都留での生活

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都留市の概要

 都留市で新たな生活を始めようという人にとっては、とても都留市の情報は貴重なものであると思います。

 まず第一にお伝えしなければならないのは都留市はとても田舎(注1)だということです。これは注意が必要です。「田舎暮らしなんてとても無理」と思う方は早めに考えなおした方がよいでしょう。

 しかし、そうは思っても四年間住んでみると意外に愛着がわいて、田舎暮らしもいいかなと思ってしまう人も数多く存在します。管理人もその一人です。選択は個人の自由ですが、実際都留市にきた時に「聞いてないよ〜」という叫び声が聞こえぬようにこのサイトはあるといっても過言ではないでしょう。田舎ということを乗り越えた上で、都留市とはとても魅力な町へと変貌しますし、田舎が好きという方にとってはその要求にしっかりとマッチする素晴らしい場所でしょう。


つるぶんの隣にある合同庁舎、遠くには新しく出来た都留文科大学前駅みえる

 人口は約三万四千人、その中で三千人ほどをつるぶんの学生が占めています。標高は約500mで山に囲まれた自然豊かな土地で、リニアモーターカーの実験施設もあります。
 また物価も安く特に水道料金は日本一安いレベルで、かつ市販されるくらいおいしい水です。生活もしやすいと言えると思います。

 新宿まで電車で最短一時間半〜二時間ほど(車なら一時間ほど)で、都心とほど良い距離感を保っています。山梨県は観光資源にとても恵まれた土地ですが、名だたる名所(富士山、山中湖、河口湖、富士急ハイランドなどなど)を巡るには都留市は絶好のポイントです。都留市自身にも文化的歴史的に価値のあるものが数多くあります。

 注1:某牛丼チェーンが都留市に出店したときに、「都留も開けたなぁ」と地元の住民の方が感動されていました。つまりそんな感じです。

                                                   
                                       
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衣食住について

制作中
                                       
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自然と気候
                               
2002年度入学 三輪悠貴さん


山多し都留市

 山梨県は山が多い県です。それは日本一の山、富士山が近くにあり太古大地が隆起した結果といえます。山が多いということは同じくして木々も多いという事でひいては野生生物や植物が多い自然豊かな土地であるということにもなります。


山の先に山があって、その先にも山が…

 山梨県の東部に位置する都留市も例外なく、小さいですが山が多いのが特徴です。しかし都留市には山だけでなく、市を縦断する形で「桂川」と呼ばれる水量豊かな河川が存在します。水質も良好で、水生生物が数多く存在し許可を取れば釣りも楽しめるのです。


桂川(相模川)

 今回ここでは大学周辺の山について紹介します。大学は西から南、東にかけて山に囲まれた場所に位置しており、その山の森や林には様々な生物が生活しているのが確認されています。


 大学を取り囲んでいる山は「楽山」と呼ばれており、近辺の人々にも親しまれている山です。大学の東側には楽山公園という小さな広場があり、その近くにはムササビが生息していることが確認されています。私も一度ムササビが滑空している姿を見たことがありますが、予想以上に体が大きく迫力のある姿をしています。大学近くの林の中で野生動物にあえるという環境はとても珍しく興味深い部分でもあります。

 また都留市は山が多く気が多いので四季の移り変わりがはっきりとしていてそれを見るのも面白いです。現在は冬になろうとしているので山は紅葉が盛んで10月ごろならばとても見ごたえがあります。冬は雪が関東近辺にしては多く降り、雪で遊ぶこともできます(注1)

 春になれば町の中に多く桜が植えられているのでとてもきれいで花見なども楽しめます。

 夏は全国でも一番になるくらいに気温が上昇するのでそこは少しつらい部分でもあります(注2)。でも、青々とした木々はさわやかに香り夏らしい気候ではあります。

 このように見るもの多く、視覚的に自然を1年を通して楽しめるので散歩などを楽しむのも一興です。


編者注
注1 雪は日本海側とは比べ物にならないほど降りません。しかし、一端降ると気温が低い為にカチガチに氷つき困りものです。気温は標高が高い(500mほど)為,、最低気温はマイナス10度を下回ることも、しばしばあります。

注2 40度近くの日が続くこともあります。

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歩いて行ける富士山

      

 山梨県といったら一番メジャーなものが日本最高峰の富士山です。中でも秋、冬の富士山は一つだけ雪で覆われていて、まるでレアチーズケーキのように見えて表情豊かなものです。山梨県に住む以上この富士山はたくさん見ておきたいものです。

