にテンションが常にテンションが発生し、音に張りがでる。などというオカルトな説もあるようですが、実証をしていないので、なんとも言えませんね。あと、選ぶ際のもう一つのポイントですが、後々鉋や鑢で多少の寸法調整を行うことになるので、切断部に節がないものを選ぶor切断部に節がこないように切断加工をお願いすることも大事です。節部分は非常に硬く、鉋がけや鑢がけで苦労するはめになります。 また、バッフルに、ラワンランバ−コア合板18mmを使用しましたが、これも失敗でした。というのもランバーコア材というのは、集成材を薄い化粧板で挟んだ物ですが、全体の強度は申し分ないのですが、化粧板自体が柔らかく、表面にネジ止めをしようとすると、ネジが沈み込んでいきます。今回はTナットを用いたので問題は発生しませんでしたが、バッフル板としては使用市内法が良い材でしょう。他に比較的入手しやすいのはラワン合板ですが、 DIYショップだと、ラワン合板は、品質がいまいちのものが多いので、やはり (株)田口製作所のバーチ合板が良いかも知れません。 とりあえずの完成 そんなこんなで完成したのが下の写真です。トーレックスは余ってたスムースブラウンを、ハンドルは、GarettAudioさんで買いました。金具がゴールドしかなかったのですが、ブラウンにマッチングしててなかなかいい感じです。
![]() まだ全開運転はしていませんが、バスレフポートキャビということもあり、以前に製作したものとあまり印象が変わらない感じです。抜けが少し悪いのかな、という気もします。もう少しいじる必要があるかも知れません。場合によっては後面開放とかかな。 とりあえず、軽いキャビネットができましたが、結論からいうと、木材はもう少しお金をかけた方がよかったかも知れません。上にも書きましたが田口製作所さんでバーチ材というのが賢い選択かも。次はバーチ材に挑戦したいと思います。 また、今回は、フィンガージョイントをしません(できなかった)でした。そのため補強桟を付けました。まだ全開運転をしていないので、どちらがよいかはまだ結論付けられませんが、小さい音量ではやはり差はないようです。そもそもフィンガージョイントの利点は強度ですが、小寸法の場合、フィンガージョイントでなくても強度はそれほど必要となりません。4発箱くらいになるとフィンガージョイントでないときついでしょう。または補強桟を太くするという方法もあるかも知れません。補強桟を使うことのデメリットは、実は容積の変化にあると考えています。本来フィンガージョイントならば、キャビネット内の容積は単純に内寸法によりますが、補強桟を用いると、その分さらに容積は減少することになります。強度を増すために補強桟を太く大きくすると、どんどん容積は減っていきます。この差は意外と大きいのではないかと考えています。特に小寸法の場合容積の変化は大きな影響を及ぼします。ですので、フィンガージョイントを用いない場合は、補強桟の分の容積変化を考慮して、若干大きめに作ることが必要なのかも知れません。 次回製作予定は、12インチ1発のコンボを予定していますが、構造上、上部板とサイド板の間に補強桟が取り付けられないので、代わりをどうしようかと今思案中です。やはり理想はバーチ材でフィンガージョイントなんですが・・・なんとかトリマの類を使用せずにフィンガージョイントできないものでしょうか・・・
あと、Bogner CubeっぽくしようとしてFront Baffleの取り付け桟を前面につけたのですが、なんとサランネットが付けられないではないですか!円形のスピーカーグリルしかないのだけど、やっぱりネットの方がしっくりくるような。いいアイデアないでしょうか。
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