 しかし、残念なことに大学付近では富士山の威光を拝むことができません。都留市はこの富士山が隆起した影響を大きく受けた土地で、小型ですがいくつもの山々が点在する場所です。富士山は都留市のおよそ西に位置するのですが、大学付近の土地の西側には一つの山が大学を囲むようにあり、ちょうど富士山は隠れてしまい見えないのです。

 山梨県で富士山があるのは都留市の西側にある、富士吉田市です。しかし、隣の市といえども結構離れているため、歩いていくというより電車などの移動手段を用いて富士吉田市に行くのが普通で、やや手間やお金がかかってしまいます。



 せっかく山梨にいるのに富士山が見えないなんて残念、と思ってしまいますが実は富士山を眺めることは都留市でも可能でしかも歩いていける距離で見ることができるのです。




 この場所は都留市駅の近くの国道で撮影した富士山です。この先にはホームセンターなどがあり、買い物に行くことも可能な距離です。徒歩で大体10〜20分といったところで、晴れた雲のない天気のいい日なんかに散歩がてら富士山を見てみるというのも一興ではないでしょうか。




 こちらは頭が少しだけですが、富士山が見える都留市のある場所です。ここは高速道路の側道で、都留市立病院に向かう途中の道です。ここは都留市駅を北に住宅地を進んだ場所であまり大学生は通らないかもしれませんが、もちろん歩いていける距離にあります。都留市散策などでうろうろするときにふと見上げるのも良いかもしれません。


             

 この写真は他の2枚と違って歩いていくには困難な場所のものです。テーマに反するのですがここは都留市よりさらに富士吉田市に近い西桂町で撮影した富士山です。この場所まで来るには原付バイクなどの個人用移動乗り物必要になっていますが西桂町まで来ると富士山はよりきれいに、雄大な姿がより大きく見ることができるようになってきます。

 もしバイクなど持っていればここまで見に来ることもできるし、ちょっと遠出して富士吉田市でより間近に富士山を見ることもできます。


                                       
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市民との交流


 都留文科大学で過ごす魅力の中でも、最もかけがえのないものが市民の皆さんとのお付き合いだったように思う。

 つるぶんの学生は、ほとんどが県外出身者であり、入学当初は心細いものである。ホームシックから、軽い鬱状態に陥ってしまう人もいる。しかし、小学校の校区ほどの範囲に、これもまたほとんどの学生が住んでいる為、寂しい者同士、終電など気にせずに飲み明かしたり、語り合ったりできる。

 人口三万とちょっとの市の中で三千人もの学生が、半径二キロほどのなかで密集して暮らしている。この環境の中で市民との交流がない方が異常である。大家さん、隣人、商店街、市内の飲食店、スーパーマーケットや本屋の店員、アルバイト先、学校の職員も、皆同じ都留市民で、ときには怒られ、ときには励まされの四年間であった。

 アパートの隣は昔ながらの商店で、苦学生の私は非常にお世話になった。ゴミの出し方の事や、夜騒ぎ過ぎたりすると怒られるのだが、買い物にいくと「お兄ちゃん、自炊するなんて偉いねぇ」と言いながら、野菜をまけてくれたり、「もってきな」といってタダでいただいた。こういった話は商店に限ったことではない。道を歩いていれば、農家の方に「お嬢さん、水菜はいらんかね?」と聞かれ、答える暇もなく手に握らされている。

 アルバイト先の社長にもお世話になった。その社長に誘われて行ったバスケットボールサークルの皆様にもよくしていただいた。バスケの後の打ち上げでは、好きなだけ飲み食いしても毎回タダみたいなもので、お祭りやバーベキュー、ロックフェスティバルにも連れてってもらった。このサークルに参加するようになってからの二年間は、あっという間だったように感じる。バスケットボールは当然楽しかったのだが、無意識に追いかけていたのはカッコいい大人達の背中だったように思う。

  
富士吉田市の伝統的なお祭りの火祭りや、DJイベントにも連れってってもらいました(回しているのがバスケットボールサークルのメンバーの方です。若いっす)。

大学の中でも先輩後輩や、教授など立場の違う人との交流で学ぶことは山ほどある。しかし、大学の中だけではわからないこともいっぱいある。バイト先で社会人と交流する機会は、他の大学でも山ほどあっても、ここまで温かく見守ってくれることは少ない。このまちで学ぶことの魅力は、人口四万にも満たない市にある公立大学という特殊な環境と、フレンドリーな気質の市民の方々によって生み出されている。


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